自分の慢心が別れにつながり後悔ばかりで前を向けません
自分の慢心が別れにつながり後悔ばかりで辛く乗り越えられる気がしません。
遠距離で付き合っていた彼がいました。
彼は私が昔の恋愛に悩んでいたときに自分と付き合ってほしいと積極的にアプローチしてくれて、なかば略奪のように始まりました。
これが私のことを愛してくれているという慢心につながったのかと思います。
数ヶ月前まで私は仕事で大きな案件を抱えておりプレッシャーも大きく自分の感情をコントロール出来ませんでした。
小さなことで彼にあたったり嫌なことがあると物にあたる姿を見せてしまいました。
仕事が落ち着くと自分のしたことがとても恥ずかしいこと、人間として品性に欠けることだととても反省し、これからは彼と楽しく過ごせるよう頑張ろうと思っていました。
しかし、先日彼が異動でまた違う遠い場所に引っ越した矢先、別れてほしいと告げられました。
理由は小さな価値観の違いや私の怒りやすいところに常に気を遣ってしまうということでした。
私は深く反省していることや話し合いで歩み寄れないのかと話しましたが、もう少し早く話しあいができていれば気持ちは違ったかもしれないが今回は自分の中で決意を固めたことだから難しいと言われ別れました。
反省していることをもっとちゃんと伝えていればよかった、彼に嫌な思いをたくさんさせてしまったことに後悔ばかりが募ります。
彼には謝罪と感謝の気持ちを伝え別れることはできましたが、自分の未熟さを許せずふとしたときに涙が止まらなくなります。
文章にまとまりがなく申し訳ありません。
どう乗り越えていけばいいのか教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今が変わるチャンスです。
拝読いたしました。
あなたは、彼との関わりに対し反省しておられますが、これは彼に対しての反省ではなく、ご自身に対する反省と捉えて下さい。
彼に反省の意をいくら伝えようが、過去の事はもう戻りません。
怒りの感情は人間関係を破壊します。
彼に対する威嚇的な行為は、あなた自身の自然な姿です。
慢心や仕事での疲れなどは理由になりません。
いくらイライラしてようが、しない人はしません。
今、反省し後悔し、涙を流されている時がチャンスです。
もうこんな思いをしたくないのであれば、常にパートナーの存在に感謝し、怒り感情の愚かさを、身をもって理解して下さい。
繰り返し伝えますが、あなたが彼に取られた行動は、あなた自身で決定した行為です。
人は変われます。
愚かな行為をして自分から大切な人が去っていく苦しみを味わえば、人は猛省し変える事が可能なのです。
私を信じて下さい。
これは補足ですが、彼が普通の人でよかった。
もし相手が、DV気質を持ち合わせる男であれば、どうなっていたか分かりません。
縁を大切に、ご自身を大切に生きて下さい。
別れも大切な縁
拝読させて頂きました。彼との別れとなり悲しみと後悔と自責の念に心沈んでいらっしゃることと思います。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
あなたが今までの経緯を経て彼とお別れなさることになったことはやはりやむを得ないことかと思います。それぞれに精一杯人生を生きてきてそうならざるを得ない状況や心情になったのは必然だったのかとも思います。
そしてお別れなさることで初めてお互いのことや自分のことを思い返すことができたのではないでしょうか。
人生において何が大切なのか、人にどう接してどう生きていくことが必要なのかを身を以て心に受けたのではないでしょうか。
今はあなたの心も大変傷ついて疲れてしまっていることでしょう。しばらくは心も身体も休めて癒やしてくださいね。
そして改めて今迄のこと彼とのこと自分の生き方を見直してみてくださいね。
その中であなたがたくさん気づくことやあなたがこれから生きていく為の指針になることを学ばれるのではないかと思います。
人生やむを得ない別れはつきものです。
それを踏まえていく中で人と人とのご縁は深まるゆくものです。
あなたがこれからその悲しみを乗り越えて健やかに成長なさり大切な方々とのご縁を深めていかれて心から豊かに皆さんと生きていかれますようにと心よりお祈り申し上げております。
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azuma様
海老原 学善様
厳しくも優しいお言葉ありがとうございます。今まで人に怒りを示すことがあまりなく彼に対してだけそのような態度を取ってしまっていましたが、これは仕事などの言い訳ではなく自分の未熟さや依存が原因だと分かりました。
今は精神的にとても辛く体調も崩しがちですが養生し、人も自分も大事にできるような人間に変われるように努力したいと思います。
ご助言ありがとうございました。いつか友人として彼と再会した際に変わったねと言われるよう頑張ります。