hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

犠牲

回答数回答 3
有り難し有り難し 59

※できれば女のお坊様にもコメント頂きたいです。

何故女だけ妊娠出産という犠牲を背負わなければならないのでしょう。
身体のしくみを聞いているわけではありません。
男は生殖に関しては女の上で気持ち良くなったらそれだけで子孫が残せる。
しかも種をあちこちにばら撒くことも簡単。
妊娠のリスクもない。
子どもができたって仕事をそのまま続けられる。
しかし女は自分の子孫をのこそうとすると妊娠出産せねばならず、それは腰が砕け散るような激痛を感じながらの命がけの行為。
ホルモンバランスが狂い自殺する人も多く、十月十日も行動を制限され、仕事も辞めなければならず、骨格も歪み性格すら変わってしまうこともある。
これを言うと中には「これは幸せなことなんだ」とか「女の特権だ」と言う人がいますが、私はそうは思わない。
結果的に子孫を残すのは男女とも同じなのに生殖に関する負担が余りにも違い過ぎます。
もっと納得いかないのは妊娠出産を「めでたい、祝福すべきこと」だとされていることです。
先にも述べたように妊娠出産は命がけ、もし助かっても後遺症などで苦しむ可能性もある。
にも関わらずめでたいことだとされるのは「新しい命が生まれてくる」から。
それはつまり女性の命を犠牲にしてでも子孫を残すことが良しとされているということ。
つまり女の命<<<<男の命・新しい命、というわけです。
男はこの理不尽さに対して何の疑問も持たず、「当たり前」だと思っています。
多くの女も「仕方ない」と思っています。
そして少子化も女だけのせいにされ、今や「女は家庭に入るべき」という意見も多くなってきました。
もうこんな理不尽な世の中嫌です。
消えたい。
絶望でいっぱいです。
自分に子宮がついていて筋力が男より劣る生き物だというのが嫌で嫌でたまりません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

頭の中で初めの一歩目を踏み出す前の静寂美に安住されたし✨

①(*_ _)…ああムリだ、だめだ、俺じゃ絶対だめだ…。
だめだ。どうせ、何を言っても元山本さんには受け止めてもらえないに決まっている。そうに違いない。どうせ何いっても聞く耳もってもらえないに違いない。
無理だって。だって、俺、男だし。この人、なんか女性であることに嫌気さしてるみたいだし、男の私が何言っても多分無理だわ…。
(…と、初めの状態・本来の状態から、なんも始まっていない時点から思考の踏み出し「初めの一歩」を踏み出しているとします。)
②(*_ _)「元山本…」。旧姓が山本さんなのか、それとも「山本山」みたいに上から呼んでも下から読んでも山本山みたいな「元山本」なのか…。
(…と、本当の意味を知らずに頭で勝手に「こうだ・こうに違いない」と思い込んで思考の「初めの一歩」を踏み出している状態。)

③海苔のCMで「上から呼んでも山本山、下から呼んでも山本山」ってあったけど、平仮名で読むと「やまもとやま」だから「まやともまや」じゃん、って突っ込んじゃう嫌な小学生だったっけなぁ、俺。
(最初から「そう」あることを「そうじゃない」違う観点から眺めて、本来の静寂美の状態から思考で「初めの一歩を踏み出して」アタマの世界に行っちゃっている状態。)

…以上を踏まえて、あらためまして、上から呼んでも下から呼んでも「元山本」さんこんにちは。わたくしも、上から呼んでも下から呼んでも「丹下リモコンてんこ盛り源太」ともうします。
回答になっていないかもしれませんが「ことをみるにあたり、おのれが私見をやむべし。」これが私からの回答です。

お茶って、湯呑を持つ前って、波が立ってないんです。
鐘って、鳴らさない時って、音が鳴ってないんです。
心ってあれこれ思う前って、スンゲー静かなんです。
アタマって、思考の踏み出しを進める前があるんです。
はじめの一歩を踏み出した時点で、その本来の静寂さが失われているんです。

【物事も人間も一秒ごとに本来の静寂美を全うしリニューアルしている】のです。
これをニルバーナといいます。涅槃。
あなたはあなたの女性としての涅槃・静寂美を見失っているのではないでしょうか。
「あ~女に生まれてよかった♨」と思える為にも自分の❝女性性❞を、思考の一歩を踏み出してDISらんことが大事です。
そして、あなたはこう言う。「でも…」☜ほら、そこが思考の踏み出しの始まり。

{{count}}
有り難し
おきもち

おっしゃるとおりかと思います

拝読させて頂きました。
あなたのおっしゃる通り社会的にも女性の負担が非常に多いと思います。それはやはり女性に対する未だ残る差別があるからだと思います。
今でも社会の中で女性だからという理由で多くの方がいわれなき差別を受けていると思います。
それは事実としてこれから私も皆さんも性的な差別を無くしていこうと心掛けて行動していく事は大切かと思います。
道のりはまだ長いでしょうか、一日でも早くそのような男女差別はなくしていく事が必要です。

子供を産むことについては確かに女性の負担は肉体的にも精神的にも大きいですよね。
自らの生命をかけて子供を体内で育てて大変な痛みと苦しみの中で出産をするのですから本当に大変な事と思います。恐らく男性の私達には想像を絶するかと思います。
その大変な苦痛の中で生命が誕生してくることに対して、まして私達はそのように生まれてきた事に対して深い感謝の念を持ちます。本当に有難きことです。この世に生を享けたことに本当に有難いと思います。

想像ですがやはり子供を出産した暁には例えようのない喜びが母親の心には宿るのではないかと思います。父親の大変喜びを得るでしょうがそれと比較にならない出産の悦びもあるのではないかと思います。恐らくそれも個人差があるとは思いますが自らの力で子供を産むことは何物にも代えがたい大きな経験となるのではないかとも思います。

女性として生まれて出産を経験する人しない人はいます。望んでも子供に恵まれずに苦しんでいる方深い悲しみにある方もいらっしゃることでしょう。
それはそれぞれに与えられためぐり合わせですから非力な私達ではどうすることもできません。
その様な辛い思いを抱えて生きている方もおられると思います。

人はどんな方も悩みの無い方はおられません。誰しもが望むものが得られない苦しみや思い通りにならない苦しみを抱えて生きています。
そのまま在り様を受け入れていく事が私達が健やかに幸せに生きていく為の条件でもあると思います。

生きていく事は常に四苦八苦を抱えています。それでもその事実を受け入れながら共に生きる皆さんと喜びも悲しみも分かち合いながら正しい道を歩んでいく事が本当に平等の道かと思います。

あなたがこれからも皆様共に心から豊かに思いやりながら幸せな毎日をお送り頂きます様心からご祈念申し上げます。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

極楽浄土に往生すれば全員男性

来世で、阿弥陀仏の造られた極楽浄土に生まれかわる(往生する)ことができれば、男性になれます。
極楽浄土には女性はいないからです。
極楽浄土に生まれる菩薩達の生まれ方は、蓮の華から出現するように生まれるのです。
したがって、極楽浄土には女性(出産を担当する者)がいないのです。
まぁ、女性がいないなら男性という呼び名も無いかもしれませんね。

極楽浄土に往生する方法は、口で南無阿弥陀仏と念仏をとなえて、南無阿弥陀仏で間違いなく往生できると思うだけでよいので、簡単ですね。

ところで、人間ではなくカマキリの場合は、オスが犠牲になるみたいです。
カマキリは、交尾のあと、メスがオスを食べてしまうらしいです。(必ずではないかも知れませんが。)
生物って不思議で多様性がありますね。

いずれにせよ、怒りの煩悩は悩み苦しみの原因になります。
女性であることについて怒っても、悩み苦しみストレスが増えるだけ。
怒りを手放し、あるがままの現実の中で、しなやかに、軽やかに、生きて生きましょう!
で、来世は極楽浄土へ。
南無阿弥陀仏。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

「世の中・自然」問答一覧

逆エンパス

閲覧いただきありがとうございます。 僧侶の皆様の見解を知りたいと思い相談させていただきます。 世の中には逆エンパスなる性質を持った人がいると最近学びました。 逆エンパスの特徴の一つとして ①知的障がいを持った人。介護者が必要なぐらいの障がいがある人。 ②社会的にきちんとしていない人(一般的に言われる変な人・異常者)正義感や純粋なエネルギーを浴びると居心地が悪くなり怒って反発したくなるようなタイプの人。反社会的な人。 (出典:阿倍野まことカウンセリングルーム) ①②に絡まれやすいという特徴があります。 私自身、上記のような人に遭遇しやすいと感じています。 外出すれば、3回に1回は見ず知らずの人に絡まれます。 具体例を上げますと、家族とスーパーで買い物中 「これ安いね。買おうか。」などと話していると、いきなり見ず知らずの人が近寄ってきて「うっせーな!」と去りながら捨て台詞を吐いて行かれることが良くあります。 その際、決して大きな声で騒いで話しているわけではありません。むしろ、こういった事がよく起こるので声量はかなり小さくしています。 絡んでくる人の特徴は •母娘。娘が突っかかてくる。娘は母親にピッタリくっついている。 •母親の方は我関せず。知らないふり。 •娘の年齢層は10代〜30代と幅広い。 •見た目は異常者に見えない。 このような感じです。 対処法としては 逃げる。気づかないふりをする。が 取り入れやすい方法のようです。 実践している最中ですが、 余りに酷いとつい睨みつけてしまいます。 頭では 「こいつは異常者」「私が悪いわけじゃない」と言い聞かせつつも感情が落ち着きません。 正直なところ、外出も怖くなってしまいます。医療機関などには相談しています。 家族は私以外鈍感で、私が言うまで気付かなかったり こういった事を経験したことがなく理解者はいません。 僧侶の皆様の中で似たような経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか。 また、この逆エンパスについて見解を伺いたいです。 長文失礼しました。よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 20
回答数回答 1

夜になると死にたくなる

毎日仕事、子育て、家事をこなし、特に不満もなく過ごしている日々ですが、ここ最近家事が一段落する時間や寝る直前に死にたいと思うようになりました。 正確に言えば、スマホを置いて財布だけ持って失踪したいというような、寝る直前はこのまま目が覚めないで死んでしまいたいというような感じです。 理由がわかりません。毎日不満もなく、自分的には充実しているのに、フッと感じる死にたいという感覚が不気味です。 病んでるのではないか、生理前でホルモンバランスが崩れているのではないか等考えてみたのですが、生理周期にも関係なく、そもそも病む原因もなさそうなのです。 そのうち本当に前触れもなく失踪しそうな気がしています。近付いている気がするのです。 その先には死しかないことも感覚であります。 現状に何も思い当たることがないのに、夜になると頭の中がそのことばかりになります。 旦那や友人には言えません。言われても困ると思います。忙しい人達に自分も理由が分からないことを相談し、迷惑をかけたくありません。 だけど、失踪や死に近付いているという感覚が日々強くなっていて、どうすればよいのか分かりません。

有り難し有り難し 15
回答数回答 2

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ