気持ちの整理の仕方を教えてください
最近あった友人との事で心が整理出来ず困ってます。
その友人(A)とは知り合たのは約1年位前です。
共通の趣味で意気投合し、昨年は1月に1〜2回は必ず会うような関係でした。
お互い同い年ということもあり、仕事や家族、お互いの友人関係の悩みなど話したりする事も多く趣味を越えた友人として付き合ってるつもりでした。
数ヶ月前からしばしば違和感を感じており『もしかして彼氏でも出来たのかな?』と疑問を感じておりました。
友人に恋人が出来るのは私にとっても嬉しいことですが、その子が仕事上たくさんの人と出会うきっかけが多い子だったのと、男性と出かけるような話が出た時も「お客さんと」と言っていたのできっとそうなんだろうと思っていました。
しかし、先日共通の別の友人(B)と3人で会っている時、友人(B)が友人(A)に対して「そう言えば最近彼氏出来たの?」と聞いたところ友人(A)は「うん。できたよー」と言いました。
私はやっぱり!と思ったのですが、その彼がいままで「お客さん」と言われたり「友達」と別な名前で聞いていた人だったんです。
私「なんで出来たって言ってくれなかったの?」と聞いたら友人(A)「特に言うことでもないしタイミングもなかったから聞かれたら言えばいいかなと思ってた」と言いました。
私はこれにすごくショックを受けてしまいました。
いうタイミングはあったし、なぜわざわざ別称で隠さないといけなかったのか…
彼女の中ではたいしたことではなかったと思いますが、私は嘘をつかれたと思ってしまい、その晩は頭でその言葉が反芻して涙が止まりませんでした。
一晩明けて、人によって報告の重要性もそれぞれあるし、彼女に悪気はなかったんだ。
と思えるようになって、今後の付き合いも変わることなく過ごしていこうと決意しました。
でも、
涙が止まりません。
頭で理解しても心が追いつかない感覚です。
彼女との友人関係も続けていきたい。
でも、心の整理ができない状態では前のように話せるか自信がありません。
人がいるだけ考え方も様々あります。
今後これ以上の事もあるかもしれません。
心の整理、または落ち着ける方法が何かあれば教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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対人関係は「お互い様」
人間の友情は難しいですね。
友の事を思ってるつもりが我が事を思ってしまう。なんでも話せる間柄をなんでも話さなければいけない間柄にしてしまう。
友人Aはウソをついていたのでしょうか。隠していたのでしょうか。
わかることは友人BはAに聞いた、そしてAが答えた。あなたはAに聞いていない。Aは(それが気遣いなのか恥じらいなのか何なのかは不明だが)わざわざ言う必要はないと思っていた。
ということでしょう。隠すというのは聞かれても答えないことでしょう。現にAはBに聞かれたから包み隠さず答えた。
それに対し、「おめでとう」と素直に祝えたら、それからAもあなたに交際の話をできたのかもしれませんね。
相手が「こういう人」だから私は友人だと思っていても実際に相手がどんな人なのかはわからないものです。私以外との関係ではそれが違うものであるでしょうし、それに私との関係においてでも常に変化していくものです。
相手を相手のまま見るというのは中々難しく、ついつい相手への自分の思いを投影して見てしまうのが私たちですね。
これが恋人や夫婦となるとまた問題が深刻化する様な気もします。
とにかく対人関係において大切なのは
・相手は思い通りにならない
・相手のことをわかったことにしない
・わからないと認めるからこそ、わかりたいと寄り添おうとすることができる
・相手を見ているのか、相手への自分の思いを見ているのか見極める
ということでしょう。
だから今回の件については何もAさんが悪くなくて、あなたが悪いというような単純な話ではありません。
Aさんから見ると
A:ウソでも隠したつもりでもない(事実)→あなた:ショック(Aさんへのあなたの思い)
あなたからみると
A:あなたには言わなくても傷つかないだろう(あなたへのAさんの思い)→あなた:ショック(事実)
ということです。だから寄り添いは「お互いに」必要なんですね。あなたも「ホントにおめでとう!よかったね。でももっと早く言ってほしかったなあ。これからは気を使わずなんでも話してね」くらい言っていいのですよ。
もちろんAさんが実際に何でも話すかどうかはAさんの裁量となりますが…。
質問者からのお礼
コメントありがとうございました。
確かに相手に自分を押し付けていたのかもしれません。
その場で「おめでとう!出来たんなら早く言ってよ!」と言ったうえで「わざわざ言う事でもない」と言われた状況でした。
私は言われた言葉にこだわりすぎていたのかもしれません。
相手に自分を押し付けないよう気をつけていきたいと思います。