hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

待つべきか、引くべきか

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

一歳年下の彼と音信不通気味になり一ヶ月が立ちます。彼とは前の職場の福祉施設で知り合いました。そのころはお互いに非正規で、私は将来を見据えて一年前に正職員で転職しました。彼は引き続き非正規で働いています。
前は毎日連絡を取り合っていましたが、一ヶ月前急に連絡がこなくなりました。ちょうどその頃友人と久々に呑むと話を聞いていたので、あまり気にしていませんでしたが、3日たっても連絡がないため、安否確認のためにこちらから連絡したところ「急に何もかもやる気が湧かない、人生考え直したい」と返ってきました。彼はたまに気持ちが落ち込んだり、塞ぎ込んだりすることがあったので、仕事や飲み会で何かあったかと思いましたが、詳しくは聞かずにそっとしておくことにしました。気持ちが落ち着けばそのうち向こうから連絡してくるかもしれないし、構われたくないときもあるだろうと、寂しい気持ちを堪えて待つことにしました。
しかし一ヶ月すぎても連絡はなく、時期早々かと思いながらも「元気かい?」と連絡したところ「迷惑かけてる。こんなんでごめん」と返ってきて、また不通となりました。
辛抱が足りないのかもしれませんが、彼の事がわからず自分がもたない気がしてきました。
これからも一緒に居ようと約束して、その実現のために転職したり、貯金をしたりと動いてきましたが、将来を見据えれば見据えるほど、彼が不安を感じているようにも見えました。
仕事は互いに福祉職で給料も低い。貯金は私は就業してからずっと貯金していたので少しはありますが、彼はこの一年ぐらいから始めたのであまりないと言っていました。
お互い実家暮らしでもあったため、そろそろ一緒になりたいと話をしても収入や貯金など金銭的な負い目を彼が感じていたようにも思えます。
更にまだ一緒に暮らせないなら、春頃にでも私が先に一人暮らしをすると言ってしまい、もしかして彼の自尊心を傷つけてしまったのではと思います。
これがまだ20代半ばなら悠長に構えていましたが、お互いにもう30代です。焦るなというほうが無理です。
白黒つかないこの現状が私には苦しくてたまりません。彼への気持ちはかわりません。でも彼と向き合えず、彼の気持ちがわからないまま毎日を過ごすのがとても辛いです。疑うことも信じることもしんどいんです。
彼を待つべきなのか、縁の切れめと身を引くべきなのかどうすればいいのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

彼との関係を、はっきりさせましょう。

将来を考えていた彼から連絡が少なくなった事、不安で仕方ないですね。

しかし、結婚を意識しての関係。
どんなに忙しくても、連絡の一つは返せます。

連絡が出来なくなったのではなく、連絡したくないというのが本当の所かも知れないと私は思いました。

特に人生に悩んでいるとすれば、パートナーであるcocanaさんに援助を求めてきても、なんら不思議な事もありません。
あなたは彼に寄り添おうとされているのだから、なおさらの事です。

彼は、自分にだけ意識を向けられているのではないでしょうか。
あなたが不安なのは伝わっていて当然と思いますし、いくら自分が苦しくとも、あなたに不安感を与えないのがパートナーとしての最低限の務めだと、私は思います。

あなたは現状を飲み込めず、理解出来なくなってきているのでしょう。

あなたは今、彼の気持ちを憶測で考え、自ら行動されています。
しかしそれは、事実を知ってしまうのが怖いからではないでしょうか。

ここは、はっきりさせた方が、あなたにとって有益ではないですか?

ただ、「なんで連絡くれないの?」など彼を追い詰めてしまう伝え方をされては、彼にはあなたの気持ちが伝わらず、余計に距離を取っていくかも知れません。

単純に、連絡をもらえない事を建設的に話されてはいかがでしょうか?

メールなどで連絡がなければ直接連絡を取られるのも、ひとつの手段です。
このやり取りの中で誠実さが見えてこない場合は、もう縁を切る形を取られても間違いではありません。

最終的に選択されるのは、cocanaさんご自身ですが.....

あなたの幸せをお祈りしております。

{{count}}
有り難し
おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいったい何か?と、考えています。 僧侶としての根本は、朝のお勤めだと考えております。 週に2回、お寺で空手教室を開いております。 近隣の子供たちに、礼儀作法を伝える。 これも寺院の持つ役割である、地域貢献に繋がると、少なくとも私はそう思い、精進しております。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
はっきりさせてお別れの型となりました。
私と歩んでいくことが見えなくなったそうです。
今はただただ泣いてます。うやむやで終わらなくてよかったですが、やっぱり悲しくてなりません。背中を押していただいたこと感謝いたします。いっぱい泣いて次のご縁を探したいと思います。ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ