愛犬の死 以来愛犬の生活音が毎日聞こえる
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有り難し 36よろしくお願いします。
40代主婦、旦那とふたり暮らしです。
子供たちは成人してそれぞれ別世帯を持っております。
１ヶ月程前に、17歳のいとおしい愛犬が亡くなりました。
不思議なことが続いているので、どうしたら良いのか教えていただけるとありがたいです。
何を見ても何をしてもかわいい愛犬の思い出と繋がって、涙があふれてきて辛い日々でしたが、少しだけ落ち着いてきました。
旦那さんが「そんなに泣いてばかりいたらあの子が元気にあちらの世界に行けない。あの子の分まで俺たちは、楽しく明るく元気に生きていかなきゃだめなんだ。」と諭してくれたからです。
ですが、それと反比例するように、愛犬が亡くなって以来毎日聞こえていた不思議な音が、ますます大きくはっきりと聞こえて来るようになったのです。
そのいろいろな音が聞こえると、いとおしさ、せつなさがこみ上げてきます。
愛犬は玄関ホールの中のスペースで飼っていましたが、昨日は隣りのキッチンにいた時に玄関から大きな音が聞こえてきて、驚いて玄関に走って行ってみましたが、何の変化もありませんでした。
不思議な音とは、鳴き声や、首を振ったり、カイカイカイッと体をかく音、じゅうたんを前足で掘る音、移動する時の首輪の金具の音などです。
私が部屋にいる時に、愛犬の毛が１本だけ指に付いていることも何度かありました。
亡くなる１週間前からは部屋の中に連れてきてずっと一緒に過ごしました。
自力ではもう歩けませんでしたが、昼も夜中も何度も歩きたがったので、体を布で支えてあげると嬉しそうに前足を動かしてテトテトとかわいい足音をさせて部屋の中を歩いていました。
その足音は全く聞こえないのです。
聞こえて来るのは玄関からだけ。
これはいったい何を意味しているのでしょうか。
愛犬は斎場で火葬していただき、骨壺と骨壺袋に納めてリビングのお仏壇に置いています。毎日手を合わせています。
まだ四十九日は経っていません。
この毎日聞こえてくる愛犬のいろいろな音が意味すること、それから心の持ちようを教えていただけるとありがたいです。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからも仲良しで
拝読させて頂きました。その子が亡くなられてあなたは今深い悲しみのふちにいらっしゃることと思います。あなたのそのお悲しみのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
またその子のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
もしかするとその子の魂はあなたの身近にいらっしゃるのかもしれませんね。例え肉体はご遺骨のみとなってもその子の御霊はあなたに寄り添っていらっしゃるのかもしれません。
その子もきっとあなたとのお別れを悲しんでいらっしゃったのではないかと思います。
四十九日まではその御霊は彷徨うといわれることがありますから、その子もあり未だ旅立つことに躊躇しているのかもしれません。
悲しみは尽きることはありませんが、その子はあなたにこの世で巡り会い、あなたと共にとても幸せな一生を送ったことでしょう、ですからその子がこれから仏様のお導きをしっかりと受けて仏様のもとで心安らかになられますようにと真心込めてご供養なさってくださいね。
私もその子が仏様のもとで心から安心してくれるようにとお念仏おとなえして仏様にお願いさせて頂きます。
必ず仏様はその子をお導きなさり、その子は仏様の前で穏やかに安らぎ、そしてご成仏なさることでしょう。
そしてこれからもあなたを身近にお見守り続けてくださいます。
あなたとその子のご縁は永遠です。これからもあなたはその子と共にあるのです。
ですからもしもその子の音や気配を感じたならばその子に心から声をかけてそして手を合わせてご供養なさってくださいね。
必ずやあなたの思いはその子に通じていきますからね。もしかしたらあなたに頷き合図してくださるかもしれませんね。
そしていつの日にかあなたがご自分の人生を全うなさる時が参ります。その時にはあなたは仏様に正しく導かれていかれて必ずその子に再会なさることでしょう。そして再会の喜びを分かち合うことでしょう。
それまではその子に語りかけてどうかお見守りくださいとお願いなさってくださいね。
あなたとその子はこれからも共に仲良しですからね。
どうかこのご縁をこれからも大切になさってくださいね。
あなたと愛犬のつながりの深さを感じます
愛犬の生活音が聞こえるということは、あなたと愛犬のつながりの深さを現わしていると思います。今まで通りの生活をあなたに体験させようとしているのかも知れません。不思議な音を解明する必要はないと思います。まだしばらくは聞こえて来ると思いますが、不快でなければ気にされなくていいと思います。
家族のような存在であったので、亡くされた悲しみも大きかったのだと思います。ただ、いつまでも悲しみに暮れているわけには行きません。あなたにはご家庭の生活があります。どこかで区切りをつけて、悲しみから抜け出し、想い出を懐かしむようにしなければなりませんね。
我が家にも玄関ホールで飼っている犬がいます。同じような環境で飼われているので、思わず投稿してしまいました。
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azuma様
ありがとうございます。
温かなお言葉に涙が溢れてきました。
何度も読み返しました。
そして愛犬のためにお念仏をとなえてくださるとのこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
おっしゃるとおり、いつかは私たちもあちらの世界へ旅立つ時が来ますね。
その時に仏様に導かれて愛犬と再会出来るというお言葉に、つらかった魂が救われた思いがしました。
本当にありがとうございました。
りゅうよう様
温かなお言葉に心から感謝いたします。kousyo Kuuyo Azuma様のご回答文と一緒に繰り返し読ませていただき、やはり涙が溢れてきました。
りゅうよう様も玄関ホールで飼われていらっしゃるとのこと。健やかに長生きしてくれると良いですね。
愛犬のいろいろな音が聞こえて来ることは、私にはせつないけれどうれしいのです。いとおしさがこみ上げてきます。
ですが、いつまでもこんなふうにうれしがっているので、なおのこと愛犬があちらの世界に安心して旅立って行けないのではとも思っています。
りゅうよう様がおっしゃってくださいましたように、どこかで区切りをつけて、悲しみから抜け出し、想い出を懐かしむように…今すぐは無理でも、そうなるようにしていきたいと思います。
ご回答下さりありがとうございました。
