気にしすぎでしょうか?
アパートの隣の住人の方との付き合い方が分かりません。
二年程前に夫婦で越してこられたようです。挨拶もなく、偶然敷地内で出会ったりした時も、俯いて顔を隠すようにして足早に去っていく方々でした。こちらから「こんにちは」と声を掛けても返事もなくて、このような事が何度かあったので私からも挨拶しなくなりました。
私には先月一歳になった子供がいます。隣の方は去年の夏頃出産されたようで、お子さまを抱いて車に乗せる様子を見かけるようになりました。
その頃から駐車場などで出会う頻度が増え、最初は偶然だと思って気にしていなかったのですが、最近は、わざとタイミングを合わせているのかな?と思うようになってきました。
私の車の駐車スペースは隣の方の部屋の真ん前なので、部屋からも見えるでしょうし、人がいる気配も分かると思います。
私が車に子供を乗せていると、必ずと言っていい程隣の方がベランダから出てきて何かし始めたり、子供を連れて駐車場に出てきます。でも特に挨拶するとかではありません。
私が出掛けて戻ってきて子供をチャイルドシートから下ろしていると、またベランダから出てきて洗濯物を取り込んだりし始めます。この時も挨拶する訳でもありません。目が合うと、相手のかたがそらします。
私は毎日家を出たり戻る時間もバラバラですが、もちろん本当に偶然タイミングが合っただけだったり、相手の方も私に同じことを思ってたりする可能性もあります。なので私が神経質すぎるだけかも?そう思って数ヶ月過ごしていたのですが、色々気になってきてしまいます。
私は少し前に髪を切ったのですが、先日見かけた隣の方も私とほぼ同じ髪型になっていて、しかもだんだん服装も同じようになってきました。これもただの偶然かもしれませんが。
いっそ私から声を掛けるべきかなとも思いましたが、また無視されたらそれこそ感じ悪いし、そもそも隣の方が何をしたいのか全く分かりません。
夫は転勤族なので一生ここに住み続ける訳ではないからなるべく気にしないように、と思って生活していますが、ほぼ毎日姿が見えると、また今日もか…と外に出るのが憂鬱になってきてしまいました。
こんなこと相談しても「気のせい」で済まされてしまいそうですが…やはり私の考えすぎでしょうか?
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の不安を実物だと思わない様にしましょう
「気にし過ぎです。」
ですが、それでは問題の解決になりませんので
ご自身が「気にし過ぎ」てしまう事が、厳密には何をやっているのかを解明してみましょう。
具体的にどういう事をしているでしょうか。
他人の動き、他人の言動、言葉を発しないという言動から相手の行動を深読みしたり、裏を読んだりして、そこにありもしないことを想定して、自分が仮定、仮想した世界を「そう」だと思い込んでいるのです。「相手がこうなんじゃないだろうか」と、自分の中で作り上げた、そっちを本物であると思ってしまっているのです。
こう言っては失礼ですが、それは何処まで行ってもあなたが勝手に作り出した、脳内❝仮❞想定された「臆測」に過ぎません。
臆測とは臆するという字が含められておりますように、自分自身の怖れる最悪のシナリオなどが盛り込まれていく想念です。
これを治すのは簡単です。
今から私が申し上げることをあなたの臆する事より優先的に採用して頂くだけです。
ガンコ度を下げて聞いてください。
あなたは、実際の事実より、自分の想像した妄想を優先させている状態にあるわけですから、それを治すためには、せめてアドバイザーの意見を取り入れて頂きませんと、何も変わらずエンドレス妄想地獄が続いていきます。ですから「どうせ治らない」という自分を優先する思いも断ち切る必要があります。
先日、全く同じ症状の方がお越しになられましたが、その方は私がこれでもかとアドバイスしたにもかかわらず、自分を優先し続けてしまったが為に、治りが遅かったです。坐禅会にもそういう方がよくお見えになります。
治したいのではなく、自分のイイタイコトを言っているだけな状態では治りませんし、何も進歩がありません。
「自分の想念で一度そうだと思ったことをゼッタイそうだと思ってしまう」ことをやめることがそれを治す方法なのですが、そうだと申し上げても、
その先日お見えになった方は、多方面から申し上げても、自分を変えようとされませんでした。
ヒント
⦿妄想を治す薬が目の前に提供されていても、それを服用しない、それをも疑い、信じないのであれば、それは本人は治そうという気持ちがなく、一生妄想を優先して治らないのである。
当たり障りない程度で
拝読させて頂きました。袖触れ合うも何かのご縁でしょうね。無理やり合わせることもないでしょうが、できればそれとなくお近づきになられても良いと思います。隣の人は何者ぞ、では不用心ですし、ある程度は知っていてもおかしくないでしょうからね。当たり障りない会話からでも良いですし、適度な距離感でお付き合いなさっても良いと思います。
この世に生まれて巡り合わせでお隣同士になられたのですからご縁はあるわけですからね。
また緊急時などや災害時にはやはりお隣同士はお互い助け合いが必要です。
あなたやご家族が健やかに成長し生活なさっていく為にもある程度はご近所付き合いなさってくださいね。