夫に頼ることができません。
お世話になります。
仮名ではございますが、arieと申します。
何卒、どなたかご意見をお聞かせくださいませんでしょうか。
私の悩みは、掲題の通りではございますが、
「夫を頼ることができない」ということです。
私は元々、DVの問題を抱えた複雑な家庭で育っており、いささか心を病みやすいたちです。
夫は、そんな不器量の私と結婚してくれた優しい人でしたが、結婚後間もなく、夫の婚前からの浮気を知ることとなってしまいました。
その際、私は離婚も考えましたが、私の結婚を涙ながらに祝福してくれた母を思うとなんともしのびなく、また夫が真摯に謝ってくれたこともあり、私達は夫婦関係の継続を選びました。
しかし、夫の浮気は、不特定の女性を相手に、二度、三度繰り返すこととなります。
私は、そのたび母のため、また今度こそ夫は誠実になってくれるはずと自分に言い聞かせ、離婚を避けてまいりました。
ですが気づきますと、私は夫という人を頼ることに、忌避感を覚えるようになったのです。
私は、何か辛いことや悲しい出来事があっても、夫の胸を借りようとは思いません。
過去の夫の浮気を思い出して辛くなるとき、以前は夫に不安を打ち明けていたのですが、もうそんなつもりにもなりません。
私は、そのようなつもりはなかったのですが、
「この人はいずれ裏切る人なのだから、寄りかかることは危険だ」
「心の支えは、絶対に裏切らない自分自身であるべきだ」
と思うようになっておりました。
最近、夫はこのことに気づいて、私が以前のように夫を頼らないことに不安をおぼえるのか、私に夫を頼るよう気遣ってくれます。
気遣ってくれるときの夫の不安そうな顔を見ていると、いたましくて悲しい気持ちになりますが、どうしても夫を頼ることはできません。
「夫をふたたび頼りたいと思えるような心構えをもちたい」
あるいは
「夫を不安にさせないよう、私自身が不安を持たないようになりたい」
私はそのように思っております。
冗長な文章となり、まことに恐縮です。
もしお読みいただけましたら、ご見解、お叱り、ご感想、何らかお言葉をくださいませんでしょうか。
重ねてのお願いではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
しばらく《別居》してみてはどうでしょう?。
仏教では
❝愛別離苦(あいべつりく)❞・・・愛する人とも別れなければいけない苦しみ。
❝怨憎会苦(おんぞうえく)❞・・・嫌な人とも会わなければいけない苦しみ。
がある、と教えます。〈夫に頼ることができません〉というのは、❝怨憎会苦❞という事でしょう。しかし、結婚した時は❝愛別離苦❞があるだろう・・・、などとは考えてもいなかったはずです。ご主人の「浮気性」が分かって、一緒にいることが辛くなって、「頼りたくない」と感じるようになったのだと思います。
人は皆、その二つの間を「行き来」して、人生を歩みます。
とは言え、頭で分かっても、身体は簡単に受け入れてくれませんよね~。
ひとつ提案ですが・・・、しばらく《別居》してみてはどうでしょう?。3ヶ月ほど実家に帰って、冷静に考えてみては・・・。もちろんお母様には、辛いでしょうが本当の事を正直に言って下さい。最初はショックを受けるかもしれませんが、キットあなたのしあわせを思って、理解してくれるはずです。
ご主人が「どう出るか」予想もつきませんが、その結果、あなたが納得できる答えが、キット出るはずです。続けるか分かれるか、どちらにしてもハッキリさせる方がいいと思います。
もやもやした状態でいる方が、お互いマズイと思います。