不安や悲しみが押し寄せてきます。
先日、彼を断ち切る覚悟ができない…と相談させて頂きました。
何度も何度も、回答を繰り返し読みました。
頭の中では、本当にその通り。
自分の人生なんだから…
勇気を持って、彼を断ち切ろう。
そう思っている反面、彼を愛する気持ちが益々溢れ出てきます…
私は彼の事を、本当に心から愛しています。
どんな酷い目に合わされても、彼を嫌いにはならないのです。
彼の事を考えるだけで、涙が出てきます…
以前から、彼と別れるくらいなら死んでしまった方が、よっぽど楽になれる…
そう思っています。
苦しいです…
辛いです…
悲しいです…
淋しいです…
怖いです…
もう、限界です…
消えてしまいたいです…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
恋の八割は自分の身勝手なストーリー
自分の恋物語に執着しているだけだと思いませんか。
彼という実際の現実の世界の住人はあなたのストーリー通りには演じてくれないのです。
冷静になって考えてみましょう。
「私が好きなようにしかしたくない」ということを言っているだけだと思ってみてください。
おとなだってダダをこねます。
恋愛というものはまず自分自身をしっかり持っていないと、異性に依存するのです。
アナタはアナタなのです。いかに彼が素敵な人でもあなたじゃないのです。
生まれてきたのも自分一人、死んでいくのも自分一人。
本当に一人になるということを学ぶ必要があると思います。
本当の一人というのは孤独ではありません。
孤独を感じているというのは思考の世界です。
アナタがこれを読んでいるときに、あなたの本当の主人公であるあなたの生命はあなたの意志とは無関係に呼吸をしています。
このあなたの本来の命の働きを無視してあなたはご自分の理想のストーリーを進行させようとしている。
今の現実が、実際の真実のストーリーなのです。
人間がこの世に生まれてきた理由は、こういう困難に出会ってもそこから這いあがってよりよく生きるために生きているのです。
愛のレベルを高めてください。
相手を欲するだけが愛ではありません。
自分の要求、理想を満たすことが愛ではありません。
人間のルールのなくなったところにこそ真実の愛は生まれるのです。
彼に恋をしていたのか。
彼との理想ラブラブストーリーに恋をしてしまっていたのか。
彼を相手にしているのか。
それとも、自分の中の目前に居ない「彼のまぼろし」を相手にしているのか。
真実の恋愛は、実物の相手だけを相手にすることです。
自分の中の妄想彼氏を相手にしているのは迷いの働きであり、それが苦しみを生むのです。
正論で片付けられるほど我々は単純になれない
始めまして、大貴といいます
さてさてやっかいなものですね
多分貴女が『回答者』の立場だったのなら、答えはすぐに出ていたと思います。
そんな不義理な人なら
貴女の人生が一番なのだから
辛いのならそこから離れれば
それでハイそうですねと切り替えられるならそもそもそんなに苦しくないわけで
損か得か、0か1かで判断できるほど我々は単純でもないし愚かでもないんです。
利口と違うのかって?
地球上で『悩む』『迷う』って事を自覚してるのはおそらく人間だけだしだからこそそれを表す単語はここまで増えたし処方箋もこれだけ生まれたのでしょう!
1人の僧侶として、一つだけ言えるのは、死んでも楽にはなれません
彼が本当に外道なら、それは記憶の片隅に残るだけ
でも貴女は今までに縁を持った人は彼だけですか?
自ら命を絶つことは、誰1人純粋に相手を偲べません
死んでから気苦労かけるくらいなら、生きてる内に頼ってください
周りに相談できる人がいないのならここでどんどんしてください。
あと一つだけ、自分1人で解決しようとしないこと。
苦楽を共にした人というのは、思い出が多いほど自分の今に影響してるのですから。
質問者からのお礼
大貴様
私は、沢山の人を傷つけて彼の元に行きました。
私は決して、幸せになってはいけない人間なのです。
今、私はその罰を受けているのだと思います。
でも、その罰に耐えられないのです…
逃げちゃダメだと、自分に言い聞かせますが、心が粉々に砕けてしまっています。
私が死んでも、彼の記憶には残らないと思います。
それでもいいんです。
この苦しみから解放されるのであれば…
丹下様
ご回答ありがとうございます。
「今の現実が、実際の真実のストーリーなのです。 」…
そうですよね。
どれだけ想っていても、これが現実なんですよね…
私はその現実から、逃げてるだけなんです。
皆さんが仰るように、現実を見つめ、そこから逃げない強い心を持たなくては…
今すぐにとはいかないと思いますが、しっかり前を向いて歩いて行きたいと思います。