女性だからやって当たり前?
平日フルタイムの仕事をして、帰ったら2人の育児と家事をしなければならない環境にあります。
でも仕事で疲れて家事も最低限のことしかしないことが多く、家がグチャグチャになって、旦那に家事を手伝ってもらうこともあります。
旦那は私よりも仕事時間が長く、私より疲れているのはわかっているのですが、私も仕事をしているので出来るだけ平等に色々やって欲しい気持ちがあります。
でも家がグチャグチャになっているのを見て、世間一般的には妻は旦那より早起きして家事をして育児もするのが当たり前でしょ?と言われました。
そうかもしれないけど…と思うのですが、女というだけでどうしてそういう風に当たり前と思われないといけないのか、怒りというか悲しみが湧き上がってきます。
余計モチベーションが上がらず、悩んでいます。
助けてください。
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世間は関係ない
家事に育児に誠にお疲れ様でございます。
さて、「世間一般的には妻は旦那より早起きして家事をして育児もするのが当たり前でしょ?」と言われたとの事。
もうしそうであるならば「その世間が遅れている」のでしょうね。今はもうそういう時代ではありません。
また、もっと言うならば「世間は関係ありません」。「世間がどうであれ」、プール様のご家庭がどのようにワークライフバランスをとっていくかが大切な事です。
プール様が苦しんでいられる現状を、共に現代に生きる社会の構成員の一人として大変申し訳なく感じます。同じように苦しんでいる方々もたくさんおられることでしょう。
どうか、この時代の中において良き例となるようなご家庭を築いていただければと思います。
そのためにはやはり夫婦で話し合うしかないのでしょうね。
お互いに何か「正論」を手にしてそれを武器に戦い合うのではなく、
「妻はこうしたい」「夫はこうしたい」、その二人が夫婦としてくらすのであれば「私はこれを我慢する」「夫はこえを我慢する」と、個人だけではなく夫婦として・家庭としての幸せを模索してください。
もし旦那様がカッとなってお話にならないようであれば、プール様が大人の対応で一歩さがり、
「本当はきちんと家事もこなしたいのだけれど、どうしても仕事の疲れでおろそかになり申し訳ない。お互いが仕事に生きがいを感じがらも、家庭のため、子どものためにも、何か協力したり譲り合うことはできないでしょうか?」
と頭を下げるところから話し合いを始めてみてはいかがでしょうか。
最後になりますが「女性だからやって当たり前?」というような思いがプール様に浮かんでしまったということは、そのような風潮をまだまだ社会が作っているということです。私もその一人としてお詫び申し上げます。
性別批判は男性に対しても…
家事に子育てお仕事に、本当に凄いです。お疲れさまです。
さらには口では男女差別な事を仰っても、手を貸して下さる旦那様も素敵ですね。
世の中には、手は貸さずとも口だけは出す方の方が多いのですから…。
「女だから〜」と言われるのか悲しく思っておいでとの事ですが、
男性も「男のくせに〜」と世間から言われて苦しむ方々もおいでです。
仕事に外に出かけて行くより、家で家事をする方が性に合っていたり、病気などで働きに出られない男性も少数ですがおられるのですが、彼らはわりと「男のくせに〜」「お前はヒモか〜」などの批判にあっておられる訳です。そして、一般社会では男に対しての目の方が厳しいように私は思います。
そして、性別があるのは事実ですし、どちらが尊いとか偉いという事ではないですよね。
お互いの能力を認め合って補い合うのが夫婦ではないかと思います。
まず、お互いの良さを褒め合って認め合う事から始めると、おのずと補い合うようになるのではないかと思います。
旦那さんには、女だからと言われると辛いとだけお伝えしては如何でしょうか?