モチベーションを保つには?
こんにちは、ご意見お聞かせ願えますか?
今の職場には、入社時からお子さんがいるので時短勤務、そして入社数週間前にに妊娠判明という方がいます。歳は私とそうかわりません。会社が認めて雇ったのはいいと思うのですが、その方のフォローがこちらに回ってくるのが辛いです。
私は彼女より給料レンジが低いですが、担当は倍以上もっており、役職者のフォローもなく業務をこなしています。対して彼女は産休から復帰して暫く経つ今も誰かのフォローを受けて一つの担当のみをこなす状態です。
会社や課の雑務は彼女には一切ふられず、全て私です。また、時短なので社員全員の必須業務も免除です。お子さんのことで休むと、その方の小さな雑務は私です。メンバーは他に3人いますが、2人は私よりうんと年上、1人は誰がみても重い仕事を担当ということで、上司が課で1番若い私に振ります。
私はやりたい仕事と趣味がまだまだあり、子供を産む予定もないので、両立させている人の手助けは必要だよな、と思いながら今まで手助けしてきたつもりですが、今日上司から、さらに担当を増やすと言われました。本当は時短さんに振りたいが、時短さんが仕事を半端にして他部門からも責められ、上司も今の仕事すらこなせない人に仕事を振っても結局自分が面倒を見ることになるから…だそうです。
これを受けて、これまでのモヤモヤが出てしまい、上司に
*今の給料レンジで担当だけ多くなるのはどうしても解せない、担当が増えるならみんなと同等のレンジにあげて欲しい
*時間内でできる雑務は彼女にも振って欲しい。重い経理処理などは私がやるが、スケジュールの反映くらいはやって欲しい
と伝えました。
上司も自分の役職以上の働きをしている人なので助けられたらとは思いますが、やればやるほど自分の負担だけが増えることにも疲れてしまいました。感謝の一言でもあれば頑張れるかもですが…
こんな事を考えて疲れてしまう自分にも、心が狭いようで残念です。何かモチベーションを維持できる考えがあればご教示ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
見えない銀行にも給料が振り込まれています
ふらふさん
理不尽な職場環境のなかずいぶん頑張っていると思います。割り切れないことに対して大人な考えで対応していて立派です。そのうえ人の倍以上の担当をこなせる能力ももっているのです。会社はあなたの能力を認めているから任せて安心なのでしょう。でもそれに相当する見返りがなければモチベーションが維持できなくて当然です。
今回のあなたの上司への要求は正当だと思います。これを受けてきちんと対応してくれることを望みます。もしこのままの状態が続くのであれば、この会社からは能力ある人は去って行ってしまうと思います。あなたの心が狭いのではありません。
さて、こういう状況でのモチベーションの維持の仕方ですね。あなたの仕事に対する給料の支払い方法が2つあると考えてください。一つは「目に見える給料」これは「現実の銀行」に振り込まれている給料です。そしてもう一つは「目に見えない給料」です。これはあなたの貢献度に対して支払われるもので「見えない銀行」に振り込まれます。
「見えない銀行」に支払われた給料は現金として使えないので貯金が増えていきます。これはあなたが必要なとき「運」として支払われます。必要なときに運が味方してくれてラッキーなことが増えるのです。
この世の中は見えないルールがあるのです。自分の行為の結果は必ず自分が受け取ります。人は見えることだけで損得を考えがちですが、あなたがほんとうに会社や子持ちの社員さんを助け貢献しているのであれば、必ずその見返りは受け取ります。あなたはもう十分会社や他の社員さんに貢献していますが、こんなふうに考えるとまたちょっとモチベーションが維持できるかもしれません。「見えない銀行」の貯金を眺めてちょっとニンマリすることを試してみてください。
でもリアルな昇給や業務改善もあるといいですね。気持ちよくご活躍できることをお祈りさせていただきます。仙如
難しい問題です
拝読しました。大変に難しい問題であると同時に、皆が考えていかなければいけない課題だと感じました。
さて、ご質問の主題である「モチベーションを保つ」考え方ですが。
先師が既にご回答をされており、ちょっと方向性が逆になってしまうので参考程度にしてください…
仏教で説かれる「善因善果 悪因悪果」は善い行いが善い結果を生み、悪い行いが悪い結果を生むというものでありますが、ここでいう「善悪」は「仏教的な善悪」であります。すなわち、「覚り・涅槃」に近づくのが善、遠ざかるのが悪です。
つまり「善因善果 悪因悪果」とは、「覚り・涅槃に近づく行いが覚り・涅槃に近づく結果を生み、覚り・涅槃から遠ざかる行いが覚り・涅槃から遠ざかる結果を生む」という当然の教えです。
私たちの思う「善悪」とは趣きが異なっており、単純に「良い事があるために♪」と頑張っても私が思うような「良い事」が起きるわけでもなく、また、「良い事があるために♪」と期待しながらする行為が善行為かというと何とも言えないところがあります。
浄土真宗的に言えばそもそも我々は凡夫(煩悩にまみれたただの人)であり、何が善で何が悪かは分別できないという理解にもなります。
よって、それをモチベーションとするのも中々難しいのかなあと個人的には感じた所でした。
しかしながら現実問題としてふらふ様が苦しんでいるのも事実。どうすべきか考えたのですが中々いい考えが浮かびません。しかし忘れてはいけないのは「彼女が悪いわけではない」ということでしょうね。
人口減の日本社会にとってもこれからは様々な勤務体系の方でも労働力を確保したい。
育児を抱える個人としても自己実現のために労働をしたい。
双方向の需要と供給があるわけですが、残念ながら現状の日本社会ではそれがスムーズになるような成熟した労働環境・労働意識は実現されていないのでしょう。
なのでモチベーション維持の方法として私が思うものは、
これからの日本社会のために今自分の現場において何ができるか、会社はどうあるべきか考え少しでも実践するとともにあるべき形を訴えていき、未来への力となる。
彼女も片身の狭い思いをしているでしょうから、彼女と直接対話し、仕事への意欲や葛藤を聞く。育児の苦労についても聞き、理解を深める。
という現実的な内容となりました。力不足ですいません…。
質問者からのお礼
仙如様
ご回答ありがとうございました。 見えない銀行、私もあると思います。
自身の行いが必ず返ってくると、両親からも教えられてきました。
今週他部署の方達とごはんを食べる機会に、思い切って相談に乗ってもらったところ、同じような状況に悩んでいる方がいたことと、 人事にも私と同様の相談が来ていることが分かりました。
ですが、「マタハラ」が騒がれる時代なので、どこも対応に苦戦しているようです。
答えは出ませんでしたが、このごはん会メンバーも通常業務ではまず関われない方たちとの集まりなので、そういったご縁をいただけたことも「見えない銀行」のお陰かなと思いました。
吉武様
いつもありがとうございます。 一緒に考えてくださった方がいただけでも、大変うれしくありがたく思います。
私の説明が足りなかったのですが、時短さんはなかなかお強い方で(笑)
・一か月前から会議資料作成指示があっても作っていなかったらしく、 当日子供の体調不良で欠席
・単発仕事で「私がやります」というのはいいが、最後はいつも他のメンバーで対応することに
・「祝日は子供がいるので休みます」→祝日に会社に子供とやってくる (一度役員との異動面談中に突入されて、面談が終了してしまいました…)
などなど、もう少し配慮いただきたい点が多々ある方です。 もしかすると、ここが引っかかっていた点だったのかもしれません…
子供を産んで育てることは大変だと思うので、双方が妥協できるような、何か良い案がないか、考えてみます。また、 人のふり見て…なので、自身にも問題がないか、省みながら仕事をしていこうと思います。