本音をぶつけて傷つけてしまいました
仲のいい年の離れた女性部下と、職場を離れても時々一緒に食事をしながら彼女のお付き合いしている男性や御家族の話を聞かせてもらっていました。
私は彼女をとても信頼し、お付き合いしている男性との未来を本心から応援していました。
気が合う同士という関係で、恋愛感情ではなく、私には絶対に失いたくない一生関わって行きたい大切な人でした。
ある時、彼女が私の上司に陰で仕事の相談事をしていることが分かり、自分が頼られていない事と上司に対する嫉妬の念が込み上げて来ました。
私を飛び越えて隠れて上司に相談するなんて、今までの信頼は何だったのかと。
今冷静になって思えば、私の浅はかで愚かな行動でした。
部下に対してストレートに自分の本音をぶつけてしまいました。
私はあなたの役に立てず迷惑な人間だから今までの様な交流はやめましょうと。
彼女は当然激怒し縁を切られてしまい、今ではまともに口を聞いて貰えなくなしました。
私はいつもこうなんです。
ついカッとなってしまい、後悔するような余計な一言をぶつけてしまい人間関係を失ってしまいます。
言葉が怖くてどんどん無口になります。
彼女はそんな私にも無条件に心を開いて自分の事を話してくれる、私には癒しとなるとても大切な存在でした。
今は喪失感でいっぱいです。
彼女を深く傷つけてしまった私は、これから先どうやって彼女に償っていけばいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今回の一件は、気付きを与えてくれる良い機会でしたね…
今回の件、結果としては良かったのではありませんか?
もし、この件がなければ、あなたと年下の女性部下との関係はどんどん深まっていったんじゃないでしょうか…いえ、はっきり申せば、あなたが一方的に彼女に思いを募らせていく結果になったのではないでしょうか。
もし、ご立腹されたなら申し訳ありません…でも、『馬鹿げたことを! そんな下心など全く無い』ならこんな回答は笑い飛ばして下さることでしょう。
別に彼女に償う必要はないのではありませんか?
これまで同様、会社での上司・部下として、仕事を円滑に進めていけばよいのではないでしょうか。
部下と仕事について話すのに、社外で食事をしながらでないと出来ない…なんてことはないはずです。
どうか、目を覚ましてください。
あなたにはもっともっと大切にし、時間を共にし、心砕く必要のある方がすぐそばにいらっしゃるのではないでしょうか。
もう一度申し上げます…今回は、あなたに大切な気付きを与えてくれたのです。
彼女に感謝しましょう。そして本来のあなたの仕事に戻りましょう…それで一件落着です。
仏様も同じようなことおっしゃると思いますが…。
質問者からのお礼
貴重な教えを頂きありがとうございます。
すべて住職の仰る通りです。
自分の事しか考えられず、大切なものを見失っておりました。
職場では因果応報、自分のしてしまった事に対する大きな試練に直面しましたが、これを乗り越えることが私の務めなのだと考え、精進して参ります。