お坊さんへの相談が殺到しており、質問受付数を制限中です。

回答が追いついておりません。今を生きる人のために仏教の智慧を伝えてくれる僧侶の方を募集中です。

遺品の処分について

この間から、お墓や納骨のことで何度も質問させていただいております。次々と申し訳ありません。

亡くなって7ヶ月、私と母の二人暮らしでした。四十九日を過ぎた頃、亡くなった母の遺品といっていいのかも分かりませんが、二人兄弟の兄に遺品分けをするといったところ、要らないと。姪たちは洋服等を持ち帰りました。特に高価な物や資産も無いためそのままにしていましたが、生前は誰かが訪問して家に上がることもなく、夜に突然病院に運び、私が付き添っていたので母の部屋も布団を畳んだだけで、何の整理もしていなかったのですが、母の他界後、何かと人の出入りが多くなり、(私が鬱になったことから、医師に早く片付けろと言われたこともあり)仏壇も母の部屋にあるため、ある程度大きな物は整理をし、業者に頼み処分しました。
長らく二人暮らしだったので、家中に細々した母の物があり、大切にしていたものを残し、少しづつ処分しているのですが、飲み薬や目薬等、病気であったため常に使っていた薬品があります。
あの世で苦痛があっては可愛そうと思い、納棺時に入れようとした時、葬儀業者さんが入れないようにと。亡くなってもう苦痛はないからと言われました。
今日ももう捨てようと思いましたが、どうしても捨てられず、またいつも保管していた所へ、いつでもつかえるようにと戻しました。
いつまでも置いていると、母はいつまでも苦痛から解き放たれないのでしょうか?亡くなると仏様となり、すべての苦痛から解かれるのですか?早く捨てないといつまでも苦しませることになりますか?
病院から葬儀社へ運び、顔に掛けた布をめくると、病院で鼻からチューブを抜いて時間が経っていなかったためか、血液が流れており、拭いてやったのですが、亡くなってもなお苦しむのかと思い、目薬を入れ、唇が荒れ、いつもリップクリームを塗っていたのでリップも塗ってあげました。
長文になってしまい申し訳ありません。

供養
有り難し 30
回答 3

質問投稿日: 2013年6月10日 16:58

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

これからはお線香やお花がお薬です。

あんくまさん、次々で結構ですよ。一つずつ解決できるといいですね。
天気予報で快晴といわれても、「雨具を持っていきなさい」と言いたくなるのが、家族の心情ですから、捨てられないのも無理はないと思います。

お母様は仏様のお仲間入りをされたので、今まで使っていたいた薬ではなく、お線香やお花こそがお薬に代わるものになります。ですので、安心して処分なさってください。そして、これからはお線香やお花、お茶や仏飯をお供えください。以前、読経をなさっていらっしゃると書かれておりましたよね?それも大事なことです。お時間のあるときにぜひお唱えください。

遺品の処分、ということに関しましては、うちの寺でも相談を受けてお預かりすることがあります。その際、きちんとご回向して、その後はお炊き上げ、もしくは行政へ委託することになります。葬儀をなさったお寺さん、あるいはその時の葬儀社さんに相談して、お近くに引き受けてくださるお寺さんを見つけていただくと良いと思います。

以下、お礼を受けての補足です
苦痛のこと、誤解を生んでしまったようですみません。苦しみや痛み、悩みの無いのが仏様の世界です。どうぞご安心ください。

4年10ヶ月前

極まりなき体

あんくまさま、遺品整理にこころを砕いているとのこと。

「仏説無量寿経」というお経に、仏国土に生まれるものは「極まりなき体(無極之体)」で生まれるとあります。

薬も、眼鏡も、人工関節も、もう必要ないかと思います。
もうすでに、何の苦しみもないでしょう。

亡くなられたあとのお手当など、辛かったことでしょう。
これからは あんくまさまが安心してお仏壇にお参りしてくださることが、一番の安心(あんじん)につながるのかと思います。

4年10ヶ月前

追善供養・功徳回向について

あんくま様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

お母様との色々な想いが去来なさられる中、少しずつお気持ちと遺品の整理も進められていかれましたらと存じております。

「母はいつまでも苦痛から解き放たれないのでしょうか?亡くなると仏様となり、すべての苦痛から解かれるのですか?」

肉体的な苦痛は感覚作用が失われている状態であればほとんど無いとお考え頂いて構わないかと存じます。ただ、心の苦痛が残ってしまっている可能性は高くあります。

根本的無知の状態である「無明」、並びに、「無明」から生じる数々の「煩悩」とその習気、また、過去世から現世においても積んでしまっている「悪業」(悪い行いの集積・悪い結果を生じさせていく作用力を持つ)、この三点セットが心(相続上において)の苦痛というものとなります。

この三点セットがあるため、亡くなったからといってすぐに仏、つまり、悟り・涅槃を得れた存在となれるのかどうかと言えば非常に難しいとお考え頂けましたらと存じます。

もちろん、真言宗であれば、お葬儀・ご供養にて「即身成仏」を目指すための密教儀礼・灌頂を受けていくことにはなりますが、それで即座に「成仏」できるというものではないと考えております。

拙見解ではございますが、密教儀礼・灌頂は、あくまでも「空」との一体化の擬似体験を段階的に行うことを通じて、心相続を至るべき境地である空性の悟りへと馴染ませるためになされるものとして、現実実際の悟りへと向けては、必ず確かなる仏道修行の歩みが必要であると存じております。

要するに、先に一応の仮としての回答(悟り・涅槃)を示しておくことで、間違いなくその回答(悟り・涅槃)を目指しての仏道修行を進めやすくするということが言えるのではないかと考えております。

お母様は、授戒・引導・灌頂を受けることによって仏道に入られた次第でありますが、修行を修めて悟り・涅槃に至れるかは、やはり精進努力次第のところが大きくなって参ります。お母様が悟り・涅槃へと至れるためのその僅かでもお手伝いできるように、より一層に修行が前へと進むようにとして、私たちが善徳行を積むことによっての功徳を回向することで、お母様の負の三点セットを打ち破っていくためのお手伝いをしていくご供養がやはり望まれるものであるのではないかと存じております。

川口英俊 合掌

4年10ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

増田俊康様
ご回答、ありがとうございます。
線香、お花が代わりになる…ということは、やはり亡くなっても苦痛を抱えているのでしょうか?
お供えやお花、線香、お茶お水は欠かさず、前回教えて
頂いた通りにお経を唱え、大日如来様、観音様、お大師様にどうか成仏し、極楽浄土へ行けますよう、お助けくださいとお願いもしています。
毎日、欠かさずお勤めさせて頂こうと思います。
薬は処分させて頂いきます、大変安心致しました。
今回もご丁寧なご回答、ありがとうございました。
またお教え頂いきますよう、よろしくお願いします。

増田俊康様
わざわざ補足のコメント、お手数を掛けて申し訳ありません。
実のところ、そこが一番の心配でした。苦しみ、痛み、悩みはもうないのですね。
心の底から安堵しました。苦痛から解き放たれ仏様となり、あの世で幸せに過ごせるよう、
より如来様、菩薩様、お大師様に近づけるようお祈りしつつ、供養していきたいと思います。
母が他界するまで、たまにお線香をあげ、手を合わせる程度で、本当に不勉強でした。
お坊様からすると私など「あいうえお」を教えるようなものですね。すみません。
これからきちんと供養していけるよう勉強します。ありがとうございました。

釈 理薫様
ご回答ありがとうございます。
極まりなき体(無極
之体)に生まれ変わったのですね。
ありがとうございます、とても勉強になりました。
安心して薬を処分し、供養、お勤めに励みたいと思います。
前回に続き、ありがとうございました。

川口英俊様
前回に続き、ご丁寧なご回答ありがとうございます。
負の三点セットを打ち破り、修行が進む助けが出きるよう
善徳行を積み、供養、お勤めに励みたいと思います。
ありがとうございました。

川口英俊様
ご回答、何度も読み返しています。
仰るように体が無いので身体的苦痛は無いのでしょう、しかし、心の苦痛を抱えている可能性が高いと。
私は今まで信仰心も薄く、父が亡くなり納骨し、墓があり、仏壇に線香、手を合わせる程度でした。しかし、今回、母が亡くなり、喪主をし、仏壇の供養、まだ納骨もあります。お骨も部屋も荷物も何年もそのままにしていらっしゃる方もおられるでしょう。その人の考え方、亡くなり方やその人との繋がり、宗派による考え方、色々な違いがあると思います。
しかし、代々、家が真言宗であり、死後まで苦しみを抱えているのかと思うといたたまれす、すぐにでもそばに行き、助けてやりたいという気持ちになります。失礼ですが川口様のご家族はご健在なのでしょうか?もし亡くなられた方がいらっしゃって、ご自身のお言葉を受け入れられるでしょうか?
折角のご回答ありがたく参考にさせていただきますが、増田様のお言葉を信じ、また釈様のお言葉で安心し、供養に励みたいと思います。ありがとうございました。

ご回答頂いた皆様
ありがとうございました。
ご回答を頂いてから、随分と日が経ちましたが本日やっと薬等処分させて頂きました。
夢の中で元気な姿を見せてくれ、仏となり、苦痛等から解き放たれたのだなあと、皆様の言葉を実感し、また、いつまでも生前の苦痛に関係あるものを大事に保管していても、あの世で幸せに過ごす足かせになるのかなと思いました。
まだまだ遺品がありますが、毎日のお勤めを欠かすことのないようにしながら、少しづつ処分していこうと思います。
ありがとうございました。

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