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見えるから欲しくなってしまいます回答受付中

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私が欲しいと思ったものがどれもこれも数年後に高値で取引されています。
あの時ピンときたものが実は稀少な品だったということもあります。
ここ10年以内に絞ってもピンときたもの・ほしいと思ったものがどれもお宝といわれるような価値あるものへと変わってしまっていました。
手元に残しているものでも今では入手困難になっているものがいくつもあります。

最近になってそれに気づき、私は物の価値を無意識にわかっていたのではと感じるようになりました。
それ以降どうしてもこれ以上後悔するのが嫌でピンときたものはとりあえず買っておこうと考えるようになりました。
しかし、手を出し渋ったものがあると後でものすごく後悔するようになってしまいました。
ピンとくるのは第六感や無意識といったものに近いのか自分ではコントロールできません。

最初は単なる目利きのようなものだと思ってたのですがそれ故に物欲が強くなりどんどん苦痛に感じるようになっています。
目を閉じても見えてしまう故に強力な物欲がとても苦痛です。
元々ケチで金銭に困るような生活こそしていないのである程度ポンポン買ってしまっても経済的には問題ありません。
ただ無意識に価値を見出すことは制御できずともせめてその物欲を制御できないことが問題で辛いです。

2026年2月26日 1:50
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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

欲は快楽の仮面を被った苦痛

欲は煩悩の一つであり、欲は快楽を伴う刺激ですが、しかしその本質はやはり苦痛なのです。
赤ちゃんの口元におっぱいが近付いてくると、赤ちゃんが泣く場合があります。
もうすぐおっぱいが飲めるのだから嬉しいはずですが、「早く飲みたい」という欲の苦痛(ウズウズ)が赤ちゃんを泣かせます。(早く飲ませろとせがんでいる可能性もあります。)
まずは、欲は快楽の仮面をかぶった苦痛であると理解しておきましょう。
世界人口は増え続けていますので、物質とエネルギーの大半は値上がりするのが普通です。
逆に、人間は余ってくるのだから、実質賃金が下がるのは自然なことかもしれませんね。
ですから、欲しいと思ったものが後に値上がりするというのは仕方ないことかもしれません。
あなたの物を見るセンスは特に鋭いので、お眼鏡に叶ったモノは早めに買っておいた方が値上がりするからお得かもしれません。
また、そのように早めに買っておこうという人が増えれば日本の景気も良くなるでしょう。
結局は、あなたの小遣いの予算をあらかじめ設定し、その範囲内で楽しく暮らすしかありません。
どんな宝物も来世(あの世)には持っていけないのですが、仏教では、出家者ではない人が家計の範囲内で贅沢することを否定はしていないのです。
菩薩像などは美しいアクセサリーを身につけた在家の姿(出家前の王族時代のお釈迦様がモデル)で作られています。
後悔も煩悩(悩み苦しみの原因)になりますから、後悔するような浪費や悪行為は避けつつ、適当に死ぬまで生きましょう。

2026年2月26日 2:29
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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