亡くなった魂はどうなりますか
先日、婚約者を事故で亡くしました。
毎日が淋しくて淋しくて途方ない暗闇にいます。
仕事にも復帰して、彼がいない以外は以前と変わらない生活を送れてはいますが、こんな辛い毎日があと何年何十年と続くのかと思うと淋しさに押し潰されそうです。
人はその命を終えた後、どうなりますか?
どれだけ頑張っても私はもう彼には会えませんか?
とにかく会いたいのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
極楽浄土に向かって行きます。
最愛の彼のご逝去、 謹んでお悔やみ申し上げます。
諸行無常といいましょうか、世の儚さを感じずにはいられません。
寂しさが去来して、 心穏やかな日など、二度と訪れることはないのでないかと、
お苦しみになっているものと、推察いたします。
人は苦しく辛い思いは、徐々に薄れていき、
楽しく幸せだった日々は決して忘れないといいます。
それは、悲しい思い出を思い出すと辛いかです。
本当に辛くなるからです。
時間はかかりますが、彼のいい思い出だけを思い出すように、してください。
彼は別な世界、極楽浄土に早く旅立ってしまいました。
何で?それは誰にもわかりません。
極楽浄土は、字のごとく楽を極めて世界です。
病気やケガもすっかりきれいに治って、その人が一番輝いている姿になるのです。
その人の境涯にあった生活を営みながら、宇宙の真理、仏さまの教えを学んでいきます。
そんな彼が今一番望んでいることはなんでしょうか。
お考えになったことはありますか。 最愛のあなたの幸せですよ。
いつまでも嘆き苦しんでいたら、彼も心配させてしまいますよ。
まずは、早く立ち直って欲しい。今まで通りの生活になじんでほしい。
できたら、また、別な出会いがあって幸せになって欲しい。
私は、彼がそう思っていると思いますよ。
誰よりもあなたのことをお浄土から、彼は祈っていらっしゃるのではないでしょうか。
悲嘆に暮れて泣きはらしていらっしゃる、あなたさまのお姿は、
彼からどう見えるか、お考えください。
過去を変えることはできません。 しかし、未来は創ることができます。
どうか、彼の分まで長生きして、 幸せに生き抜くことこそが、
彼に対する、最高のご供養です。
彼に会いたくなったら、目を瞑って、彼のことを、思いだしてください。
お姿、声、表情をイメージしてください。そこには、必ず彼がいますよ。
語りかけてください。 必ず、答えてくれるはずです。
あなたがそこでどう感じるか、感じたことが、彼の答えなんです。
そして、何十年後かはわかりませんが、おばあさんになって、
私はここまで生き抜きましたと、 極楽浄土で、再会してください。
お幸せを心から祈ります。 また、彼のご供養をさせていただきます。
どうか、お幸せになってください。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
彼が今、怪我も治り、一番輝いている姿でいるのであれば私も嬉しいです。
今はまだ涙は止められませんが、彼にあまり心配をかけないように生きていこうと思います。
あまり、おばあちゃんになりすぎて彼が私だと気付かなかったら困るなぁ…。大丈夫かな。