思い通りに伝えられない
私の言いたいこと、伝えたいことが、相手には高飛車、上から目線で伝わっているみたいです。怒っていないのに直ぐに怒っている口調になるみたいで、人が離れていって初めて気づく次第です。しかし私はただ自分の思った素直な思いを伝えているだけなのに…挙げ句の果ては言い訳にも取られています。人と話すのが怖くなってきています。でも仕事しないといけません。どういうことに気をつけて自分の思いを伝えられるのでしょうか?彼氏ともこのことでよくケンカになり、一緒にいるのが苦痛に感じてしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「伝わる」ために、「考える」
おしゃかさまという方は、「対機説法」といって、相手の立場、目線
いまのこころの状態など、事細かに観察して、その方に
必要な言葉を吟味して教えをお伝えに成られた方です。
言いたいことや伝えたいことというのはストレートに言う場合、
聞いている人の立場を無視してしまう傾向があります。
相手に伝えるには「伝わる」ように話さねばなりません。
元NHKラジオアナウンサー、村上信夫氏は、
「伝える話し方、伝わる話し方に正解はないと思います。
大事なのは、『考えること』です。」と仰います。
相手が、あなたの言葉を「痛々しく」受け取っているならば、
やはりそれはなぜかを考えることが大事なのだと思います。
そのうえで、村上氏は「やさしいことばの種を撒くきもち」が
大切だと仰られます。
あなたのもっとも言いたいことを、優しいきもちで言い換える。
言い換えなければならないの?と疑問に思うかもしれません。
大事なのは「真意」です。
失敗の確立は90%です
と
成功する確率は、10%あります
で、同じことを言っているのがわかりますか。
これが言い換えです。これを「考える」ことが、「伝わる」ことに
繋がるのです。
この「努力」が、あなたを更に素晴らしい人へと
一歩を進ませるのだと思います。
こうしてご質問したこともひとつの「考える」です。
質問者からのお礼
早速のご回答、ありがとうございました。
「考える」ですか…相手の立場や気持ちを
考慮して話をしていたつもりでしたが、私の配慮が足らなかったということですね。
思い返してみて、考えてみたいと思います。
また迷いましたらよろしくお願いいたします。