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人生詰みかけです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

こんにちは。お世話になってます。
夫の義兄はもともと精神に障害を抱えており、それが原因かはわかりませんが義実家で暴れて修羅場になっております。
夫は表に出しませんがきっと心配しているでしょう。
それに加え私と義姉の確執もあり彼は胃を痛めたり胃もたれを頻繁にする様になってしまいました。
上記の確執のことで夫婦喧嘩にもなりました。(一応和解しましたが;)

あと年齢的にも子どもを作った方がいいだろう、と感じてはいますが色々なリスクを考えてしまい踏み切れずにいます。
自然に身を任せよう、と思ってもやり方がわからず毎日そのことを気にしてしまい精神的に消耗してしまいます。

それでも夫は本当に好きだし多少しんどい思いをしてもなるべく笑い、面白い話をして心配をかけさせないようにして
家事もなるべくやるようにしているつもりです。

しかし最近壁や床にでも吸い込まれないかなー、とか皆が私の存在を全部忘れてて私も水蒸気が蒸発するように消えてたら楽かも…とかたまに考えます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

バラバラのできごとをまとめて考えないで。

いくつかのエピソードは、それぞれ別々の問題です。
それらをつなげて連続ドラマのように考えてしまうと、不幸のどん底みたいな気分になります。
あくまで別々のできごとだと考えてください。
親戚の家庭が修羅場だったとしても、あなたの家庭に常に何かの被害があるわけではありません。
今考える必要のないことは今考えない、今心配する必要のないことは今考えない、という生き方が、ストレスを減らします。
私達はいつか死にます。家族もいつか死にます。
でも、いつか死ぬという心配ばかりしていては、死ぬまでの何十年間、辛いでしょう。
しかし私達は、実際は、死ぬことなんかめったに心配しないで美味しく食事をいただいたり、テレビを見て笑ったりできます。
それで良いのです。
四六時中心配するのではなく、心配していない時間(心の遊び時間)を作りましょう。
子供が生まれるかどうかは、思いどおりにいかない場合もあります。
しかし、そのことを四六時中考えていたからって、それで子供が生まれやすくなるわけでもないでしょう。
ずーっと考えていたって仕方ないのです。
心はすごい速さで変化できます。
電話が鳴ってから電話に出るまでの数秒間にさえ、心は休憩できます。
それくらい、心のスピードはすごいのです。
別々の問題、その問題と問題の隙間をみつけて、しっかりちゃっかり心のティータイムを持ちましょう。
このハスノハに相談する人の中に、しばしば見受けられるのが、バラバラの問題をひとくくりの大きな悩みごとのような気分で見ているタイプです。
事実ではなく「気分」が暴走してしまうとやっかいなのです。

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