悔しさと恥ずかしさがフラッシュバック
好きな人に利用されていました。過去の恋愛経験から、人を好きになることにブレーキをかけていましたが、今回久々に自分の気持ちに素直になって好きになった相手でした。しかし、結局彼は私を仕事の愚痴のゴミ捨て場として都合のいい時に会いたいだけでした。メールの返信も相手の要件を満たす時だけ早かったです。
最終的に、私は「私に早い返信を求めてくるのに、自分(彼)は未読とは不公平。それでも仕事の相談には乗る」といった内容の手紙を送りました。すると、向こうからは「自分は悪くない」といったメールが届き、「返信はいりません。さようなら」と短絡的に関係を切られました。
私はこの件について自己嫌悪に陥って以下のフラッシュバックに悩まされています。
まず第一に、初めから「好きになってはいけない。なにか怪しい。」と思いつつも、彼に好意をさらけ出していたことです。彼に見下されていたと思うと悔しいです。
第二に、「都合のいい女」になっていたことで、自分が汚れたダメ人間のようで自己嫌悪に陥ります。
第三に、友達を含めた色々な人に意見を聞きすぎて、自分の意思で行動できなかったことです。
気が滅入り、心理カウンセラーにも相談していました。カウンセラーに「相手の自分勝手さを認めることはできないの?」とか、「ぴーなつさんは返信がマメじゃないことに怒りの感情に支配されているよ」と言われ、結局自分の直感よりも、周りに言われることに左右されて、このような結果になりました。
結局自分の軸がなかっただけで最終的な決定をしたのは自分であり、悪いのは自分なのです。
けれど、やはり自分の直感は正しかったんだと思うと自分に対する悔しさや、周りの意見に耳を傾けなければ…などと後悔してしまいます。
第四に、相手の返信の自分勝手さを穏便に指摘したけれど、結局の相手から短絡的に関係切られたので、穏便になんか済まさず、もっとはっきり自分の思っていたことを言えばよかったという悔しさです。
男性恐怖症になりそうだし、このままひきこもりになりそうで憂鬱な状態です。初めから好きになってはいけないと思っていたのに、結局こういう結果になってしまい、悔しいし、自分が恥ずかしいです。悪いのは自分なのはわかっています。どうしたらこのような思いを解き放つことができるでしょうか。法話を交えて教えていただけると尚有難いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
真摯にお向き合いなさって
拝読させて頂きました。
あなたがその方を信じていらしたのにその方は結局ご自分の事しか大事ではなかった、その事実にひどく心が傷ついておられるのかと思います。
そうですね、本当に悲しいことですね。
あなたはその方の本心を薄々も気がついていらしたのでしょう、それについて確かにあなたも責任があるように考えておられるご様子ですね。
それでも私はその方が自分の都合いいようにあなたをただ利用したのはその人自体にまず問題があると思います。その人は他者を自分と同じ人とは思っていないエゴイストなのです。
その様な方は恐らくはあなた以外の方々にも同様の言動をなさるでしょう。ですからその方は恐らく人との信頼関係を作ることができないと思います。
長い目で見てその様な人格や人間関係とは人生に於いていかがでしょうか?ふと自分の人生を振り返ってみて人を利用することしか考えない自分とは何なのだろうか、と考えてしまうのではないでしょうか。
辛いこと苦しいことをありのまま思うことを、話を聴いてもらってスッキリすることも沢山あるでしょう。そして次のステップに踏み出すこともできるでしょう。
でもやはり聞いて下さる方にも人格がありその人とのコミュニケーションがあって初めて人とのつながりの大切さや自分とは何なのかを知ることができるものです。
あなたにとってその方はその様な人間関係を結ぶことができない人物だったのです。そしてその様な方もいらっしゃることを身を以て学んだのです。それはあなたにとっては無駄な事ではなかったはずです。
お釈迦様はその相手によってお話の仕方や法の説き方を変えて相手に分かり易く、そしてそれぞれに実践しやすい方法をご提示なさってくださいました。
人それぞれその人格や能力や考え方がやはり違うものです。ですからやはり人と人とのコミュニケーションズや信頼関係の構築もそれぞれ沢山あるでしょう。
相手の方を思いやりその方にしっかりとお向き合いなさって真摯な態度でお付き合いなさっていくことがこれからあなたにとっても大切なことです。
どうか過信や妄想したり過大な期待をするのではなく真摯に相手の方お向き合いなさって頂き、心から誠実にお付き合いなさって下さいね。
あなたがこれから素晴らしい出会いに恵まれて心からその方と気持ちを分かち合い、思いやりながらご縁を深めていかれます様心からお祈り申し上げます。