回答 3
有り難し 38いつもお世話になっております。
今回は私の性格のことで質問させて頂きます。
私は真面目でなんでも一生懸命頑張ってしまうタイプです。現在、就職活動に励んでいるのですが、自分の性格のせいで、すごく疲れるように感じます。
私がどんなに頑張っても、から回ってかえって良くない方向に行っているような気がしてならないのです。
先日も、自分でも無意識のうちに無理をしてしまっていたみたいで、体調を崩し、しばらく就職活動もアルバイトもできない状態になってしまいました。そうなると、経済的にも自分の力で生活ができなくなってしまうため、両親に相談せざるを得なくなり、経済的な負担と心配を掛けることになってしまい、罪悪感に胸が痛みました。自分なりに努力した結果がこのような事態に繋がり、とてもショックでした。
無理をしてしまうほど頑張っているのに、どうして報われないのでしょうか。
正直、大学時代の就職活動の時もそうですが、今までだって何事にも手を抜かず一生懸命努力してきたつもりです。私の中で「努力すれば必ず報われる。怠けることが一番悪いことだ。」みたいな気持ちが常にあり、学生時代は真面目で努力家だと良い評価を頂くことが多かったのですが、社会に出てからは、頑張っても何一つうまくいきません。
本音を言えば、社会には私より努力していなくても充実した楽しい生活を送っている人もたくさんいるのではないかと思います。
私はたぶん、常に「頑張っている自分」が好きで、私の中で「頑張れない自分」を受け入れられず、無理をしてしまうのですが、「頑張っても報われないという事態」を受け入れることはもっと苦しいです。
これまでの経験から私は「今がうまくいかないのは、きっと努力が足りないからだ。もっと頑張れば必ずうまくいく。」と考えてしまう傾向にあるため、このままではこれからも今回のように、頑張りすぎて無理をして、かえって良くない結果を招くことを繰り返すのではないかと心配です。現に今までも何回も繰り返しているような気もします。
まとまりのない文章で申し訳ありません。
やはり、私の努力は無駄なものなのでしょうか。
それなら、私は今後このような性格とどう付き合っていけば良いでしょうか。
行動や考え方など、少しでも助言を頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これまでのご相談とあわせて拝読しました。
まず申し上げたいことは、無理をして疲れてしまっているとのことですので、しっかり休んで体調をととのえましょう。
それから落ち着いて「努力」について考えてみましょうね。
さて、努力は必ず実る、頑張れば必ず報われる、ならば誰でも思い通りの幸せを手に入れられます。しかし現実はそうではないでしょう。
あなたは「頑張っている自分」が好きで、過去の質問を見ても「自分なりに」頑張っているとおっしゃります。しかしその評価は主観的なもので客観的なものかどうかをよく見極める目が必要であると思います。
その「頑張り方」、あるいは「頑張って向かう方向」が正しいのかどうか、求められているものに合致しているかどうか、ということです。
会社は床を拭いて欲しいのに、「私なりに」がんばっていくら壁を拭いても認められません。いくら「ああ、こんなに壁を拭いている私は輝いているわ」と思っていても認められないのです。
ですから大事な姿勢は「よく聞く」ということ。相手の話をよく聞く、今何が求められているのか、何をどうしてほしいのかを「自分なりに」ではなく、求められているようにできることが大切なのです。
それでもいくら聞いていても上手くいかないこともあります。努力が必ず報われないこともあるでしょう。でもその努力がきちんとできているならば自分で自分を認めてあげればいいのです。
方向さえ見定めていられるならば「もうダメだ」ではなく「次はきっと」という思いがわいてきます。
あなたより努力していなくても充実した楽しい生活を送っているように見える人は、あなたより努力量は少なくとも努力して向かうべき方向を見定めているのかもしれませんし、努力が報われなくてもその努力の過程を自分で認められているのかもしれません。
「これでいいのだ！」という受け入れる心
と
「これでいいのか？」と落ち着いてよく聞き、よく方向を見渡せる姿勢
両方大切です。
鍵子さん
初めまして
だてりゅうほうと申します。
順番にお伝えしますね^^
鍵子さん
世の中に出ても「努力は必ず報われます」
これは間違いありません。
ご安心ください。
鍵子さんに根本的に備わった性格は素晴らしいものです。
ただし、ここで大きな違いがございます。
この違いを知っておくのと
知らないのでは「努力」の「結果」が大きく変わってきます。
それは
日本の学校は、
暗記したことを正しく性格に答える能力
で成績をつけています。
だから、真面目にコツコツ暗記して
それを正しく答えれば、優秀。と結果が出ました。
しかし
世の中はそうではなく
様々なシュチュエーションに合わせた答えを
臨機応変に使えるか、
これを正しく導き出せる人間が、優秀。とされます。
どちらも間違いなく「努力」が必要です。
しかし、求められていることが違っているのです。
鍵子さんは
とても良いタイミングでご質問くださったと思います。
この違いが分からずに
「昔はあんなに賢かったのに・・・」
と言われて
今では社会では窓際と言われる方が
多くいらっしゃいますが
この原理が分からずにいらっしゃるのだと思います。
就活の時期には
様々な不安が起きると思いますので
こちらの動画を参考にしてみください^^
未来に夢がいっぱいのこの時期
鍵子さんがこれをきっかけに
大きく羽ばたかれることを
心から応援しています^^
だてりゅうほう
鍵子さん
初めまして小山と申します。
私の中学生の時サッカー選手になりたくて頑張って練習しましたが、結局は諦めました。その時に世の中にはどんなに頑張っても手に入らない物があるんだなと知りました。
世界で活躍していますサッカー選手の長友佑都さんが
「努力は必ず報われる訳ではないですが、成功した者は皆努力をしています」
と仰っていました。
歩くと言う文字は「少し止まる」と書きます。
どうか健康第一で良い加減で歩んでみてはいかがでしょうか。
お礼が遅くなってしまって、大変申し訳ありません。
とてもためになるご意見を頂き、ありがとうございます。
皆様のご回答を拝読させて頂き、私は頑張る方向性や頑張り方、それが自分に合っていて、社会から求められるものであるかどうかについて、もっと考えていかなくてはいけないと感じました。
ただ我武者羅に自分に負担を掛けるだけの頑張り方を改めて、じっくりと無理をせずに考えていこうと思います。
本当にありがとうございました。
