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惨めさを我慢し言われたように発言すべき?

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有り難し有り難し 19

家を購入するにあたり、義両親が資金の援助をしてくれます。
夫が建売の物件を気に入り購入することになりました。

義父、義母それぞれから援助があるのですが、義父から義母に対して「贅沢しましせんのでよろしくお願いします」と言ってと言われています。

以前から嫁いびりがあり、旦那も誤解をといたり庇ったりしてくれず、私が好き放題買い物をしていると思われているようです。

内容としては、産後一ヶ月たたない時に夫が義母に私が寝ていて何もしないと愚痴り義母から「引っ越し準備も家事も育児もおまえがひとりで全部やれ!」と言われたり、第二子の産後2日目に子宮が戻っておらずお腹がまだ出ていたので「まだ一人産み忘れがいるんじゃないの」と言われたり、私が好きな動物が載ったポケットティッシュを義父が出したら「やめてよ、その動物をみせたら孫も変な人間になるじゃないの」と食事会中に言われたり。
2週間前の惣菜をもらったり、色んなことがありました。

贅沢に関しては、お金の管理は夫がしており、私が使用する車が壊れて部品を変えても直るか分からないと言われ、夫が選んで購入してくれた中古車に乗っていますが、新車を買ったと思われているようです。

夫に事実でないところは訂正してほしいと頼みましたが、思い込んでるから無理でしょと言うだけでした。

私の両親にも相談し、母は激怒で養父は夫婦で喧嘩していくしかないという反応でした。

義母は働いたことがないのでお金を出してもらうのは悪い気もするし、過干渉が増すと辛いので義母からの援助は辞退してほしいと夫に提案しましたが夫が怒り話し合うことが出来ませんでした。

お金管理は私ではないので贅沢も何もしていないのですが、「贅沢しましせんので」と言ったほうがいいでしょうか。

普段から私の意見は通らず夫が決めたものだけなので辛いのです。
さらにみじめなセリフまで言わなければいけないでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

義母とご主人の悪循環に一石を

こんにちは、初めまして。

客観的に見れば、「贅沢しましせんのでよろしくお願いします」の一言で新居購入の援助金が出てくるのだから、不本意でも言ってしまえば良いとは思います。

ただ、あなたはこの一言を発することの実利的な意味よりも、この一言を発する自体にこれまでの誤解や理不尽な扱い(主に、義母、ご主人からの)までも認めてしまうような思いがして納得ができていないのでしょう。無理もありません。

今、あなたは嫁としてのこれまでの誤解された生活ぶり(新車を買った、家事が出来ていない等々)を、義母とご主人によって責められるという悪循環の構造自体に待ったをかける、総決算の問題に直面しているのではないでしょうか。

どうやら、あなたの一言に援助金の可否がかかっているようなので、これを逆手に取ってご主人と話し合うべきではないでしょうか。

例えば次のように言うのはどうでしょう。

私は、「贅沢しましせんのでよろしくお願いします」の一言を言おうと思う。これは、援助を受ける身として当然の心構えであるし、これぐらいの一言があっても当然だと思うから、その一言を述べることはやぶさかではない。

でも、この際、事実でない誤解を解くようにあなたから十分に義両親に説明してほしい。今まで、説明、釈明をしてこなかったけれど、嫁はちゃんと家事もしている、贅沢はしていないなどをきちんと説明して、と。それを説明しない限り、私は、その一言を言わない。一方的な誤解をそのまま認めることは、先々を考えて良いことだは思えないから、と。

根本的にご主人が「愚痴」って、義母が真に受けあなたを叱るという悪循環が問題の根本でしょうから、これを少しでも見直す方向にご主人を向けることが良策ではないでしょうか。

ご参考まで。

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

釋悠水様
ご回答ありがとうございます。

夫と話すにもいままでも常に夫優先になるのですが、タイミングを見ながら根気よく話し合っていこうと思います。

今日はまた、私とは関係のない件で夫と義母が家の事で言い合いになり、じゃあお金出さない!というやり取りがあったので、義母の援助に関してはこの先どうなるのか分かりませんが
、どうやら私の一言で有無が決まる話ではなかったのかもしれません。
せっかく良いアドバイスを頂いたのに私に力がなくすみません…。
しかし、釋悠水様の優しい言葉にとても助けられています。
状況を見つつ、頂いたのアドバイスを活用できるよう頑張りたいと思います。
味方もいなくてもう死にたいけど子どもが心配だから…どうしよう、と考えていましたが、こうして話を聞いてもらい嬉しかったです。

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