Jアラートの朝に
回答 3
有り難し 34自分の預かり知らぬところで、生きていいいのちと奪っていいいのちの選別が行われる。少し不快になったら「死ね」と言う人々が多い小中高時代でした。故に、生きる権利は簡単に奪われるものであるもののように思います。
実際に「不快だから殺す」が個人レベルではなく国家レベルで行われる可能性があり、それがもうすぐそこまで来ていること、発射ボタンひとつで何の心構えもできないまま全てが終わることを感じた今朝、不安と恐怖に耐え切れず、書き込ませて頂きます。
物理的要因で人間は簡単に終わらされます。凄惨な死は避けられず、成す術もない。自分はあまりに無力で、何をしたって意味がないと自暴自棄になりそうです。楽観はあてになりません。苦しみと凄惨な死があるだけです。何かを信じるのも怖いです。
自分について上手くいくイメージができないことと社会的な問題が解決する見込みが得られないことで、人生に希望を持てずにいます。意欲は薄れ、渦巻く感情を持て余し、生きていけないのに生きていようとします。
物理的問題は高潔な精神でどうにかできるものではないのです。「全てが自分の思い通りになるなら何がしたい」と考えた結論は、「存在していたくない、あらゆる感覚を捨て、物理的世界から完全に解放されたい」でした。
「みんな辛いのに頑張って生きている、辛いことを我慢して適応しなければ生きていけない」
ただ吐き出したいだけ、甘えたいだけなのだと思います。本当は他人の言葉を聞き入れる余裕もなく、それだけで死にたい、死ななければならないような気になります。
駄目でした。やはり生きることが難しいです。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どんな形でも人生の途中で人が人の命を絶つことの愚かさ
人の生き死には人が決めることではない。これは間違えのないことです。
私たちがいつ生まれたかわからないように、いらないうちに命を授かり誕生する。こんな感じで生活しつつ、命を全うしていくのである。誰かの思いで、命を創り出したり消したりすることはできない。大きな力により生かされているのです。
戦争を起こす、人を殺める。そうしたことをしても、その本人もいつか死ぬ。
人は命をコントロールできるほどの存在ではないです。宇宙の活動のごく一部。自分勝手な我により命を絶つことは許されないことだと思います。
全てお任せ手放しでいきるしあわせが、
あることをお釈迦様が教えてくれています。国の規模で大きな問題を起こそうとしていますが、何よりまずは自分自身をハッキリさせることですよね。
南無阿弥陀仏
拝読させて頂きました。
あなたの苦しいお気持ちを読ませて頂きました。今迄の成長過程の中での辛い現実やあなたの痛み、そして国家の名を騙る激しい我欲にまみれた現実社会になすすべなく悲嘆に暮れるお気持ちを読ませて頂きました。
現実はあなたがおっしゃる通り私達の生存等一切お構い無しに悪業が行なわれようとしています。
そこで生きることの希望や夢も一瞬で吹き飛んでしまうことでしょう。
本当にどうすれば善いのか、何を信じれば善いのか皆目わからないのが実情と思います。
本当は私達は仏様の正しい教えを受けています。それは脈々と伝えられて私達がどうすれば善いのかを伝えて導いてくださっているのです。
又前の第一次・第二次世界大戦・太平洋戦争や数多の戦争やテロや残虐行為によって数多の尊い生命やものが破壊されて失われました。
その深い反省と懺悔によってしっかりと私達は全ての生命やものは尊い大切なことだと深く心に刻み込んで学んだと思います。
それでもそのような過去をしっかりと学ぶことを忘れて、己れの我欲の為に極悪な行為をして、自分の欲望を満たそうとする愚か者がいることも事実です。
人や生き物を我欲の為に傷つけ殺戮をすることは最悪です。大罪です。
そして現代社会は欲望と争いにまみれた本当に汚れた愚かな世界です。
私も痛切に感じます。
そのような極悪な大罪を犯した愚か者は必ずその報いを受けることとなります。己れの我欲が己れ自身を深くおとしめて己れを滅ぼすことになるからです。
あなたには仏様の正しい教えを受けとめて頂きたいと切に願います。
仏様は全ての人やものを導き救ってくださいます。仏様の国や世界は一切の悪や汚れの無い清い浄土です。
私は自分自身もあなたも皆さんも正しく仏様に導かれていき仏様に救って頂き、仏様のもとで心から安らかに穏やかに円満になりますようにと真心込めてお念仏おとなえさせて頂きます。仏様にどうか私達を救ってくださいますようにと切に願います。
南無阿弥陀仏なむあみだぶ
仏様は全てのものを必ず必ず救ってくださいます。
あなたがこれから仏様の教えを受けていかれて清らかにその生命を全うなさり、いつの日にかこの濁世を離れて、仏様の浄土にお生まれなさってくださり、心から穏やかに安心していかれますようにと心から仏様にお祈りさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶ
この身この世に救わずば、いずれの世にか救うべき
赤土様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
昨日（8/29）は、朝のお勤めから戻り、テレビを付けましたら、北朝鮮によるミサイル発射によるJアラートの報道が流されておりました・・
確かに、いつ何らかの事故や事件に巻き込まれて、儚く無下にもこの命を失ってしまうかもしれません・・
それゆえにも、善き流れ、後生の大事へと向けて、生かされてある今、できる限りに善き行いに努めて参りたいものとなります。
日本の仏教の各宗派には、それぞれ無常和讃というものがございまして、この度は、曹洞宗の和讃を以下に紹介させて頂きます。
無常御和讃
人のこの世のはかなさは
よみじに急ぐ露の身の
しばし仮寝の旅枕
憐れ常なき世なりけり
昨日の人は今日はなく
会えば別るる世の習い
夜半の嵐に散る花の
もろきは人の命なり
遅れ先立つことあれど
往きて帰らぬ旅ぞかし
この身この世に救わずば
いずれの世にか救うべき
露のひぬ間もつかの間も
励みて積めよ善根を
山の高根に咲く花は
永劫かけて香るべし
誠に、「この身この世に救わずば、いずれの世にか救うべき。露のひぬ間もつかの間も、励みて積めよ善根を」でございます。
善き因縁（原因と条件）を調えていくことにより、できる限りに善き流れに乗って参りたいものとなります。
川口英俊 合掌
