20歳になるのに
私の家族は少々特殊な形で、父と母は10年以上前に離婚しており、数年間は母と会えない状況でした。ですが、私が子どもを授かった時期から
2カ月に一度くらいの間隔で
母が東京から、宮城まで来てくれます。
滞在は4日程。
来る日は、嬉しくて楽しみで前夜からそわそわしています。
ですが、帰ると寂しく寂しくて涙が止まらないのです。
私はあと数ヶ月で20歳になるというのに
いつまでもいつまでも小さな子どものようで
なんだか恥ずかしいです。
自分自身も母親だというのに。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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関係に生き、関係に育てられる
恥ずかしいことがありますか。お母様に数年間も会えなかったのは大変寂しく心細いことだったのではないでしょうか。
人間は関係存在です。関係を生きています。どの関係におけるあなたも本物のあなた。すべてのあなたを認めましょう。
いくつになっても母の前では子。そしてもうすぐあなたも母になる。母が子を育てるのはもちろんですが、母は子に育てられ母になります。関係にお育てをいただくのです。
これから強くたくましく、我が子を守っていこうという気持ちが育てられるでしょう。しかし、お母様の前ではやはり子に戻るのではないでしょうか。
どの関係も、どの気持ちも、あなたを成り立たせる大切なご縁です。恥ずかしがることなんてありません。どうぞご安心を。
もっともっと子供になりましょう。
まあちゃん様
こんにちは。拝見させていただきました。
遠くからお母様が様子を見に来られているのですね。文面から帰るとさみしいとありますからお母様が来てくれることは嬉しいことなのですよね。優しいお母さんですね。有り難いことですね。
さて、自分自身も母親なのに、寂しくて涙がとまらないのは子供のようで恥ずかしいとのこと。ずばり言います。もっともっと子供になって「あげて」ください。出来るだけ子供であってください。その事で「お母さんが救われる」のです。もしあなたがいわゆる大人のお付き合いをするようになってしまったら、お母様が娘を心配したい、娘のために何かをしてあげたいという気持ちを叶えることが出来なくなってしまいます。あなたが子供であることによって、弱いことによってお母様を救っているのです。焦らなくてもいずれまあちゃんさんも年齢を重ねれば自然とお母様との関係は変わっていきます。
まあちゃんさんがするべき事は、自分を責めることではなく、お母様に「ありがとう」と心からの言葉を伝えることではないでしょうか。そして、お母様のためにも、もう少し子供を続けてあげてくださいね。応援しております。
合掌
質問者からのお礼
ありがとうございます
親の前では子ども。
もっと子どもでいようと思います