憎悪で焼き尽くされそう
私は滅多に他人を嫌うことが無いのですが、唯一例外があります。
それは、私の友人を故意に傷つけ、貶め、事実無根な噂話をネットに毎日拡散し続ける輩です。
かつて三件ほどそういう例に出くわしました。最初は私は両者の言い分を丁寧に聞いていたのですが(二人とも友人でした)、やがてはその輩のあまりに非常識で非礼な態度に唖然・呆然とし、後日友人が深く傷ついて自殺未遂に至った頃にはその輩を激しく憎悪するに至りました。
今でも思い出すたびに吐きそうになります。
思うに、私は怒りが激しすぎるのだと思います。
激しすぎて、自分の身まで焼き尽くしそうです。
どうすればこの怒り・憎悪は消えますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの心が清浄である様に
拝読させて頂きました。あなたのおっしゃる通り怒り憎しみは自分も周りの人たちをも飲み込んで清浄な心を焼き尽くします。人間の愚かさに他ならないですからね。
人の悪口を言ったり暴言や誹謗中傷したりする行為はそもそもが悪ですよね。そして人を傷つけることは罪ですし、犯罪です。悪しき行いです。そのことは確かに感情的に捉えることもありますが、あなた自身の善の心で冷静にご判断なさるべきことですよね。
必要以上に怒りに任せれば言い合いになり同じ土俵に乗ってしまいます。
そうなればあなた自身も悪しき行いに引きずり込まれてしまい、自らをおとしめることになります。
もしも感情的になってきたことがあれば、そんな時こそご自分の善なる心、良心が大切なときです。
どうか一時的な感情に流されることなく落ち着いてご判断なさってくださいね。
私はあなたのその善なる心を信じます。そしてあなたがこれからも清浄な心を持たれてお健やかに生きていかれることを心よりお祈り申し上げます。
憎悪を軽くする方法
私の経験では、他者を、えらばず、きらわず、見捨てずに、徹底して尊敬してくれる人と過ごすことによって、憎悪の苦しみが軽くなりました。
その逆に、他者を、選び、嫌い、見捨てる人とばかり接していると、自分もそういう人間になってしまいます。
自分の憎悪も強くなり苦しくなります。
お釈迦様も、「よい友だちとお付き合いするとよいですよ」と言っておられますよ。
質問者からのお礼
有り難いお言葉、もったいなく存じます。
今度憎しみを覚えた時は、善の心を意識しようと思います。
確かに、今までの憎たらしい人は、全て他者を選び、嫌い、見捨てる人ばかりでした。
良い人と付き合おうと思います。