金銭を騙し取られた怒りで苦しんでいます。心穏やかになるには?
ご相談させて頂きます、ハルソラと申します。
私は数年前にとある事件に巻き込まれて200万円を騙し取られる形で失い、そこに付随する損害額も合わせたら総額500万円ほどの損失をさせられました。
(※事件内容は諸事情により割愛させて頂きますが、自身が欲を出して引っ掛かった詐欺とかでないです)
それを取り返す為に裁判など含め、万策尽くしましたが、相手がそれを支払う事が不可能である事。
またこの件にこれ以上の金銭と労力を費やす事が、自身の人生にさらなる多大な負担を強いることから、諦めるより仕方がないと一時は割り切りました。
そのように割り切りってから約6ヶ月。再びその相手に対する怒りが込み上げてきます。
その相手の侮辱的態度、行為に腹が立ち、
この一件に対処する為に仕事が出来ない時期もあって、その負債分も稼いで取り返さなければならず、
現在は給与の高さ優先で仕事を選び、自分が本当にやりたい仕事も出来ません。
私はこの事件で多大な金銭を失い、思い描いていた人生をも捻じ曲げられ、いまだに相手への怒り憤りで苦しんでいます。
私も少なからず仏教を学ぶので、「執着してはいけない」「忘れなさい」「悪いと思う物事にも良い側面もある」など考えますが、日常的に相手に対する怒りが込み上げてしまいます。
どうしたらこの相手への怒り、また失った金銭、人生に執着せずに心穏やかに前向きに生きられるのでしょうか?
どうかこの様な私に救いのお言葉、方法を教えて下さい。
お坊さまのご回答よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一度書いてみて
拝読させて頂きました。
そうですけ…それは経済的にも精神的にもショックですよね…。
やはりなかなかあきらめきれないのが実情でしょうね…。
執着や恨みや憎しみを捨てることが大切と仏教は伝えますがなかなかできないのが現世の習いです。
出来れば一度ケリをつける為にも、キリを付ける為にもあなたのその思いをありのままその方への文章として手紙に余すところなくしっかりとひたすら書いてみてはいかがでしょうか。
そして内容証明郵便にて送付なさってみてはいかがでしょう。
その請求等に法的な拘束力はないのかもしれませんが被害を受けた方はその状況について文面で加害者に訴えることはできると思います。
それを受け取ってその方がそう思うかはわかりません。
あなたはその手紙を送って心の中でキリを付けることが大切です。
その方がどう思おうともう知る必要もありません。
そこでその怒りや恨みや憎しみの気持ちをできるだけ捨て去るように心がけてください。
そして振り返ることなくこれからの未来に向かって前向きに生きて行ってください。
なかなか割り切れないかもしれませんが、そのような愚かな事はしっかりと捨て去ってあなたのこれからに人生を明るく未来に向かって歩んでいってくださいね。
あなたの未来がこれから開けていき素晴らしい出会いに恵まれて心から豊かに生きていかれます様心から祈っていますね。そしてあなたを心から応援していますね。頑張ってくださいね!
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azumaさま、ご回答ありがとうございます。
私も相手に向けた手紙で心の整理がつくと考え、すでに半年前に送りました。
相手からの返事はなく、それでも一時は整理がついて落ち着いたかのように思えましたが、再びの怒り再燃でした。
しかしkousyo Kuuyo Azumaさまのご回答の中の
>そのような愚かな事はしっかりと捨て去ってあなたのこれからに人生を明るく未来に向かって歩んでいってくださいね。
…という言葉を自分なりに改めて考え直す中で、坂村真民さんという仏教詩人の詩で
「咲くも無心 散るも無心
花は嘆かず 今を生きる」
という詩を思い出して、とにかく過去に(未来にも)こだわらず今をしっかり生きようと想い直しました。
kousyo Kuuyo Azumaさまのご回答がきっかけでいまは気持ちも比較的落ち着いて明るいです。
この気持ち、言葉を大切に生きていきたいと思います。ご回答して頂いた事をあらためて感謝致します。
追記:「おきもち」をしたいところでありますが、私のJCBカードでは振込不可のようで残念です。
対応クレジットカードを増やして頂ければ幸いと存じます事を提案したいです。