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近所に住む苦手なお客さんに来てほしくないです。②

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

引き続きの質問は、あたらしく投稿をするとよいと教えていただいたので、2回目の質問を投稿させていただきます。

前回の質問にお答えいただきありがとうございます。
内容は先に投稿した質問やその後の回答の通りです。

● もし、機会があったら、一緒に住まわれている方がいらしたときに相談してみようかと思いますが、どうでしょうか。なんと言って相談していいかもわからないのですが、危険でしょうか。

上記が、引き続きお伺いしたいないようでした。

また、毅然とした態度でいたくても、動揺しやすく困っています。
考えないようにしても、ふと思い出しては、いつ来るかと不安で、同時に猛烈な怒りを感じて、手や頭首が震えます。

このような怒りや不安を抑えて、平常心でいるためのアドバスなどあれば、よろしくお願いいたします。

たくさんの質問をお受けになられて大変なことと思います。
2回目の質問を控えようかとも思ったのですが、チャイムが鳴るたびに嫌な気持ちになってしまって、アドバイスをお願いしたいと思った次第です。

何卒よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お相手を一人の人格とみることは出来ませんか。

 まず、一緒にお住まいの女性(叔母様、お祖母様でしょうか)に、この方の行動を相談することは効果てきめんの可能性がある一方で、「告げ口しやがったな!」というような展開も考えられます。ある程度リスクを覚悟される必要があると思いますので、この方法はもう少し控えられた方が良いような気がします。
 対象の男性を「気持ち悪い」「吐き気がする」云々とおっしゃっておられますが、仮にもお客様です。お客様に対して持つ感情としては如何なものでしょう。
 世の中にはいろいろなお方がみえます。お店を経営されておられるのですから、「お客様にはどうあっても真摯に対応する」のが大原則だと思います。
 確かに今の時代「金出す方が偉い」「金出しゃ何してもいいんだろ」といった風潮を感じないわけではありません。でも、現実にお金でもって世の中が動いていることは事実であり、坊さんもその社会にどっぷりと浸って生きています。
 当方もご縁を遠慮して下さいと御願いしたお方が、かつてみえます…ただ、その理由は他の御参詣のお方に迷惑となる行動をされたからでした。当方への直接のいろいろなご意見などは、甘辛・硬軟取り合わせ有り難く頂戴するように致しております。
 あなたのおっしゃるそのお方は、間違いなくお客様です。その点だけはどうかお忘れにならないで下さい。
 ツライことは又こちらでご相談されたらいかがでしょうか…多くの同じような思いのお方がきっと「わかる、分かる、その気持ち…」とおっしゃって下さいますよ。
〈追伸〉…坊守(妻)に尋ねたところ、『防犯カメラ(安価で、工事不要の物があります)を設置し、その方とのやりとりの映像を旦那様にみてもらう。その判断で、我慢するか、又は警察に相談するかを決定する』…如何でしょうか。
 

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

再びのアドバイス、ありがとうございます!

リスクを考えて、同居の方に相談するのは控えます。

一人の人格としてみる、というタイトルを読み、ふと、私は男性のお客様が怖いんだと、自分なりに気づきました。

女性のお客様でも、プライベートに踏み込んでくるという点で似たような方はいらっしゃいますが、ま~、そういう人もいる、と思うだけで、今のところ女性のお客様に対しては、怖い、気持ち悪い等とは感じません。

以前、別な場所の路面店で営業していたとき、非常に怖い思いをしたことがありました。店を閉めるのに、シャッターを半分しめて、ガラス戸(手動)の手前には箱のようなものを羅列して置き、店内を掃除する前に、ひとまずトイレへ行きました。スッキリした気分でトイレから出てきたら、店内のカウンターの前に男の人が立っていたことがありました。

当時、たまにお店に来て、仕事を頼むわけでもなく、ご自身の話をする、言葉や声に威圧感のある男の方でした。元気かなーと思って、とおっしゃってました。血の気がひきました。 お店終わりなのでお帰りください、と何度も何度も言って、帰ってもらいました。 半分閉めたシャッターと戸の手前に置いた箱の間、この50cmくらいの隙間を、体をくねらせ、箱を大股でまたぎ、戸やシャッターに肩や腕をガタガタとぶつけながら出ていかれました。同じように入って来られたのでしょう。店じまいしててもわざわざ入ってくる人がいるんだと知りました。

この時の方と、今来られる方、違う人です。少なくとも、お金を払ってくれます。 違う人なのに、私のプライベートに踏み込みこもうとする、ご自身に関する長い話、横柄な雰囲気、似てる話し方、男性、この共通点だけで、この時の恐怖を無意識に重ねてしまっていたのかもしれません。

お客様を、ひとりひとり見ていたつもりでしたが、男性、女性と大きく分けて、同じことでも、それぞれに感じ方を変えていたのですね。申し訳ないことをしました。

夫も、直接的な危害がないかぎり、こちらからはアクションはとれないと思うと言いますし、そういうことが起きないことを願いつつ、他のお客様と変わりないように対応したいと思います。 アドバイス、ありがとうございました!

〈追伸〉先ほど読みました。防犯カメラ、入口付近に設置しておりましたが、中の商談スペースのようなところにも設置したほうがいいかな・・と思い始めました。かなり前から何かのためにと、音声レコーダーは準備してたのですが、いざというときに、動揺して操作忘れちゃうんですよね・・。商談スペースにもカメラ設置しようと思います。奥様にもアドバイスいただき嬉しいです。ありがとうございます!

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