一生懸命生きて行きたい。
一生懸命生きるとは何ですか?
どうやったら一生懸命生きられますか?
社会生活も結婚生活もうまく行かず、幼い頃から家庭でも学校でも居場所がありませんでした。
仕事にも配偶者にも見限られ、どちらも失いました。
ちゃんと一生懸命生きて来れてたら、今頃きっと結果が出てて幸せなはずですよね。
一生懸命が足りないから幸せではないのだと思います。
でも、一生懸命が分かりません。
一生懸命生きるとは何ですか?
どうやったら一生懸命生きられますか?
どうか、教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
精進する(まとめると)
色々考えさせられる問いですね。
一生懸命生きること…
単純に答えれば、一分一秒も無駄にしない、とか?
でも、その生き方=幸せになるのでしょうか?
私の尊敬する先輩は、50代後半で亡くなりました。
一生懸命に生きていた人でした。
寸暇を惜しんで仕事や法務をし、睡眠時間も相当に短かったようです。
結果、脳の病で倒れてしまい、意識が戻ることはありませんでした。
その先輩が「幸せではなかった」と言いたいのではありませんよ。
おそらくは大変ながらも、日々充実していたでしょうし、多くの方から信頼を得て、素晴らしいお方でした。
言いたいことは、「一生懸命に生きたからといって、思い通りの結果が出るわけではない」ということです。
むしろ、思い通りにしようとするから、かえって苦しみが生じます。
お釈迦さまの教えに「琴の弦は、強すぎても弱すぎても、いい音は出ない。ちょうどよいときに良い音が出る」とあります。
頑張りすぎても、サボリすぎても、なかなかうまくいかないものです。
なぜ、瞳の住人さんが仕事や配偶者に見限られたのか理由はわかりませんが、端的に「自分が悪かった」「ご縁がなかった」とも言えると思います。
それを踏まえて「一生懸命生きるとは何ですか?」に答えるならば、
「物事は何でも自分の都合よく思い通りになるものではないこととして、どんな結果も自分がもたらしたものとして受け止め、それでも腐らず、頂いたこの命を仏さまの教えに沿うようなものにし、人生と魂を輝くものにできるように"精進する"」
…でしょうか。
精進は、努力という意味ばかりではありませんが、まぁこの話はいずれ。
なかなか強く生きるのは難しい、そんな時はお寺を訪ねてみてくださいね。
話を聞いたり、喝を入れてもらえたりできますよ。
大変でしたねぇ
瞳の住人さま、文書の内容を読ませて頂きましたが、本当に悲しい思いをされたのですねぇ。本当に無くされたという事ですが、毎日生活されていて辛いと感じられていますが、おかげさま、お互いさまという気持ちが大切です。また世間は冷たい様に思いますが、すべてではなく陰で支えられている事も忘れないで生きていかれると良いかと思います。合掌
質問者からのお礼
日顕さま、堅田さま。
ご回答いただきありがとうございます。
ハッとしました。私は思い通りの結果を得るために、一生懸命を利用しようとしていたのではないかと。
お言葉、ありがとうございます。