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我慢しないといけないのでしょうか?

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再婚6年目の夫婦です。
先日、主人が職場の女性とLINEをしていることがわかりました。内容は話したいけど話せないなどといった内容でした。
主人に聞いたら、浮気じゃない、そんな気持ちは全くないと言いましたが、そんなLINEを何年か続けていたそうです。以前にもおかしいなと思うことがあり、問いただしたら何もないと言ってはぐらかされたような感じがあり、ずっともやもやしてました。もうLINEはしてないと言いますが、職場で話してるみたいです。

私は主人と一緒になるために、やりたい仕事も子供も諦めました。子供は1人居ますが兄妹をつくってあげたかったです。主人の子供を産みたかったです。そんな寂しさや我慢をしていたときに、主人は他の女性と楽しく過ごしていたのかと思うと悲しくなります。私の存在がいらないものに思えてきます。

職場は変わるつもりはないそうです。これからずっと我慢しないといけないのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

コニュニケーションはすべき人とすべきことを

この問題はこちらにお話になられても何も申し上げられません。
(;´Д`)
あなたがコミュニケーションをとるべき相手はご主人です。
厳しいようですが、心が向かう先を間違ってもらいたくないので、ハッキリ申し上げます。
夫婦であれば夫婦であればこそ、ちゃんと話合いをケンカをしてでも仲良くするために話し合うべきです。
ご主人にはご主人の中であなたにしてもらいたいことがあると思います。
あなたもあなたの中でご主人にこうしてもらいたいことがあるはずです。
それを正直に話すこと。話し合う事なくしてなかよし夫婦はありません。
優先すべきは、プライドでしょうか。自分がこうしてもらいたかったことでしょうか。
いいえ、夫婦がうまく行くことなのです。
よって、ちょっと時間のある時に話し合いの場を設けましょう。
お互い忙しいことや優先したい事があるかもしれません。
3回はケンカしよう、くらいのつもりで臨んでください。
ケンカをするのは夫婦が仲良くなる為にこそするのです。
仲直りができますように。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

これまでに何度か話し合ったのですが、主人は怒りながら、どうすればいいの?と聞き返してきました。
何も言えなくなり、泣いて終わってしまいました。

これからも主人とは仲良くいたいので、ちゃんと向き合って話をしてみようと思います。
丹下さん、ありがとうございましたm(*_ _)m

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