hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

長年の友人を嫌いになってしまった

回答数回答 1
有り難し有り難し 30

25年来の親友だと思っていた友人を嫌いになりました。

私は発達障害の子供を授かり、
彼女は定型発達の普通の子供を授かりました。

発達障害の私の子供が不登校になり、全て親に責任があると言われ、私も自分を見つめ直し、子供を思い通りにコントロールしたかった自分を反省しましたが、それは小さい頃から発達障害のため、なかなか言うことが聞けなかったから、普通の子以上にうるさく言ってしまったからです。でも誰でもそうなってしまうと思います。

発達障害の子供を育てる辛さは、健常者の子供を育てている彼女には伝わらず、伝わらないどころか、そんな私の今までの子育てを全面否定されたような言い方に、どうしても許せない気持ちに支配され、毎日苦しいです。

おまけに彼女は働きもせず旦那さんに生活の面倒を見てもらい、毎日パチンコして、ぐうたらな生活。
私はずっと一人で、毎日働き子育てしてきました。

世の中は不公平だとわかっていますが、ロクに苦労もせず、わかったような言い方をする彼女を憎むように。

許して穏やかな気持ちで過ごせるようになるにはどうしたらいいですか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

親の育て方で障害になるわけではありません。

そぅ。。。それは、彼女の言葉や態度に、傷ついたでしょうね。よく耐えたわね。悔しかったでしょう。私も親ですから、わが子のことで、また子育てについて、何の理解もなく非難されたら、悔しくて堪らないと思います。
今、あなたが、どれほど心を痛めているかと思うと、抱きしめて、大丈夫 あなたは立派な母親だと言ってあげたいです。

今までの相談も、読みました。
お子さんのこと、心配ですね。何が理由で、行けないのかしら。あれから、どうですか?
発達障害とのことですが、発達障害にも いろいろあります。でも、周りの理解やサポートがあれば、優れた能力も秘めていることが分かっていますし、社会生活も可能ですよ。
私は、以前、たくさんの幼児や児童の教育に携わってきました。中には、集団生活が少し困難な子もいましたが、そこは、保育者である親と先生が、その子を認めてあげることから始まります。そして、一緒になって、その子の見ている世界を理解してあげることが大事です。型に はめたり、排除する接し方ではだめです。その子の居場所がなくなりますからね。そうやって、共に 周りの環境によって、子どもは育っていきます。決して、親の育て方で障害になるわけではありません。あなたのせいでは、ないのですよ。もしかしたら、お子さんは、学校に理解してくれる人が、居場所が、無いのかもしれませんね。それは、子どもさんにとって、苦痛なだけです。一度、ゆっくり 話を聞いてあげて下さいね。良かったら、一緒に、お寺に遊びに来てくださっても構いませんよ。
あなたの しんどさを、少しでも、私に共有させてください。同じ、母親同士なんだもの(*^^*)

心無いことを言う人は、あなたの苦しさを理解しようともしない人です。残念ながら。そんな人に、あなたが振り回される必要なんてないのですよ。悔しいけど、腹立つけど、放っておきましょうね。

{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

中田住職 さま
ご回答ありがとうございます。確かに彼のありのままでいれる本当の居場所はないかもしれません。
唯一母親である私ぐらいでしょうか。
学校は行ったり行かなかったり繰り返しです。私は彼を長年認めてあげることができませんでした。
「これぐらいのことで認められない。なぜなら私が幼少の頃はもっとすごいことをしても全く認めてもらえなかったら」この心理に囚われ続けとても苦しい子育てを14年してきました。

最近そのことにやっと気付き、ありのままの彼を受け入れる、認める意味がわかるようになりましたが、まだまだ長年の私の思考をそう簡単に変化できず苦しいです。

またお寺にお邪魔させていただきたいです。

この自分を変えれるならどんな修行でも受けて、息子を楽にしてあげたいです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ