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その人が必要なのに、必要としてもらえません

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

拝見くださりありがとうございます。
些細なことでも構いませんので、たくさんの方のご回答いただければ誠に幸いに存じます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

子どもを亡くした経験がございます。
子どもの父親である方とは未婚です。
いつか結婚してまた授かろうと話をして子どもに「またね」をしました。
子どもを授かってからというもの、子どもも父親も愛してしまいました。
とても穏やかで心地よい関係性でした。
ですが亡くしてしまってから、彼を信じられなくなってしまった自分がいます。
話していても通じ合わず、彼にも信じてもらえなくなってしまいました。
わたしは自己反省し、彼は彼、子どもは子どもと切り離すことで、彼の優しさ苦しさ等を身に染みて理解し、そのことでよりいっそう彼に愛情を抱きました。
しかし先日、些細なことで、耳を疑うようなキレられ方をされ、侮辱され、関係を断ち切ると言われ、彼が理解出来ませんし、人として疑ってしまい悲しい思いをいたしました。
わたしが反省をして未来へ子どもを迎えに行く気があっても、彼には無いのかもしれないと疑心暗鬼になり、そもそも初めから全部嘘だったのかという思いも込み上げ非常に辛さが身に染みています。
結婚まで辿り着けなくても、せめて温和な状況を保ち、天国の子どもに見せて恥ずかしくない関係でいたいと願っていますが、どうにも相手あっての事ですから難しいです。

わたしにとっては亡くした子どもと彼が大切な存在です。
とにかく、どうしても、諦められない、人生それ無しには考えられない存在なのです。
関係を良い方向に持っていくために、わたしは今後、自己反省し関係修復をはかりたいと思っています。
そこで、私自身が気付いていない反省すべき点などが恐らく沢山ある様に思いますので、この文章をお読み下さった上でご指摘アドバイスまた今後のご指導いただけましたら大変ありがたく思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなた御自身の気持ちを再確認して下さい。

 彼好みのあなたになりたいですか…。
 どうしても彼を(子供さんも)諦められないのですね…キレられ、侮辱され、関係を断ち切ると言われても…自己反省し、彼との関係を修復したいのですね。
 ならば答えは簡単です。「徹底的に彼に尽くす」のです。あなた自身の「身も心も全て」を捧げて…。
 その覚悟がおありですか? ……ならばそうして下さい。僧侶方に、あなたの気付いていない反省点など聞く必要はありません。彼に直接聞けばよいのです…何と言われようと、どんな扱いを受けようとも。
 恋愛にはそういった部分があるように思います。御自身が思うように行動されることがあっても良いと思います。もちろん彼に迷惑がられることも可能性としては大いにありますが、それでも彼好みの女性になりたいならば、行動なされては如何ですか。
 もしかしたら、その行為によってあなた自身が深く傷付く結果になるかも知れません。だから止めときなさいよ…なんて申しません。
 たとえ傷付いても、そんなあなたを優しく抱き取って下さる存在が「仏様」です。
 そういう尊い仏様を頂戴されることが出来たら、行動を起こす勇気が生まれるのではないかと思います。
 ただ、彼への積極的アプローチの前に一つだけあなた御自身に確認して頂きたいことがあります。
 「本当に彼を好きですか? 彼以外に頼れる人がいないだけではないのですか? 『彼以外に頼れる人はいない』とあなた御自身が勝手に思い込んでいるだけではないですか?」
 こんな質問に一切、心揺れることないならば、彼への再アプローチなさるしかないように思います…。どうあっても仏様、そしてハスノハ僧侶方はあなたに寄り添います。

「御礼」への「回答」は文字数制限、またハスノハの趣旨上、出来にくいのです。出来れば別質問の形で御願いします。
 ただ、一言で申せば、仏様を頂戴するとは「仏様という存在を受け止める、頂く…少し浄土真宗的ではない表現ですが、仏様を信じる」ということです。
 そして仏様を信じるとは、その仏様のおすくいを頂くことであり、それは自分自身が仏様のおすくいなければどうにもすくわれようのない、どうにもならない自分であることを頂く、、認めることなのです。…ここが浄土真宗の「要」で、もっとも難しい、「わからない(自分はそんなすくい無くても生きていけるんだけど…)」と言われる点です…。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

弘教寺 小林覚城 様
一般的にこのような話をすると呆れて見放されて当たり前だと思っていたので
お返事をいただくことができまして心から安堵いたしました。
ありがとうございます。

彼への感情は、恋焦がれるような恋愛感情とは異なり、一種の覚悟のようなものです。
結婚出来たとして、幸せが想像できるかと問われれば難しいです
ですが、どう考えても、無理なのです
彼に背を向け笑って日々を生きていくなんて
胸が裂けてしまいそうです
わたしには、責任があるのです
どうしても、縁を繋ぎ、彼と幸せになりたいのです
わずかな希望でもあれば、決して諦められないのです
おそらく、母性ではないかと思っています。

他に結婚のお話をいただいている殿方もいらっしゃいますが、おそらく断ってしまうと思います。
この先が不安で仕方ない自分がいます(笑)

後押しと御教授ありがとうございます。

一点質問させてください。
『尊い仏様を頂戴する』とは、どういったことなのでしょうか?

お時間ございますときにお返事いただけましたらありがたく思います。

弘教寺 小林覚城 様
引き続きの御回答ありがとうございます。
ハスノハの御回答が一質問に一回までとなっている事を存じ上げませんでした。
内容ご変更して教えてくださり感謝です。

小林覚城 様のお話をネットで調べ、自分なりに解釈をしてみました。
『仏様を頂くということ』という題で新たに質問しております。
お目通しいただければ幸いです。^^

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