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怪我が多いのですが、どうしたらいいですか?

回答数回答 2
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最近、怪我が絶えなくて困っています。友人にお祓いでも行ったらと言われて少し気になったのでお話を伺いたいです。

ここ一年で大きめの怪我をしたのは5回で全て関節です。

まず夏に、運動系サークルの夏合宿で首の筋肉に炎症が起こりました。これの後は12月まで細かい怪我の連発でしかなかったですが、12月にスキーで右膝の靭帯を損傷し、それが治ったころに骨盤の左側が下がっていること(これはおそらくギプスのせいですが)、右手首の筋肉の炎症が認められサークルを休むことになりました。腰が治りかけ、右手首ももう少しといったところでそこまで高くないはずの階段から落ちて右足首をかなりひどく捻挫してしまいました。松葉杖をつくことになり、腰と手首が過重によって悪化してしまいました。

怪我をしている期間がかなり連続しています。
12月からノンストップで怪我とその治療。リハビリです。

自分はそこまで注意力散漫ではないはずです。実際、サークル中の怪我は少ないです。怪我につられて人間関係も悪化しがちになり、本当に辛くてお墓まいりもしました。(ここはおかげさまでいい友人が得られました)ただ、怪我の連鎖が止まらず、このままだとサークルに復帰すらままならないのではないかと正直怖いです。

関係あるかどうかはわかりませんが、辛いことがあると確率で小さい頃の敵を思い出します。あいつらはまた笑っているのかなぁと思うと余計にやるせなくなります。

もしかしたら精神科へ行ったりするべきことなのかもしれませんが私にはその勇気がありません。(正直ここに質問するのも割といっぱいいっぱいです)怪我をした時でさえ、サークルの先輩に相談するのに面と向かってではできなくて、PCの画面を見ながら無料チャットのアプリに大泣きしながらメッセージを打ち込んで送信するのが精一杯でした。

かなり長文になってしまい申し訳ないですが、怪我の連鎖をどう止めるかのような運気・お祓い云々のアドバイスと、生きるためのアドバイスが欲しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

怪我のメッセージを聴いて運気を改善する

絶音輝流さん

1年で5回も大きな怪我をしたら、何かあるのではないかと思ってしまいますね。お祓いをしたくなる気持ちも理解できます。これだけ怪我に悩まされてもサークルを続けていこうとするあなたには困難に負けない強さがあります。ガッツがあるではないですか。

怪我は良くない出来事ですが、必要なメッセージを多く含んでいます。怪我のメッセージを冷静に聴いてみましょう。まだ治りかけのときに無理に練習していませんでしたか?練習できなかったからと焦ってがんばりすぎませんでしたか?怪我でイライラして気持ちが不安定でなかったですか?

怪我の連鎖はきちんとした原因があって起こっているのです。不吉なことではありませんから心配しなくて大丈夫です。現実的にきちんと理由を考えて対処できることです。

そして、これを機にあなたの中の「小さい頃の敵」にそろそろ出ていってもらいましょうか。心の中に敵が住んでいると、心の平和が乱されます。心と身体は連動していますから、怪我はしやすくなるかもしれません。あなたはいよいよ大人になる時期にきているので、「小さい頃の敵」は居心地が悪くなってきています。敵はあなたの原動力になっていたかもしれませんが、もう必要ないのではないでしょうか?あなたの中にいる敵をお祓いできるのはあなたしかいません。運気はあなたがそう決めたときに、改善されます。

怪我の連鎖で大変な1年でしたが、あなたが過去から脱皮していく運気の変わり目だったのでしょう。勇気を出して、ここに質問できたあなたはもうその一歩を踏み出しているのです。お墓参りでいい友人ができたなんて、ご先祖様が応援してくれているのでしょう。だからこれからもお墓参りしたり、お寺にお参りしたりしたらいいでしょう。それがあなたにとっての運気改善になります。これからのあなたの活躍を応援しています。頑張ってくださいね。仙如

PS 嫌うことで増幅してしまいます。それがエサになってしまいます。敵から自由になれますように。

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お釈迦様の教えと瞑想法は苦悩の多いこの世を生きるための「船」のようなもので...
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 こんにちは。

 なるほどお怪我が続いてしまったのですね。
 やはり怪我をすると、体が思うように動かなかったり、そこを守ろうと無理な姿勢をとったりして、怪我を悪化させたり、他の怪我を誘発する事になります。
 あなたのすべきことは、お祓いではなく、怪我の完治だと思います。

 体が弱ると、精神的にも弱ってきてしまいますね。自分が辛かった時の事を思い出したりするものです。ですからあなたの心の状態は正常です。精神科に行く事はないと思いますよ。

 まずは無理をせず、治すところは完全に治しましょう。
 中途半端に治った所で無理をすると結果として選手生命を縮める事だってあります。

 大好きなスポーツが以前のようにおもいっきりできるようになるといいですね。

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おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
怪我をすると痛いし自由に行動できないしでイライラはしていました。ただ、稽古中の怪我ではないので頑張りすぎたという感じではないと思います。

小さな頃の敵を自分からなくすと、今まで頑張った意味が瓦解してしまう気がして、無理です。出て行かせなくてはならないんだろうなぁとは思うのですが、どうしても嫌いという感情が長年かけて増幅してしまって、手のつけようもないのです。
でも、せっかくそうアドバイスをいただけたので、トライはしてみたいのもまた事実です。増幅された憎悪はどうやったら和らげられますか?

また、このような長文にも丁寧に読み、解凍してくださってありがとうございます。
正直、とても苦しかったし、誰かに相談できるような案件ではなかったので、とても感謝しています。ありがとうございました。

ありがとうございます。
怪我の連鎖の結果、サークルを半年ほど休む羽目になってしまって非常に不安ですが、だからこそ安静にして完治させます。。。
こんな長文を読み、丁寧な回答をくださって本当にありがとうございました。

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