回答した質問
犀の角のご投稿唯一人歩め
月並みなことですが、「人は1人生まれ、1人死に往く」ことは揺るがざる真理であると、私は考えます。しかし、この世で生を受け、現実を生きて行くことにおいては、家族をはじめ様々な出会いがあり、別れもあ...
母の遺徳を偲ぶ
お母様の逝去、心よりお悔やみ申し上げます。
恐らく、お母様は慈愛を持って貴女を育て上げてくれたのだと拝察します。さて、仏陀釈尊は「一切は苦である」と、説かれました。すなわち生、老、病、死の四苦...
一日一日の大事に積み重ねましょう
現在何事もなく生きていることが、今後も不変に続くとは限りません。それは老若男女、身分立場の区別なく、生ある万物はいずれ死に到るものです。「人身受け難し」というように人に限らすこの世に存在するもの...
如何なる立場から考察するか
龍樹の著したとされる「中論」をご存知でしょうか?質問者様の懐かれる疑問について、それを解決に導く鍵があると思います。その中において龍樹は一貫して空性を説きます。私自身、仏教の本質を明らかにする究...
死の恐怖を持つのは当たり前のこと
質問者様は身近な人が「死」によって離別したことを「我が事」に感じていることでしょう。現代のように高度な文化文明が発達している上京においては、「他人事」に感じているひとも多数おられると思います。し...
行いを反省しこれからの人生に生かすこと
人は意図の有無に関わらす、良いこと、悪いことを行います。周りに流されることもあれば、自己の利害によって行うこともあるでしょう。とかく人は様々な行為の後、あらためてその行為の善悪を、「やって良かっ...
忍辱とはプライドを捨てること。
忍辱とは、自虐、他虐について無条件に堪え忍ぶことではありません。
これらについて盲目的に受け入れ、それが漠然とした果報につながることを思うならば、単なる「苦行」、「苦役」であり、何の意味も成さ...
自身の智慧を深めるものと思うならば独習も亦可也
質問を拝読しました。質問者様が梵字に関心をお持ちであるのなら、とりあえずは独学で書写・学習しては如何かと思います。私も真言宗の系列大学の講座にて悉曇、サンスクリット語を少しばかり学びました。その...