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男性が気持ち悪くて本格的に受けつけない。

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以前も男性不信で相談に乗って貰いました。
あれから色々考えまして、縁談の話が来たのでのってみることにしたんです。
何回かデートを重ね、お付き合いすることになりました。紳士的で優しい方でした。
ですが、初めてデートの日、待ち合わせの場所にいた彼を見てとっさに「気持ち悪い…無理。」と感じてしまいました。その日は、前までは普通に接することが出来たのにささいな事で苛つくように。具体的には、食事の場所を決めるのにデートに似つかわしくない店が並ぶレストラン街に行ったり、「窓際の席どうぞ」と言われて景色がよく見える席が空いてたのに窓際だけど壁際で全然景色が見えない席に率先して座ったり。思えば出かける前から重苦しい気分でした。具合悪いと嘘をつき早めに帰りました。
彼にはなんの落ち度も無いんです。でも私が精神的に無理になってしまったので仲介人の方に、やはり付き合えませんと伝えてもらいました。申し訳ないことをしました。
色々原因を考えました。前に付き合っていた男が結婚するよ責任とるよと嘘をつき散々避妊無しの性行為を楽しんでモラハラを繰り返すような男と、そいつと別れた後に慰めてくれた男が俺はお前が好きだといいつつも性行為まで持っていった後に実は彼女がいるから付き合えないと言ってきたような男だったのでトラウマになってしまったみたいです。私も考えが甘かったのもあります。
もう本当に男が気持ち悪くて仕方ないです。職場で若い女の子相手にヘラヘラしてる奴、彼女がいるのバレバレなのに頑なに隠す奴等をみるだけで嫌悪感が増します。
性行為自体にも気持ち悪さを感じてしまうようになり性欲もゼロ。
健全なことではないとわかっていますが、時折溢れ出すトラウマと生理的嫌悪感に参ってしまっています。
私は一生このままなのでしょうか?
あと、自分に彼氏彼女がいることを必死で隠そうとする方は男女問わずいると思いますが、この方々は、今付き合っている人よりいい人と出会う機会を増やすのが目的なのでしょうか。隠してた方が他の人も異性の目で見やすいです。私のときみたいに性行為したいからできるまで隠してた奴もいます。皆そうなのでしょうか?
ろくな男と付き合ったことのない私にはわかりません…好きな方と相思相愛ならそれを誇ればいいのに。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

目の前にないこと、起こってないことを相手にされています。

過去に嫌なことがあると、オトコであってもオンナであっても、誰であっても会いたくない、会う前から想像して、イヤになるということがあります。
現代ではSNSの普及で、直接面識もない人とメッセージでやり取りして勝手にコケー!🐔とケンカしたりします。
実はそれって実際に存在している人間の方を相手にしていない姿でもあって、思いの方を相手にしてしまっている姿だったりします。
「当の本人様って、こちらの思っていることとはまるで違う別の動きをしている」っていうことを30回くらい念じてみてください。7回くらいで飽きると思いますが。
それが効果的なのは、自分の中で想像している世界と、実物との違いが明確になるということです。
過去の三回の質問も拝見させていただきましたが、たった今目の前でリアエルタイムでおこっている真新しいことの方に目が向いていない様に感じます。
記憶や推測の方にネガティブな思いをMIXされているということをしているのです。
そういう人こそ、うちの坐禅会がおススメです、実物と思いが混同し始めたらサイタマまで坐禅会にお越しください。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

そんなチャラい男ばかりじゃない

たまたまなのか、あなたの好みがそうだったからなのか、
あなたの周りにはチャラい男ばかりだったようですね。
しかし、世の中の男性がみんなそんな人ではありません。

ただし、結婚していないなら、誰にでも、新しい出会いを探す権利はあると思います。
でないと、たまたま最初につきあった人と必ず結婚しなくてはならない世界になってしまいます。
彼女がいるのにいないと嘘をつくのは良くないですが、積極的に彼女がいることをアピールしないのは、ある程度大目に見てあげてはどうでしょうか。
私の個人的意見としては、結婚するまではある程度目移りしても仕方ない、結婚したら不倫をしない、というのが良いと思います。
あと、感染症や望まない妊娠のリスクを考えた場合、女性が男性との肉体関係を好まないのは、理にかなっている部分がありますね。
そのような嫌悪感を上回るほどの愛情を感じられる相手と、いつか巡り会えればよいですね。
性欲にも恋愛にも、個人差があります。
他人と比べて一喜一憂する必要はありません。
ただ、結婚して子供を産みたい場合は、肉体的な年齢を気にしなくてはいけませんから、タイムリミットを決めて、相手を選ぶのに妥協が必要ですね。
パッとしない男性でも、真面目で優しい男性を選んでいただきたいと思います。

なお、私は、壁ぎわの席を選ぶ気持ちは、わからなくもないです。私だったら、景色よりも、落ち着く場所を優先してしまいます。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
いえ、全てSNSのやり取りも無く、作り話・被害妄想の類でもなく実際に自分に起きたことですので…。それで悩んでいたのですが。

ご回答ありがとうございます。
チャラい男は好きではないです。ただ、人を見る目がないのと、私の接し方で相手が結果的にそうなってしまう事が多々ありました。
より良い出会いを求めるのは誰しもがやっている事なんですね…私は複数の人と同時並行して付き合ってどちらかを切り捨てるなんて器用な事が出来ないので。視野が狭かったようです。
友人に、嫌悪感が勝る時点であまり好きではなかったのでは?好きな人ならそれくらいは許せてしまうものでは?と言われました。振り回してしまい、彼には本当に申し訳ないです。
苛ついてしまったこと、付き合うなら過度に期待するのではなく自分の好みも主張するべきでしたね。

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