時代や国や宗教によって、一夫一妻制ではない文化があります。
仏教では不邪淫（不倫しないこと）は戒律（生活習慣の修行）の一つですが、法律的・文化的に一夫一妻ではない場合は、その国の法律や文化に照らして不適切じゃないようにすれば良いと思います。
もちろん、現在の日本では、相手が不倫すれば離婚も慰謝料請求もできるでしょう。
一方で、不倫は夫婦間の約束違反でも、刑事事件ではないです。
何が言いたいかというと、あなたの夫は、一夫一妻制の文化ではない平安時代のような文化に生きている人なのです。
もはや、どんな説得も通じません。
夫は普通の恋愛の感覚で、新しく好きな人ができたから好きな相手と交際して何が悪いんだ、他人の恋路を邪魔するなんて（あなたは）非常識だ、という感覚なのでしょう。
あなたは、イスラム圏等の外国人と結婚したとでも思って、この現実を受け入れるしかありません。
夫も他人であり、他人の心身はあなたの所有物ではないのですね。。。
ただし、別居しても離婚しても、お子さんにとっては父と母です。
養育費や親との面会交流は児童にとって大切なことですから、夫婦仲が悪くなっても、父親との交流は継続できるようにしてあげましょう。
日本ではひとり親家庭の貧困率が高く、その要因の一つが、離婚相手から養育費をもらっていないことなのです。
（弁護士にそのあたりも相談してはどうでしょうか。）
同居して毎日夫婦喧嘩を子供に見せるより、別居していてもたまに会うときに笑顔な方が平和な場合もあります。
（子供を父親に引き取らせる選択肢もあります。）
思っていた未来と違う現実の変化にショックだとお察ししますが、夫は異文化人、他人（家族でも）は自分の所有物ではないと思いましょう。
執着を手放す（変化を受け入れる）ことで気軽・身軽になれる場合が多いので。。。

願誉浄史

がんよじょうし。浄土宗教師。｢○誉｣は浄土宗の戒名に特有の｢誉号｣です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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だと思います。だいぶ気力が弱っておられるようなので、ドライに、プロを間に立てて進めるべきだと思います。弁護士が、圧倒的に自分の見方かどうかだけ、一応気を付けたほうがいいです。間を取ってこのくらいで終わりましょう、と自分の報酬とのコスパを考えるのではなく、不倫悪、絶対許さん、くらいの気概のある人がいいです。自分の感情の代わりに相手たちに怒ってくれるような人が。
　不倫はウソ、誤魔化しなので、もう人間として終わっています。話は通じません。昔の楽しかった時は今はもうないのです。
　空いた時間は、夫を心の中からもなるべく切り離して、子供さんにはなんとなく嘘でないように柔らかに伝えながら、自分たちでしっかり頑張ろう、と、お互いを支えに、同時に自立しながら、踏ん張りましょう。
　今回の人生はこんなふうに進んでいるなあ、と、自分を客観的に見ながら。

藤本晃（慈照）

誓教寺

初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本仏教、浄土真宗ということで活動しております。 先祖供養とか功徳回向とか、みんなお釈迦様が最初からおっしゃっていたって、ご存知でしたか。私たちも謙虚に堂々と日本仏教しましょう。

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