やりたくないことをやるには
明日、私の中学校では入学式があります。
今日いきなりそこで校歌を歌え、と言われました。
他のメンバーも今日言われたようです。
今日はその練習で一時間ほど帰るのが遅くなりました。
明日は、式に出席しない子は出欠だけ取り、三十分ほどで帰れるようですが、私たちはその後一時間待機してから二時間ほど式に参加するようです。
私はボランティアなどが嫌いです。
やりたい人がやればいいのになあと思います。
汚い考えですが対価の出ない労働をする気はなく、今日明日で何時間拘束されるのかと思うと、とても憂鬱です。
学校命令の労働なので内申点も上がらないし…
私は嫌なことがあるとすぐに泣いてしまいます。
この件もさっきから涙が止まらないです。
心が狭く、自分が損をするのがとても嫌なんです。
もういい加減大人になれよと親によく言われます。
愚痴っぽくなってしまってすみません。
ボランティア精神を持つにはどうすればよいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
損得・苦楽・悲喜の持つ意味を体感するときが来ます
ボランティア精神は、どこかから探してきて持つものではありません。自分の中から自然にあふれ出て来るものです。持つ持たないと意識することではありませんので、お間違えなく。
世の中には自分がやりたくないことでも、やらなければならないことがたくさんあります。私にもやりたくないことはたくさんあります。広い墓地の草取りや、中庭の草取り、お客様用のトイレの掃除、排水溝のゴミ取りなど数え上げればたくさんあります。でも、やらなかったどうなるかということや、利用する人の気持ち、やった後の爽快さなどを考えるとやらなければならないと思います。もちろん対価はありません。
あなたも将来結婚して子供が出来ると、子育てをするときが訪れます。子育ては大変なことが山ほどあります。打算では子供は育てられませんが、お金に代えることのできない大きな喜びがあります。それは経験した人でなければ分かりません。
今の世の中は、得・楽・喜などが価値観として根強くありますが、人間としての成長を培ってくれるのは損・苦・悲の方なのです。一生のうちには損・苦・悲と出会うことが何度かあり、避けて生きることは出来ません。あなたも今後様々な経験を積むことで、対価のないことに大きな意味があることが分かるようになります。今は、得・楽・喜に価値を見出していても構いませんよ。
質問者からのお礼
>人間としての成長を培ってくれるのは損・苦・悲の方なのです。
この言葉を心に留めてこれから生活していこうと思います。
いつか損・苦・悲に価値を見出せるようになりたいです。
また明日からも頑張ります。
ご回答ありがとうございました。