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私は死後どうなるのでしょうか?

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有り難し有り難し 21

前回有償著作物を無償で入手したことについて相談させてもらったものですが、仏教的にはたとえそのように入手した作品を削除しても窃盗として五戒に背いたことになるのでしょうか?
また、この罪を帳消しにするほどの善行をしたとしても地獄に落ちてしまうのでしょうか?
その事が恐くて恐ろしくて、何をするにしてもその事ばかり頭から離れません。自首するにしても追い返されるそうなのでどのようにすれば私の心が解放されるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫

阿弥陀仏はあなたを救うと誓ってくださっていますから、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えれば、地獄に落ちる心配はありません。
どうぞご安心ください。
一方で、過去の罪についてこの世でしばらくは思い悩むくらいは、仕方ないと思いましょう。
故意にやったのなら、一応は盗みです。
盗んだ物を削除したとしても。
どうか、この苦しみや悲しみを、今後の人生でさらなる罪を重ねないための「お守り」、他人に優しくなれるための「パワー」に変えてください。
ただ、過去は過ぎさりもうない、未来は未だ来たらずまだないのです。
妄想雑念にとらわれ、思考の堂々巡りになると、ストレスの原因になります。
今考えなくてよいことは今考えないように、注意しましょう。
南無阿弥陀仏で人生のハッピーエンドは確定。
だから大丈夫です。

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有り難し
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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行いを反省しこれからの人生に生かすこと

人は意図の有無に関わらす、良いこと、悪いことを行います。周りに流されることもあれば、自己の利害によって行うこともあるでしょう。とかく人は様々な行為の後、あらためてその行為の善悪を、「やって良かった」、「失敗した、後悔した」と自己評価するものです。もちろんこれらは各人各様の差があり、軽く受け止める人、重く受け止める人がいます。しかしながら行為の結果は最後にはそれを行ったその人自身に帰結し、場合によっては世間の判断によって自身のみならず周囲にもその影響が及ぶことはしっかりと心掛けておくべきです。最近のネット動画の炎上騒動はその一例と言えるのではないでしょうか?
質問者様は今回の行いに対して恐らく大きな過失をしてしまったと後悔しておられる様ですね。ならば今後は今後は繰り返さない気持ちを片時も心から離さないように心掛けていってください。
今回の件について、死後の行く末を案じているようですが、一先ずそれは棚上げにしておき、これからは今回の一件を挽回することを考えましょう。自分を甘やかさず、人を傷つけす、人生への目標もって日々を送ってください。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

願誉浄史様、ご助言ありがとうございます。私は自分の行為が違法と知らなかったのです。善悪の判断がつかないほど幼稚でした。これからはこの事を深く反省し日々を生きていこうと思います。
寶川良隆様、ご助言ありがとうございます。これからは一日一善以上を目指して日々努力していこうと思います。死んだ後のことは神様にお任せしようと思います。

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 3
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死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ