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温厚になる方法、キレても落ち着かせる方法を教えてください。

回答数回答 3
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こんばんは。

私は友達や知り合いからは、とても優しい性格と言われているのですが、家では短気で一度キレるとなかなか普通の状態に戻りません。

私はたまに母と怒鳴り合いをしてしまいます。
それはとても些細なことです。

なぜこんなに大事になったの?と自分でも思うくらい大喧嘩をします。

私は一度キレると母に罵声を浴びせ、話を終えようとする母の腕を掴んでは騒ぐということをしてしまいます。

自分でも心の中では早く止めたい。なんでこんなことしてるんだ。と思ってはいるのですが、大声を出しているときはすごく頭にきていて、もうどうにでもなってしまえ。と自分の体を止められません。

私の母は心臓が生まれつき弱く、そして愛犬にストレスを与えたくないので罵声を浴びせたりするのを本当はやめたいんです。

でも日常の会話で母に自分の気持ちを伝えても、精神科でもらった薬を飲んでも(最近は、若いうちから飲むのはやめたほうがいいと言われているため飲んでおりません。)まったく治りません。

喧嘩した日の夜は罪悪感で胸を痛めています。

沸点が浅いので深くする方法。

言い合いになったとしても冷静な状態で言い合い出来るようになる方法。

もしキレてしまって大事になりそうなとき、自分を落ち着かせる方法。

この3つを教えていただきたいです。

全部じゃなくても構いません。

よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

熱くなっている自分を離れて観察するのもいいですよ。

言葉の喧嘩は収まりがつかない場合が多いですよね、親しいとよけいです。
いきなり要点に飛びますが、質問の三つの方法の参考になれば幸いです。

沸点が浅いので深くする方法。

:「相手に自分の気持ちがわからないのは当たり前のこと」だと思うと沸騰しにくくなります。また、「自分が正しい、相手が間違っている」と思うことは自分だけの見方で、相手は相手の見方考え方があり、自分が正しいと相手も考えているのだと知ることです。

言い合いになったとしても冷静な状態で言い合い出来るようになる方法。

:相手に勝とうとする気持ちを抑えること。言葉は感情から発せられますから冷静に話すときには言葉がすごく遅くなります。間を開けて考えて話すと相手のテンポについて行けませんし、畳み掛けることもできないので言い負けたように感じるでしょう。つまり勝とうとすると冷静に考えて話すことは難しいです。

もしキレてしまって大事になりそうなとき、自分を落ち着かせる方法。

:言葉を発しているときは自分の心を見ることは難しいです、何故なら普通の時、人は自分の心さえも言葉で知るので外に出す感情の強い言葉で自分の心が見えにくくなるからです。
そういう時は身体を見ます。強張っている、上ずっている、手に力が入っている、熱くなっている、震えている、などです。
身体がギュウっと固くなっているのがわかったら心も固くなっている、つまり頭が固くなっている、とわかります、固くなった頭は頑固、意地っ張りと普通言われてます。
また、身体が熱くなっている、震えていると分かれば、心も火事になっているとわかります。
火事は少しくらいならいいということはありませんよね。心の火事も同じです、自分の火事はすぐさま消火しましょう。今までは燃料を投下していたのだと気づくこともいいです。

また、親しい人の家が火事になっていると気の毒に思うでしょう、そのようにお母さんの心が火事になっていたら可哀想に思ってください。決して燃料を投げ入れることはしないようにしましょう。火に水をかけて消火するのは冷却できるからです、まず自分が冷静になっていないと相手の火事も消えないと思ってください。

独りの時に喧嘩を思い出して悔やむのではなく、なぜ親しい人との喧嘩は収まりがつきにくいのかじっくり考えてみる方がいいですよ。

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投稿時間に問題があります。

「2016年11月15日 1:51 」に投稿されましたが、こんな深夜に起きているのは精神的にも身体的にも良くありません。規則正しく、早く寝れるなら早く寝て、朝早く起きて投稿してください。寝不足は短気の前触れです。規則正しく生活してもまだ、母親にキレるなら、その時にまた、昼間に質問の投稿をお願いします。
私の宗派の修行僧は
3:30 起床
3:35 洗面
3:50 坐禅
4:30 朝のお勤め(読経)
7:00 朝食
8:00 廊下の雑巾がけ
8:50 庭掃除

・(日中は掃除とお勤め)

19:00 坐禅
21:00 就寝
これでも参考にして生活してみて下さい。

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母様に言って欲しかった言葉に気づくこと

はるか様
こんにちは。拝見させていただきました。

お母様と大げんかしてしまうとのこと。文面からだけなので勘違いかもしれませんが、はるかさんが学校で「優しい子」でいられるのは家でこうやって大げんかして「感情を爆発」させているからではないかと思いました。今はこの「怒り」が外へ向いていますが、これが内に向いてくると「私なんて生きている価値がないのだ」という劣等感・自己否定感につながっていくと思われます。

仏教は人の心(内面)を見つめる教えです。お母様に何か「受けとめてもらいたい」「理解して欲しい気持ち」があるのではないですか?あるいはお母様の言動の中に「否定」があるのではないでしょうか。またまたあるいは夫婦仲が悪いなども関係あるかもしれません。
言い合いになったとしても冷静な状態で言い合い出来るようになる方法についてはそもそも言い合いにならないように未然に防ぐしかありません。言い合いといいのは相撲で言うと「はっけいよいのこった」の後です。戦うしかありません。未然に防ぐためにはそもそも土俵に上がらないことです。お母さんはなんでも聞いてくれるスーパーウーマンではなく、一人の孤独と不安を抱えながら生きている一人の女性だと気づけば同じ土俵にあがることはないでしょう。自分の中の「期待」に支配された心に気づくことです。

沸点が浅い問題。冷静な時にお母様を目の前にいるようにイメージしてみてください。そしてそのお母様に自分の言いたいことを全部ぶつけてください。その後、逆にお母様から言われたかった言葉、言って欲しかった言葉を想像して自分自身の心に聞かせてあげてください。

キレてしまった時はともかく「その場所」から離れてください。外に出て走るでも良いですし、トイレに入るでも良いです。人の怒りは6秒です。心が変えられない時は身体を移動させることです。「腹立つなぁ!まぁいっか」「むかつくなぁ!まぁいっか」と声にだして唱えましょう。

怒りとは自分が思い通りにならない感情です。また受け入れられなかった気持ち、伝えられなかった気持ち、大事にされなかった気持ち。すねて傷ついた気持ち。

自分の中の気持ちを知ること。そして相手に「どれくらい期待しているか」に気づくことです。応援しております。

合掌

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御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...
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質問者からのお礼

すべての質問にお答え下さりありがとうございます。

なるほどと思ったものばかりでそのような考え方に少しずつなっていこうと思いました。

ありがとうございました。

大鐵様
ありがとうございます。

確かに最近は生活リズムが乱れており、ダルかったり風邪気味になったりする事が多くありました。

今日から生活リズムを改め、心身共に良くしていきたいと思います。

けんじゅ様
ありがとうございます。
私の心の奥にあったモヤモヤの意味がわかったような気がしました。
そして参考になることを教えていただき、とてもスッキリしました。
これから実戦してみて誰も苦しめずに済むようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ