母の不平不満を聞くと
母は年齢のせいか、最近、不平不満を口にする機会が増えました。娘なので「ふん、ふん。そうなんだ…。」と聞いてはいますが、最近、少し疲れます。
よくよく考えて、母の不平不満にたいして、
「でもね、こうだったかもしれないよ!」と答えれば伝わるかしら?と思って試していますが、どうやら伝わっていないようです。
不平不満を聞くのも(話し相手になるのも)娘の役割かしら…とも思いますが。
母を傷つけずに、不平不満を減らす方法があるでしょうか。
そもそもそんな考え自体が、私の傲慢でしょうか。
よろしくお願いいたします。
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傾聴することが一番です
ご質問を読ませていただきました。確かに愚痴を聞かされるほうは、苦痛に感じることがありますね。私も母の不平不満を毎日聞いています。亡くなった父のことであったり、親類のことであったり、私が子供の頃のPTAの話しだったり内容は色々あります。よくこれだけ不平不満があるなあと思うくらいです。それなら自分で何とかしろよと言いたいところです。
不満に対する最適の対応の仕方を見つけてアドバイスしても、実行しようとする気配はありません。不平不満を解決してもらいたいと思って話しているわけでは無いようです。ロバ美さんの場合はどうですか?同じ話しの不平不満が出て来るようでしたら、解決が目的ではないと思われます。
ではなぜロバ美さんに不平不満を告げるのでしょう。ここからは想像になりますが、おそらく自分という人間を認めてもらいたいからではないでしょうか?人間には他人から自分の存在を認められたいという欲求があります。この欲求が満たされないと、生きる意欲を失ってしまいます。一般論ですが生きる意欲を失った人を救う方法の一つに、①肩書ではなく名前で呼んであげる②あなたが役に立ったことを伝える③あなたを愛していることを伝える というのがあります。ここでは詳しく書きませんが、衣食住が満たされても心が満たされなければ人は生きて行けないのです。
ですからお母さんの話しを聞いてあげることが大切です。根を詰めて聞く必要はありません。私などは、こうして回答を書きながら母の話しを聞いています。そばにいることで安心感が生まれるようです。それを繰り返すうち、話しの中身が不平不満から世間ばなしに変わって来ました。
不平不満を正面から受けて聞くのはつらいですから、適当にあいづちを打ちながら、なるべく一緒にいる時間を作ってあげて下さい。親子ですからそのあたりは上手に出来ると思います。
質問者からのお礼
りゅうようさま
回答をして下さいまして、どうもありがとうございました。
確かに私は、母の不平不満を、真正面から受け止めて聞いていました。聞いたからには、何か答えを出さなければいけないと思っていました。母は答を求めていた訳ではなく、ただ聞いて欲しかっただけなのかもしれません。
りゅうよう様も、お母様の不平不満を聞いていらっしゃるのですか。お坊様もそうなんだ…と思い、気持ちが楽になりました。
なるべく一緒にいる時間を持ち、話を聞こうと思います。適当に?相槌を打ちながら。
どうもありがとうございました!
感謝いたします。