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やっぱり鬱病のようです。一人で戦います。家族に迷惑なので。

回答数回答 2
有り難し有り難し 15

先程、トイレで初めて寝落ちして、こんな夢を見ました。

突然、スタイルの良い若い美人がやってきて、夫と再婚すると言い出しました。
その人は、仕事も家事も完璧で、年収も高く、介護にも前向き。
私には無いものを全部持っています。
夫は、私の存在など忘れ、その人に夢中になり、子供達も、「友達に自慢できるお母さんが出来た。古いのなんか、いらないわ。」と、全員若い美人について行きました。
私は、万歳三唱して喜びました。「これでやっと死ねる。」

私は、自殺するために夫から手切れ金をもらい、死ぬまでに一度は観たかった美術館を全て巡り、その後胸を張って、かねてから調べていた自殺スポットに行き、喜んで死ぬのです。

バッサリ、鬱病だと思います。家族に迷惑をかけない為に、一人でこっそり戦わなければなりません。
何か良い方法は無いでしょうか。ご回答宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

独りではないですから

拝読させて頂きました。あなたが今毎日の生活の中で大変追い込まれていらっしゃることを読ませて頂きました。

見られた夢は幻覚やあなたの願望なのかもしれません。ただそれは現実ではありません。
おそらくあなたの心も身体も今もはや大変疲れてていらっしゃることかと感じます。
まずできるだけ心も身体もしっかりと休めて頂きたいと思います。

そしてこれからご自分の状況について先ずは冷静に客観的に見つめなおしてみてください。

病であると思われるならばしっかりと専門医の診察を受けて診断して頂き病の状況確認をなさってくださいね。
それによって対処方法や治療方法もあるかと思います。その上でこれからどのように対応頂くのかを検討なさることとなります。
お独りで戦うとのことですが、お独りでは大変です。
医療関係の方々からのサポートも受ける必要があります。

以前私も病院に行っていましたが結果的に沢山の方からサポートを受けました。最初は何でも隠して自分独りで処理しようと思っていましたから家族や会社の人には内緒で通院しました。様々治療やカウンセリングを受けましたが全く独りで対応することは本当に大変でした。
通院やカウンセリングに行く途中で全く歩くことも一切できなくなったこともありました。
その時は本当にどうにもならなくなりましたからね。

冷静に考えればやはりお独りではなく可能な範囲でご家族の方々にも相談なさりご自分だけで抱え込まないようになさってくださいね。独りでできることは限られています。
家族の皆さんがお互いを思いやり助け合いながら生きていくことはやはり大切です。そしてそうでなければ乗り越えていくことは大変困難な道のりです。

これから先も長い道のりです。どうか自分だけで苦しまずに辛いことも共に分かち合いながら皆さんで生きてくださいね。

不思議なご縁であなたもご家族もつながっています。このご縁はずーと永遠に続くのです。あなたは独りではありません皆さんで生きていく道を手を携えながら共に歩んで頂きたいと切に願います。

あなたやご家族の皆さんがこれから喜びも悲しみも分かち合いお互いを大切になさり助け合いながら健やかに成長されます様心からお祈り申し上げます。

再度拝読させて頂きました。本当にあまりご無理なさらぬ様ご体調お気をつけくださいね。あなたは大切な方ですから。それは変わりませんから。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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独りで抱え込まないで

独りで悩むことが、「うつ」の原因になる可能性があります。
たとえるなら、腰痛なのに、わざわざ重い荷物を持つぜ!と宣言しているようなものです。
無茶をしても、家族の誰も得しません。
家族にカミングアウトしてください。
家族に言っても無駄だとか、家族に言ったら迷惑かかるとか、マイナスの想像しかできなくなるのも、それ自体が「うつ」の症状かもしれません。
元気なときには平気で相談できる内容でも、「うつ」になると相談できなくなる場合があるでしょう。

マイナスの想像は、全部想像にすぎない、何事もやってみなくちゃわからない、頼んでみれば意外にすんなりOKだったりすることがある、と思ってください。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。
病院に行かなければならないのは解りますが、更年期を装い、軽度ですぐに治ると装わねばなりません。
家族に「げっ、面倒臭い。」と逃げられるのが怖いのです。
そこまで信頼していないのか、と言われれば、そうだとしか言えません。
人の心は見えません。
家族が私の側にいて、優しくしてくれるのは、私が皆にとって利用価値がある人間だからかもしれません。
介護に育児に性欲処理。さらに働いて金まで稼いでくれるから。
それが出来なくなれば、手の平を返すように捨てられるかもしれません。

死ぬぎりぎりまで頑張ります。

先程、占い師の所に行き、3千円分泣いてきました。いいですね、こう言う所は。払ったお金の分だけサービスを受けられますから。
家族の前では泣けませんもん。うざいって言われたくないですし。
黙って泣かせてくれるような器の広い家族は、私の周りには居りません。

うざいと言われるのは、満身創痍の心を持つ身には、辛いです。

とりあえず家族の前では元気な自分を装わなくてはいけません。

死ぬ時まで、元気のお芝居を続けなくては。

子供達に水着をせがまれています。
私はここ5年、新しい服も買っていないのに。

ハイハイ、解りましたよ。
一番いい水着を買ってあげる。

ひもじい思いは私一人で充分よ。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ