父から酷い仕打ちをうけた妹が可哀想。
初めまして。どうかお知恵をお貸しください。
私には同居している、未婚の可愛い妹がいます。
先日妹と父が喧嘩をしました。
妹が泣きながら家を飛び出して行ったのを目撃した私は、父から喧嘩したことを聞かされました。
父の言い分、喧嘩の内容はこうです。
彼氏との交際にお金を使いすぎている。
父親に対して酷いことを言った。
だから顔と腹を殴った。
妹の顔と体は痣だらけです。
妹の気持ちを考えると、本当に辛くてなりません。
妹が父に何と言ったかは分かりませんが、ただ感情に任せて殴る父に憤りを感じました。
私は妹の交際費は普通だと思います。
しっかり貯金もしているようですし、彼氏に貢いでいる訳でもありません。
強いて言えば、彼とは遠距離恋愛なので、交通費はかかっていると思います。
しかし成人していて正社員の妹のお金なので、親がそこまで介入する必要があるのか?と私は思います。
人の幸せはそれぞれだし、父の幸福論を暴力で押し付けるのは、見ていて心が痛いです。
妹の為に言ってやってる、と言う父ですが、妹の為を思うなら、顔なんて特に殴ってはいけないと思います。
父は何故そんなにも感情的になり、殴ったのか。私なりに沢山考えました。
結婚するかもしれない妹への、淋しさや執着から。
と言うのが私の思うところです。
父は私の言葉など耳には入りません。
私が諭せば、いつも分かったような口をきくなと、聞く耳を持ちません。
父を諭す者は誰もおりません。
そう思うと、父も哀れに思います。
しかし嫁入り前の娘の顔を殴ることは、許せません。
私はそれを許す程、人が出来てません。
きっと寂しいだろう父に、ここ数日は冷たく当たってしまいます。
しかし、せっかくのご縁で巡り会えた家族ですから、私は妹にも父にも幸せになってもらいたいです。
妹は度重なるショックな出来事に、大変心をすり減らしています。
このままでは妹は精神的に病んでしまいそうです。
私は父と妹に、どうしてやることが最善だと思われますか?
どうかお知恵をお貸しください。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親であっても、暴力はいけません。
お父様と妹さんの間で悩んでおられるご様子、大変辛い事であると拝察致します。
私個人の私見ですがお答えさせて頂きますね。
親が子供に暴力を振るう事で教育として効果があるのは、
子供がまだ幼く事の善悪や危険を解らないときのみであると思います。
火遊びなど命の危険に通じるときなどは親は幼い子供に頭以外の身体を叩いて教える必要がある時もあるかと思います。
でも、もう中学生以上になってからの叩いての教育の効果は大変疑問に思います。
むしろ親に反感や不信感を抱き逆効果なのではないかと思います。
娘とはいえ女性の顔を痣ができるほど叩くのは現在の日本では犯罪です。
うしとらさんも、お父様に冷たく当たるとの事ですが、自然な気持ちではないかと思います。
正直に、いくら娘のためを思ってと言う理由でも若い娘の顔に痣を作るほど叩き、これから子供を育むであろう腹を殴る人は…嫌いだ お父様にそうあってほしくない、と仰ってみるのも良いのではないかと思います。
もしかしてお父様に、うしとらさんもいやに思われ怒られるかもしれませんが、
お父様以外の家族皆が暴力に対し、しっかりとした拒絶心を持つ事が、ひいては妹さんの心を救うのではないかと私は思います。
恐らくお父様は、自分がしている事が、どれだけ辛い思いを人に与えているかに気がついておられないと思います。
お父様が暴力を振るうのは妹さんだけになのでしょうか?
DVの家族のカウンセリング等があるようです。
ご参考になりましたら幸いです。
http://shinri-care.com/couple/dv.php
あまり参考にならない回答かも知れず申し訳ありません。
しかし、自分も父親にかなりの暴力を与えられて育った身として
書き込まずにはおれませんでした。
追記;お父様が ご家族に愛されしっかりとご家族に護られておられるのですね。本当に優しく素晴らしいご家族だと思います。そして、お父様はご出家されているのですね。怒って手を挙げる事は三毒にあたり、お父様にとっても大変な事であり損失だと思います。お父様のためにもお父様のお師匠様がご存命であればご相談ください。もう、ご遷化されているようでしたら顔見知りで信頼できる同宗のご僧侶にご相談ください。僧侶としては大変な問題だと思います。
質問者からのお礼
悟東あすか様
大変温かく、有難いお言葉、本当にありがとうございます。
気持ちに寄り添い、汲んでいただけたことを、本当に有難く思います。
私たち家族は、事あるごとに癇癪を起こした父に手を挙げられてきました。
今回の事に関して姉妹や母とも話し合いましたが、母はこう言いました。
お父さんは昔から手を挙げた後は、優しく接してくると。
この事から父はやはり自責の気持ちはちゃんと持っていて、それでも手を挙げてしまうのではないかと思います。
そして暴力で私たちを自分に従わせ、繋ぎ止めておきたいのかもしれません。
父は出家したのは自分の為だと私に言いました。
出家しても暴力的なところは治らない。手を挙げる事は治ることは無いのかも知れません。
暴力は決して許される事ではないです。
私も妹の気持ちを考えると、本当に辛いです。
しかし私たちがこうして生きてきたのは、父がここに居なければあり得なかった事実です。
だから私は父にもちゃんと感謝し、父の気持ちも汲めるような人間になりたいです。
回答ありがとうございました。
また質問させていただくこともあるかと思いますが、その時はまたどうぞよろしくお願いします。