許す気持ちをもちたい
50代主婦です。
今年4月、偶然にもわたしの誕生日に夫が不倫していることがわかりました。相手女性と旅行へ行った写真を見つけてしまったのです。
6年間という長期間でした。
まず、見つけた私に対して夫の第一声は「どうして見たんだ!」でした。「ごめん」ではなく・・・・
相手女性(相手も既婚)に連絡をとり三人で話し合い、相手女性も旦那さんに知られたくない。ということから、慰謝料をいただき一応、解決??したことになりました。
わたしと夫もとりあえず、再構築ということになったのですが、相手女性と別れた当初は、イライラすることが多く不倫の反省どころか(口では反省しているとは言っていましたが。)
わたしが少しでもそのことについて言ってしまうと、逆切れな感じになったりしていました。
わたしとしてもとても辛いので、離婚も考えましたが経済的理由からできません。
わたしも精神的に参ってしまい心療内科に行った頃から夫が優しくなしはじめました。そんな夫を見ていると、前のように楽しくしたい。と思うのですが、
でもやっぱりわたしの中でまだ夫が許せない気持ちがあります。
何より傷ついたのは、携帯の電話登録にわたしの名前で登録していたのではなく、「自宅2」だったこと。
それと、なぜ不倫してしまったのか。との問いに答えたことが「仕事や家庭のストレスを相手女性と過ごすことでお互い一緒にいる時はそういうことを忘れて二人の時間を楽しもうという気持ちだった」と言われたことです。
わたしは自分でいうのもなんですが、それなにり一生懸命していたつもりですし、夫と不仲だったこともありません。
不倫されていた間も夫婦で旅行も行っていたので・・・
ですからそれを聞いた時、わたしの存在価値が否定されていた気持ちになり辛く、夫を責めてしまいます。
夫と前のように楽しく過ごしたい。という思いと許しがたい夫の行為を思い出すと辛く許さない。という思いも持ってしまいます。
心の持ち様を教えていただきたいです。
宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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どうぞ心穏やかに
拝読させて頂きました。ご主人様の行いは大変あなたには辛いことですよね。確かにあなたにとっては許しがたいことですよね。あなたのお気持ちを考えるとどの様にお気持ちを持って頂くか大変悩むところですね。
ご主人様がその様な行動に走ったのには理由もありますでしょうが、タイミングもあったでしょう。仕事で疲れて家庭でも疲れてしまって身の置きどころや心休まるところもやはりなかったのかもしれません。だからと言って簡単に許されることではないですが、そのご主人様のさびしい辛いお気持ちもゆっくりと考えてあげても良いのではないかと思います。どんな人間も弱いものです。独りではその疲れてボロボロになった心を癒せるものではありません。ならば余計にさびしい辛い思いは募ります。何かにすがりたいと考えてしまうのも致し方ないとも思います。
あなたもさびしい辛い思いをなさっておられるでしょうからそのお気持ちを汲み取り共に共有して頂きたいと思います。
今すぐには難しいでしょうが、怒りや恨みや嫉妬やプライドではなくあなたの素直なお気持ちをご主人様にお話しなさってみてください。そのお気持ちにうそいつわりがないのであれば必ずや以前のような二人が共に大切にお互いを思いやるお気持ちが戻ると思います。
あなたとご主人様が心から許し合い今まで以上にお互いにしっかりと向き合い、お互いを尊重しあい、より深いご縁に結ばれて参ります様に心からお祈り申し上げます。
どうぞ心穏やかにお向き合いなさってくださいね。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございました。
「心穏やかに」という言葉で少し気づかされました。とてもショックな出来事でしたが、そのことばかりに囚われ過ぎていたことが余計にわたし自身を苦しめていた気がします。
これから少しずつでも、「心穏やかに」を意識しながら夫と向き合っていこうと思います。
有難うございました。