他人と比べない生き方
私はつい他人と比べてしまい他人を羨んでしまいます。
他人の良い部分を見て妬みます。
そして、自分に厳しく他人にも厳しいです。
そんな時、私は不幸です。
こんな生き方に慣れつつありますが、やはり疲れます。
もっと楽に生きたいです。
よく他人と比べない人生などといいますが、何か考えるコツ?などありますか?
教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分に優しく。
比べてしまうのは仕方のないことだと思います。
私たち人間はなんでも比べて選択して生きているので自然と比べて選択してしまうんだと思います。
例えば買い物でも大きさを比べたら価格を比べたりして選んでます。
人間も足が速い遅いとか身長が高い低いとか頭が良い悪いと比べて、ときには順番をつけて生きています。
仏教の言葉で、善をも思わず悪をも思わず。という言葉があります。
この言葉は、善悪だけでなく、自他、左右、是非、と言った二元的な考え方からの脱却の言葉です。
一つの考え方に囚われず、善をも思わず悪をも思わず生きていきたいですね。
ここからタイトルの自分に優しくという話です。
私の師匠はよく、自分に優しくできない人は人にも優しくできない。と言います。
私はこの教えを聞いてからすごく心が楽になりました。
私は自分の考え方、他人との違いを感じた時などどんな時でも自分が1番自分に優しくしています。
過ちを犯してしまったときはしっかり反省して自分を許します。
自分の良いとこも悪いとこも全て優しく受け入れてみてください。
こんな自分でも救われると南無阿弥陀仏
経典に出てくる阿弥陀仏という仏様は、どんな愚かな人や悪い人でも「南無阿弥陀仏」と念仏をとなえるなら必ず救ってくれる(極楽浄土に往生させてくれる)仏様です。
仏教の平等無差別の慈悲を象徴するような仏様ですね。
他人と比べてしまうのは、人間にはプライドの煩悩があるから仕方ないのです。
煩悩は無い方が良いけれど、煩悩を簡単になくせない愚かな私たちなのです。
しかし、阿弥陀仏は必ず救ってくれます。
あなたより優れているあの人も、あなたより劣っているあの人も、そしてもちろんあなたも、阿弥陀仏の目から見たら皆救いの対象です。
だから、ちょっとくらい人よりダメでも、極楽浄土には皆いける、大丈夫大丈夫、と思ってはどうでしょうか。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
人と比べない生き方をしてもっと楽に生きていきたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
人と比べない生き方をしてもっと楽に生きていきたいと思います。