罪
私は、妻と娘を裏切りました。圧力に負けてしまい心の弱さから他の女性と関係を持ちました。離婚してから、罪の意識が消える事はなく、日々苦しみしかありませんでした。そんな中、どうすれば償えるのか、どうすればこの苦しみが消えるのか、仏教を独学で学びました。因果の応報、この世は無常…それらを知った時は心から楽になりました。因果の応報でどうして他の女性に逃げたのか原因を探りました。自分のいたらない面、弱さ…醜い面とひたすら向き合いました。それらを知り自分を律しました。またこの世は無常である事は人の心も移ろいゆくもので、自分を正し、妻が戻ってきてくれるのではないかと期待していました。その時点でダメなのでしょうが…ですが努力が報われたのか妻が戻る事を考えてくれるようになりました。本当に嬉しく思い、気を改めこれからは妻と娘のために精一杯幸せにしようと心に誓いました。ところが、そんな思いも虚しく結局戻る事は叶いませんでした。戻るにあたって、妻の周りの方々が、そんな男と戻るなんてバカげてると言い妻から離れていきました。ご両親も戻ったら縁を切ると言われ…妻にとって娘の幸せを考えた上で私と戻らない道を選びました。当然の報いであり私はこの応報を真摯に受け止めました。ですが心の底にいる私は…妻と娘を幸せにし愛情溢れる家庭を築きたい…という思いが消えません。執着してはいけないと自分を律し、瞑想で悲しみを落ち着かせますが、抑え込むほど悲しみが強くなります。現在そんな想いを持ちながらも、前に進まなければと思っています。別の女性と再婚し家も建てなければと…年齢的に人生を立て直す事が難しくなってくると思ったためです。
償いとして、正しく生きる事。そして、親に捨てられた子供を養子にとり1人でも助けてあげたい…娘を幸せにできなかった償いの意味も込めて、捨てられた子に全身全霊で愛情を注ぎたいです。今この世に生きて生かせて頂いているこの世界に感謝を込めて自然環境保全団体に入り善業を積みたいと思っています。ですが…悲しみが消えません。辛く悲しく妻と娘を思うと涙がこみあがり申し訳ないとひたすら謝罪する日々です。私は地獄にいくでしょう。ですが生きてる間は二度と誤ちを繰り返さず正しく生きたいと思っています。妻と娘のために。苦しいです。人生を台無しにされた妻と娘は私の非ではないと思います。2人の心を案じない日はありません。
有り難し 11
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