親の結婚反対と婚約者への不安
はじめまして。親からの結婚反対で破談直前の者です。「結婚 親 反対」で検索していた所、こちらのサイトにたどり着きました。そして皆様の、本当に質問者の幸せを願った丁寧な回答に感銘を受け、救いを求めるような気持ちでこちらに投稿させて頂くことに決めました。どうかよろしくお願いいたします。
私は今、10歳年上の日系カナダ人と婚約しています。しかし父は結婚に反対しています。理由は、1)私が一人娘であること、2)父の病院を継いでほしいと思っていたこと、3)仕事を捨てて向こうに渡る経済的リスク、4)婚約者は現地の医師なのですがあちらの医療技術レベルが低く、将来性が期待できないと思っていること、5)基本的に一生向こうでの生活となることです。もし結婚するならば、日本で医師免許を取り直せと言います。
私のことを思ってくれているのは重々承知しています。このまま親の心に沿って結婚を諦めるべきか、それとも婚約者を信じて結婚すべきか迷っています。
○問題点1=父と私の歪んだ関係性
実は、父からの反対で婚約解消になるのはこれが二回目です。勿論私にも悪い面があったのでしょう。しかし、二回もというのは普通のこととは思えないのです。前回は20代の時でした。
また私は子供から20代半ばくらいまで、父から暴力を受けていたため本能的に逆らえないと感じてしまっています。何か気に障ることがあると突然スイッチが入るので、母も私もいつもビクビクしていました。今回「結婚したい」と意思を伝えた時には「その男にほだされているだけだ」と首を絞められました。
○問題点2=婚約者の人格
せっかくプロポーズしたのになかなか進まず、煮え切らない態度の私に、婚約者は我慢の限界で最近では別れを仄めかすように。また、喧嘩になると怒鳴ったり、家を出ていけと言ったりもします。仕事をやめ、両親を日本置いて現地に行くことの不安や覚悟を理解しきってもらえていない気がしています。
私は父と婚約者の間でとても苦しいです。親に従って婚破棄を選ぶべきか、婚約者を信じて親の反対を押しきって出て行くべきでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
みんな そうやって、考えて悩んで 自分で進む道を探している
そぅ。。。それは、辛いわねぇ。。。
お父さんが、あなたや病院のことを案じているのは分かりますが、一方的過ぎるわね。あなたの考えや想いに、全く耳を傾けようとしない。お父さんの考えや生き方を、あなたに押し付けている。それで今まで家族を動かしてきた。あまりにも強引ね。
手を上げられたことも、悲しかったよね。怖かったよね。よく辛抱してきたね。もぅ、誰かにビクビク怯えながら生きなきゃならない環境からは、解放してあげたい。
今の彼、待っているのも、もどかしいと思うの。彼にも描いている将来があり、医師という責務の中、結婚反対に悩みたくないのが正直なところよね。
お母さんは、協力したり、力にはなってくれない?お父さんには、やはり遠慮しちゃうかしらねぇ。
親の反対を押し切ってまで結婚するもんじゃないと言うけれど、お父さんのお眼鏡に適う条件は厳しいわね。病院がついてまわる。病院の行く末を考えての、あなたの将来しか、描いていない。
あなたには、あなたの人生を生きて欲しい。
ただ彼は、反対を押し切ってまで人生を賭けれる人なの? 一緒に道を探そうとしてくれず、怒鳴ったり出ていけだなんて。
彼について行くというのは、帰る家が無くなるということ。その覚悟を、彼との人生に描けますか? 彼から出て行けと言われても、帰る場所はないってことです。
人はね、本当の大人になるために、親の側を離れなければなりません。結婚は、それだけの覚悟で、今までの環境を置いていくということ。
そのことに対して、あのとき あ〜言ったから信じてたのに!好きだから絶対に幸せにすると約束してくれたのに! なんて誰かのせいにして後悔するようなことでは、親の言うことに従っているほうが、よっぽど安心です。大人にはなれないけどね。
あ〜したほうがいい。こうしなさい。と私が言える立場にありません。ただ、どちらの選択も、親の言う通りにした、彼が言うからついていく、ではなく、あなた自身の覚悟で。そしたら、きっとそれは間違いじゃない◎
非常に厳しい選択。また、悩んでも悩んでも、答えなんて簡単にいかないと思います。
結婚って、それだけ、人生が変わることなの。みんなよ、みんなそうやって、考えて悩んで 自分で進む道を探している。生きるって難しいことね。だから、みんな真剣よ。
どうか、あなたの幸せを生きて行きましょうね。私も願っています(*^^*)
選択肢は他にもあります
ひまわりねこさん
お父様と婚約者さんとの間に挟まれてとても苦しいですね。
問題点1は父親の心情として理解できる部分はありますが、結婚するのはあなたでありご自分の幸せが優先です。お父様の幸せのために娘のあなたが自分の幸せを犠牲にする必要はありません。いままでのお父様の行動を考えても距離を置くことを考えた方がいいですね。お父様は誰が相手でも反対するのではないでしょうか。
問題点2はあなたの態度に彼が不安を感じるのは理解できますが、喧嘩になったときの彼の態度に疑問を抱くなら、その疑問を見ないふりをしてはいけません。いま日本を離れて他国に嫁ぐ気持ちを理解できないようなら、行った先でのあなたの苦労やさみしさは理解を示してはくれませんよ。このことはとても大きな問題です。
お父様の反対で婚約破棄をすることはありません。あなたが決めた相手と結婚すればいいのです。でも、あなたが結婚しようとしている相手に不安要因があるというのが現実です。お父様の反対とは別のこととして、このことに向かい合う必要があります。
あなたはこの婚約者と一生をともにしていけるのでしょうか、しっかり見極めてください。知らない土地で20年、30年と一緒に暮らせますか?仕事、両親、友人、自分の生まれた国の居心地の良さ、それらすべてを捨ててもいいと思える相手ですか?
彼のことを信じていいと思えないから苦しいのではないですか?少なくとも今の段階では、親に従うべきでもないし、この人を信じるべきでもないのです。
だからこの問題に対する選択肢は2者択一ではないのです。「自分の意思で婚約破棄」という選択肢もありですね。結婚前に感じた不安はとても大切メッセージである可能性があります。
婚約までしていると、いまさら止められないと思うかもしれませんが、ここは絶対に見ないふりをしてはいけないところです。自分が幸せを感じななければ、結局相手も幸せになれません。パートナー選びは一生の重大事です。ひまわりねこさんが最高のパートナーを選ぶことができますようお祈りさせていただきます。仙如
PS 彼の気質の問題だと思いますよ。親を捨てて外国に嫁ぐことがどんなに大変か理解できればこんな言動はできません。病めるときも苦しいときも2人で乗り越えていけますか?相手は変わりません。この気質の彼とやっていけるかどうかです。
質問者からのお礼
中田様
ご回答くださりありがとうございます。
確かに「親の側を離れる」時が、結婚という節目なのかもしれませんね。例え一人暮らしをしていても、経済的に自立していても、離れた場所に暮らしていても、本当の意味で「親の側を離れる」ということは、親とは離れて新しい家族を築く、そういうことなのかもしれないと、回答を拝読して思いました。
私の中にある漠然とした不安は、現状の婚約者の言動・行動からの予測で、また婚約者の元でビクビク怯えて暮らすことになるのではないかという点です。子供の頃は、逃げ場所がない(経済的にも、物理的にも)中で苦しんでいましたし、今度は帰る場所がなくなってしまいますものね。一緒に道を探してくれるかどうかと問われると、今は「No」としか言いようがありません。
なんだか、答えが見えてきた気がします。ありがとうございます。
仙如様
メッセージありがとうございます。お言葉を読ませていただき、ハッとしました。確かに、親の反対を言い訳にして、婚約者への不安を見て見ないふりしようとしていたのかもしれません。一方、親がもっと普通で、結婚自体を喜んでくれて、すんなり受け入れてくれるものであれば、婚約者とここまで揉めなかったのではないか、婚約者があんな態度に出ることもなかったのではないかと思ったりもします。
もしご回答いただけるのであれば質問をさせていただきたいのですが、現状を鑑みて、私の婚約者は、もし父の反対がなかったとしても、いずれは何か気にくわないことがあるとこうした態度に出る人だったのでしょうか。親の反対がなければ、スムーズに結婚できていればこんなことにはならなかったのではないかと思う一方、元々そういう気質を持った人だったのかもしれないとも思っています。前者であれば親を振り切って結婚したいと思いますし、後者であれば諦めるべきなのだと考えています。
そして、「結婚前の不安がとても大切なメッセージである」と伺って、この直感、見えない不安感は何かの暗示なのかな、自分の本能を信じた方が良いのかなとも思うようになりました。ただ、既婚の友人・知人の話を聞くと、喧嘩したり、揉めたり、本音を言えなかったり、我慢したり、時には家出したり、皆少しずつ問題を抱えていて、それを乗り越えながら子供を授かり、家族を築いている様子で、幸せな家族像が身近に浮かばない私にとっては、どこまでが通常の我慢の範囲内で、どこからが異常なのかの判断ができずにおります。
育った環境がこうならば、選んだ婚約者も・・・?と思うと、前世で何か悪いことをしてしまったのかな、と思ってしまうほどです。
仙如様
PS、拝読しました。ありがとうございます。やはり、気質の問題なのですね。自分でも薄々感じていたところを、はっきりと仰っていただけてとてもスッキリしました。いくら言葉で伝えても、本質的に理解してもらえないのかもしれませんね。