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夫の怒りを買いました。許してもらえないことが本当に辛いです2

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※先のご相談の続きです。

今回の原因は私が悪かったとハッキリしています。偶然に、夫のメールを見てしまいました。すぐに閉じれば良かったのですが、タイトルが気になり、開いてしまったのです。職場の女性と思われる人から、明らかに好意を寄せている内容で、度々メールのやり取りをしているものでした。
夫が浮気をしているとは疑いませんでした。それでも、自分に好意を持つ女性とメールをしていることに非常に傷付き、正直に偶然メールを見てしまったこと、過去付き合った人とやり取りをしているのかということを尋ねてしまいました。
以前なら、怒りを誘発することは目に見えていたので、見たことは言わなかったかもしれません。ただ最近は深い愛情と信頼があったので、正直に話せば、聞かずにいられなかった私の気持ちをわかってもらえると考えてしまったのです。

結果、穏やかだった主人はいなくなり、険しい表情に冷たい言葉の、以前の様な状態になりました。「絶対に許さない」「やましいことは何もない。見る行為が許せない」「子どもは勝手に育てればいい。金だけは出す」「連絡してくるな」と言われています。

子どものことを言われるのが本当に辛いです。
どうしたらいいのでしょうか……。
なお、春から夫が海外転勤のため、私は日本で別居中です。秋から私が向こうへ転居予定です。
今は「もう来なくていい」と言われていますが。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

多分彼が求めているのは従順&ヨイショな女性

断言。私が今から申し上げることは冗談めいているようですが真実です。
まぁ、まず見られてもやましいことが無いのなら怒りません。
見られたくないのはあなたに知られてはまずいことがあったから怒ると事であなたを制圧しようとしたのでしょう。
私はあなたの味方です。
男からみてもしょうもない男ですが、年に3回まで、赦してやってください、子供のために。
以前のご質問から推察しますに、彼は本当に年上の割に甘えん坊ちゃんですね。
結論1 彼が「ばぶばぶ」と求める愛情の形を「ヨチヨチ」と笑顔で提供できるようになることです。彼が求めていない愛情を与えていますね。世の中の夫婦の大半がそれで男性側から奥様に対する気持ちが冷めます。
本当に育児、保育士さんの本を3冊買うことをお勧めします。それは、彼を子供として扱うためにです。男なんてみんなチャンボツ、永遠のガキですから、褒める、讃える、素敵素敵、スキスキ言って、うちのダンナがNO1だとか嘘でも持ち上げときゃいいんですよ。(これ本当)
それが得られないから、お前は僕のバブバブ(欲しい愛)を与えてくれないでちゅからもうバブバブ(怒り)でちゅ!といっているのでちゅ。(絶対そう)
子供は怒ることでしか自分を表現できないでしょう?
怒ってはいるもののしたいことはあるのです。
バブバブがほちいのでちゅよ。
でもあなたがバブバブをくれないから、もっと自分にバブバブをくれそうな女子を探すようになるのでちゅ。
彼がめんどくチャイのは、プライドが強い割に、何が欲しいかをハッキリ言わない、それが欲しくてもすねる、甘えるのが下手。
あなたの人生ですから、彼の事が好きじゃなくなったら無理しなくていいと思いますよ?
とりあえずバブバブをしてあげてくだチャイ。
バブバブについては、何となく感じてください。そして、彼からもどんなバブバブがいいかをプライドを損ねないように聞いてみてください。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

旦那様の性格がわかっているなら、安心していいのでは。

旦那様は、思ってもいないことを口にしてしまうのですよね。
冷静になれば、あなたのことも許してくれるのではないでしょうか。
もともと、そうしたこだわりが強い性格の持ち主だということはわかっているので、
そのつもりで、ドンと構えていればいいのではないでしょうか。

旦那様の言葉に惑わされることなく、旦那様のまことの姿を見る。また、お子さんが生まれその姿を見たら、状況は変わると思います。あなたもお子さんの方に気持ちが向くようになるでしょうし、旦那様も子供をかわいがってくれれば、うまくいくのではないですか。

これから海外へ行かれるとのこと。旦那様の姿が見えない時間は、妄想したり、心配したりせず、今の自分をしっかり見つめ大切に生きてください。

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個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

>邦元さま
こちらにもご回答をありがとうございます。
そう、わかっていながら、恐い顔で「絶対許さない」「もう気持ちがない」と言われると不安で悲しくどうしようもなくなってしまいました。しかしおっしゃっていただいた様に、夫は許してくれました!
考えれば今までも何度も同じように怒り、でも結局は許してくれていたんですよね。言葉とは裏腹ですが。
今回は今までよりとても早く夫が冷静になってくれて、やはり結婚したこと、父親になったことで変わってくれたんだと思います。嬉しく、やはり幸せだなと思います。
ありがとうございました。

>丹下さま
思いつめていた中でお言葉を拝見し、吹き出してしまいました!本当に心の暗い部分を取り去るのがお上手ですね。
とてもとても、おっしゃる通りな気がします。そして私自身、そういう風に男性に愛情を注ぐことが嫌いではありません。むしろ、求めているかもしれません(笑)
書かせていただいた通り、今回の怒りはとけたようです。そしてやはり、私は夫を深く愛しています。
これからもきっと繰り返し同じ様なことは起きるのでしょうが、丹下さまのお言葉を思い出し、バブバブしていきます!
本当にありがとうございました。

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