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大殺界・天冲殺が怖いです

回答数回答 2
有り難し有り難し 58

くだらない話かもしれません。
もうすぐ大殺界・天冲殺がきます。

前回、大変な目にあいました。
本当に大変でした。

それは大殺界に入る前の年から始まりました。
今回もひどいことが起こりつつあります。

偶然かもしれませんが、とても怖いです。

そういうのは統計学だ、というアドバイスももらいました。
でも、とても恐れているんです。
前回がとてもひどかったので。

フリーランスなので、仕事がなくなったらどうしよう。
とか、家族が死んだらどうしよう。
とか。

誰かにひどい目に遭わされたりしたらどうしよう。とか思います。

どうしたらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不安や不満や不信など「不」を取り除けば自然と運は開けます。

大殺界といえば、細木数子さんでおなじみの六星占術ですね。

空亡、天中殺(天冲殺)は四柱推命でも用いますし、六星占術でもよく出てきますね。

六星占術は細木さんが古来より伝わる易学や占星術、占いを組み合わせて作ったもので、歴史は浅いですが、TVや本、雑誌で一大ブームを起こしたこともあり、知名度がある占いです。

一般的にブームになるような本を出されたり、メディアで有名な占い師とされる方達は古来より伝わる様々な占いを組み合わせたり、自分流にアレンジしたり、自分で名前を付け替えて自分の占術を編み出されますね。

話は逸れましたが、前回のトラブルや、今、起こりつつあるという問題は大殺界だから起きたのでしょうか?

もちろん、頭ごなしに六星占術を否定するわけではありません。
私自身、そこまで詳しくないですが、六星占術は四柱推命の考え方をかなり踏襲しており、いい加減なモノと断言することはできません。

ですが、今あなたに大切なのは起こっていないトラブルや不運に妄想を膨らまして心配するよりも、今、起こりつつあるという問題に対処することです。

不安なのはわかりますが、本来、俗にいう占いというものは日々をよりよく生きるために古の先人たちが編み出した知恵や経験則や昔ながらの科学の集合体です。

そして、自分の気づいてない短所や長所に気付く為のものであったり、日々をよりよく過ごす為のものです。

占いの結果だけを聞いて不安になるというのは本末転倒であり、人を不安にする占いは不完全なものです。

どうぞ、今現実に起こっていないトラブルに想像を巡らして不安になるのではなく、目の前で起きていることに一つ一つ対処して日々を前向きに過ごしてください。

また、六星占術で見れば不運でも四柱推命や九星気学や宿曜、易学、手相、顔相、タロットなどなど巷に数多ある他の占いから見れば必ずしもあなたは不運ではないはずです。

見方や見る方向を変えれば、見えてくるものは変わってきます。
どうぞ、あなた自身の目であなた自身や日々の生活を正しく見つめてくださいませ。
不安や不満や不信など「不」を取り除けば自然と運は開けます。

応援しております。

一心祈願 開運成就。
合掌(^人^)

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慈蔵房(氵門亠广)
未だ愚迷凡夫の身ではありますが、皆様の一助になるようなお答えができれば幸い...
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占いは「答え」ではなく「ヒント」

占いというのは、本来「答え」ではなく「ヒント」を与えるものです。
古代より多くの人々が観察し、研究してきた統計学という側面と、災厄を予想しそれを避けるための方法を提示した宗教的側面があります。
どちらにもいえるのは、「そろそろ悪いことがおきてもおかしくない時期だから、気をつけなさい」という先人からのアドバイスだと言うことです。
それを、昨今の怪しげな占い師は、過去をを言い当てたりあたかも未来予知可のような事を言っていたずらに人を不安にさせます。しかし、星占いは人々の幸せの為に弘法大師空海が日本に持ち込んだものです。

そう考えれば、厄年や大殺界というのは、「悪いことが起こる歳」というよりも「変化が多いので、気をつけるように忠告してくれている歳」なのではないでしょうか。厄年、大殺界というので妙に意識してしまうだけで、実はその時期以外にもたくさん辛いことが起きているはずなんです。

せっかく先人がアドバイスしてくれているということは、今年はあまり派手に動いたり、欲を出さず、穏やかに静かに過ごしてみられるといいでしょう。あたかも雨の日に鳥たちが木陰でひっそりと晴れを待つかの如しです。

そして、先祖や神仏に今まで以上に感謝し、手を合わせることによって、穏やかな心が手に入ります。
ちなみに僕はさ今年厄年なので、御朱印集めをはじめました。笑
景観も素晴らしい寺社仏閣で静かに手を合わせると、驚くほど心が穏やかになるものです。
なにかに感謝し、手を合わせ続ければ、自然とおそれや不安も消えてくるはずです。
せっかくの大殺界、是非とも外に外に・・・ではなく自分の「内面」と向き合う機会にしてみてはいかがでしょうか。

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おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。
考えてみたら前回の天中殺・大殺界は離婚後すぐだったので「負けるものか!!」と思って無意味に動いた結果ひどいトラブルに巻き込まれたのでした。
今回は無駄に動かず、少し内面と向き合い、様子を見て、ゆっくりしたいと思います。

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