将来を考えた彼にふられました
こんにちは。よろしくお願いします。
付き合って1年経ってない彼に仕事でキャパオーバーになり恋愛をしている場合じゃなくったから別れたいとふられました。
仕事の件は付き合った当初から聞いておりどちらかというと前向きな話として聞いていました。
お互いの将来を見据え同棲や生活する上で必要な事も話し合い準備して、私も仕事を辞めるつもりでいました。
7月以降会っておらず落ち着いたら会おうねと私も前向きに考えていたのですが、結局電話でお別れを突然告げられ、なぜこうなる前に相談してくれなかったのか、無責任すぎないかという怒りと、あんなに信用できる人なのに裏切られたような思いで別れには今も納得がいっておりません。
でも彼の事を尊重し別れは受け入れるしかありませんでした。
仕事に気持ちが全振りの為、私への思いはなくなったしまた戻る事も難しいとはっきり言われましたが、どこかでまた戻れるんじゃないかと期待してしまいます。
できる事なら待ちたかったし、復縁を望んでいますが、これ以上思い続けるのは時間の無駄なのでしょうか?
執着を手放すと良いのでしょうか?
また彼との縁は切れたと思った方が良いのでしょうか?
長くなりすみませんが、よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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別れの後、執着を手放すか見極める智慧
あなたの今の苦しみは、仏教でいう「愛別離苦(愛する人と別れなければならない苦)」と「求不得苦(求めても得られない苦)」が重なった状態です。相手の言葉で「戻るのは難しい」と聞きながらも、過去の信頼や共有した未来像が心を引き戻してしまい、希望と諦めの間で揺れているのです。
1. 相談がなかった痛みをどう見るか
「なぜ相談してくれなかったのか」という怒りは、信頼関係を大切にしてきたあなたの価値観が裏切られたことへの自然な反応です。仏教的には、人はそれぞれの「縁」に従って動くため、相手は自分のキャパシティの中でしか動けません。相談がなかったのは、あなたの価値を否定したのではなく、相手が自分の限界に閉じこもった結果と捉えることで、少し感情の棘が和らぎます。
2. 待つか手放すかの見極め
復縁を望む気持ちは、今までの時間と感情を守りたい心の働き(執着)です。しかし、「待ちたい」と「戻る可能性が低い」という事実がぶつかると、時間と心の消耗が大きくなります。ここで有効なのは、期限を決めて待つという方法です。例えば「半年だけは連絡を絶たず見守るが、それを過ぎたら新しい縁を受け入れる」と明確に線を引くことで、無期限の執着から解放されます。
3. 縁が切れるとはどういうことか
仏教の「縁起」では、縁は形を変えながら続きます。恋人という縁は終わっても、「学びをくれた人」「人生の一時期を共にした人」としての縁は残ります。縁が切れるとは、完全に無関係になることではなく、関係の“形”が変わること。そう捉えると、過去を否定せずに前に進めます。
4. 執着をゆるめる実践
相手との思い出を書き出し、「良かったこと」と「苦しかったこと」の両方を可視化する。
毎日5分だけでも、自分の将来や新しい出会いについて想像する時間を作る。
心が相手に向かいそうになったら、「今できること」に意識を戻す呼吸法を取り入れる。
結論ですが
待つことも手放すことも、どちらも正解です。大事なのは、あなたの人生が「相手次第」ではなく「自分の選択」で動いていると感じられる状態にすることです。そうすれば、この経験は痛みのまま終わらず、あなたを成長させる縁となります。
合掌
ご質問ありがとうございます。
次の人を探しましょう。
仕事だけではなく、あなたのこともちゃんと大事にしてくれる人を。
別れ話など大事な話を電話だけで済ませるようなことのない誠実な人を。
良い出会いがありますように。