小学5年の孫が加害者に
小学5年女子の孫の事ですが、孫が通う学校に掲示板みたいなのがありそこに名前があがり仲間はずれにされていると投書があったため親が学校に呼ばれ説明をうけたそうです。
対応した担任はこちら側の話しは全く聞かず、『本人はそのことを認めたから、学校でも指導するしご家庭でも厳しく指導してください。今話しを聞かれてお母さんは心が痛いと思いますが、加害者側ですからね。被害者の保護者さんはもっと心が痛いんですよ。仲間はずれにしたつもりはなくても相手は傷ついてるんです。それがいじめにつながるんです』と言われたそうです。
いつもあそんでいた子からからの投書だったので本人も親もショックを受けています。
本人に確認したらこの子と遊ぶのやめよって言ったことがあるかもしれないと。でもそれは嫌がらせ等を受けたからだと。
そばにいた何人かの女子もそう言っていたと証言してるとのことで、先生、相談室の先生、仲間はずれにされたと言っている子、証言した子みんなで話し合いになったそうです。
でもみんなから一方的に責められるような場と、話しを聞いてくれない状態の中で納得出来ない部分もあるけど、認めないと話が終わらないと思ったから謝ったらしいと聞きました。
なかなか言葉の行き違いなどで誤解されることもあるかもしれませんが学校側のこの対応に私は怒りを感じました。
教育者である先生の聞く耳持たない対応。祖母として孫のことが心配です。学校から帰宅しても落ち込んでいて会話もないそうです。どのようにフォローしてあげるのが良いでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
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正される、論されるよりも、ちゃんと話を聞いてくれる存在に。
相手との より良い関わりを考える上で、大切な機会になったとは思いますが、だからこそ慎重に場を設けてほしかったなと思いますよね。
先生という立場は、時として、問い詰められているようにも感じてしまいますし、一方的に加害者だと言われてしまうと、萎縮して何も言えなくなってしまいますよね。
受け取り方や語彙力の問題もありますし、「遊ぶのはやめよ」と言った経緯もあるはずです。実際に、お孫さんは嫌がらせを受けたと言っていますものね。
やめようと呼びかけた、そのように指示されたと受け取られかねないという、いじめに繋がる要因だと、先生の言わんとしていることも想像しつつ、だからこそ双方に 「より良い関係を築けるよう、どういう伝え方がよかったのだろうね?」という場にしていただきたかったですよね。
これでは、同調圧力を受け、謝るしかない雰囲気の中、今後 お孫さんが仲間はずれにされる対象になりかねません。だから心配なのですよね。
私は、中学校でDVの授業をさせてもらっています。力の関係が生まれると、そこに暴力は起きやすくなる。暴力が何かを知らないと、自分が受けていることも、加えていることにも気づけない。より良い関係を築くために、どういうコミュニケーションが大切かを考えてもらっています。そして、嫌だ、怖いと感じたら、周りの大人に相談することを伝えています。
今回、先生は問う叱るという前に、何があったのか?どういう経緯で、どんなやり取りがあったのか?どんな気持ちでいるのか?を双方にちゃんと耳を傾けてあげてほしかったなと思いますよね。それが、子ども達の記憶や行動、やり取りや気持ちを整理する上でも、大切な時間だったはずです。
お孫さんには、慰めや励ましよりも、「あなたのことを信じているし、何かあったら話においで。いつだって味方だからね」と。正される、論されるよりも、ちゃんと話を聞いてくれる存在だと、安心できる居場所になってあげてくださいね。
怒り憎しみで終わらせず学びにつなげる
被害者とされる児童からお孫さんが嫌がらせを受けたため、報復として大勢の友達を味方につけて反撃したという構造かもしれません。
個人対個人のいさかいに他の友達を巻き込むと第三者からは「いじめ」に見えるというのは、事実なのかもしれません。
個人対個人の問題は、まずは個人間で解決するのが理想なのでしょうね。
個人間で仲直りするもよし、仲違いしたままでもよし。
仮に個人間で仲違いしていても、その相手と自分の友達が遊ぶことまで制限してしまっては、集団生活が成り立ちません。
小学生にそこまで理解するのは難しいし、どちらが善人でどちらが悪人という話でもない。
ただ、どんな理由があってもスピード違反は危険(交通事故のリスク)であるように、どんな理由があっても多人数対一人の構図は危険(いじめに発展するリスク)なので、そこは冷静な脳みそで、頭の片隅で理解する方が良い勉強になるのではないでしょうか。
お孫さんにとってはせっかくの学びの機会です。
怒り憎しみ悲しみで終わらせてしまってはもったいないかもしれません。
質問者からのお礼
お忙しい中早急に対応して頂いて本当にありがとうございます。担任を含めた学校側の対応には不満はありますがこれからどう学校生活を送れるか、孫を信じて、いつでも相談に乗ってあげらるよう暖かく見守って行こうと思います。
話しを聞いて頂いて、気持ちが落ち着きました。本当にありがとうございました。
お忙しい中ご回答ありがとうございます。
お話しを聞いていただけて気持ちが楽になりましたし、今回の事はとても考えさせられましたし勉強になったと思います。
ありがとうございました。



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