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人妻を好きになってしまいました

回答数回答 9
有り難し有り難し 1512

私は40代既婚子供が3人います。
相手の女性も既婚で子供が2人。
人に見られないように
二人はホテルで会うことしか出来ません。
お互いの肌が触れあってるときだけ
すべてを忘れることができるのです。
妻を愛していますので
家庭は壊したくないのです。
このままだと
身体だけを求める関係になりそうで
心が苦しいのです。
でも彼女との行為は
若い頃の情熱がよみがえり
活力が湧いてくる実感があります。
自分の愚かしさと後ろめたさでいっぱいです。
分かれるべきでしょうか?
こんな私が救われて行く道はあるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 9件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

普通に答えても面白くないので・・・(無責任回答ご容赦です)

隠れてこそこそやるのってエネルギーの消耗はあると思いますが
背徳感がたまんないですよね。
ただ、自分の部屋にエロ本を隠すのとはスケールが違いますし
当然リスクのスケールも違いますしね。
身体だけの関係が欲しいのなら「風俗へ行け!」と某市長も言ってますが・・・
身体だけの関係は続かないと思いますよ。
だってお互い年を取るから・・・
「男は同時に複数の女性を愛せる」と言った俳優さんもいましたけど。
一般論で言えば
今の家庭が壊れたら不幸になるんでしょうが
幸せの定義なんて人それぞれ
開放感で逆に幸せを感じるかもしれませんしね。
正直、善悪なんて自分基準ですもん
あなたの心の中は誰にも分かりません。
坊さんなんてもっとドロドロしてる心の闇を抱えてますもん。
だからそれを法衣で隠してるんです・・・。
アドバイスがあるのなら
「ばれないようにね」かな。
後は自己責任です。
最後に一言「知らんがな!」です。

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おきもち

山口県の浄土真宗本願寺派の住職です。
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勝手な言い分。ちゃんと相手を想って大切に。

人に言えない幸せがあってもいいとは思うのですが。。。
当人同士は 大人ですし、納得の上なのであれば、私は責める気持ちはありません。

しかし、妻を愛しておられる、家庭も壊したくない。勝手な言い分ですね。
でも、そうであれば、今の彼女との関係を いつかは終わらせないとね。相談されるということは、そう思っておられるのでしょ?

相手の彼女にも家庭があるのですから、二人で ちゃんと話し合ってくださいね。
続けるにしろ、別れるにしろ、ちゃんと相手(妻も、彼女も)を想って大切に。

裏切った時には、女は怖いですよ〜

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おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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自身を火で焼かないでください

『マーガンディヤ経』に、このようなたとえが出てきます。
ある重い皮膚病を患った人がいます。虫もわいて、かゆくてたまりません。かゆみを少しでも紛らわそうと爪でひっかき、患部を火で焼きます。ちょっとの間かゆみが治まり楽になった気がしますが、傷は悪化しますますかゆくなります。また焼く。また悪化する。その繰り返しです。その人は少しでも楽になりたい、自分が楽になる方法はこれしかないと思って火で焼き続けるのですが、治ることはありません。人の錯覚の恐ろしさを示すたとえ話です。

あなたにはなにか満たされない苦しみ、大きな悩みがほかにあり、それをこの関係で紛らわしているのではないでしょうか。そう私は感じました。もしそうであるならば、傷を悪化させるばかりか、周りの全ての人に毒を伝染させるような間違った治療法を選択しないでください。根本から治癒する道、胸を張って「幸せだ」と言える道を探してください。

このお経には続きがあります。もし適切な治療を受け皮膚病を完治させたならば、もうその人は火を見ても「体を焼きたい」とは全く思わないのです。
あなたの悩み苦しみが尽き、ご家族みなさまがお幸せで安寧でありますようにお祈り申し上げます。

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おきもち

勇気を持って

えーちゃんさま
先日「僧侶の結婚」についてご相談を頂きました、現在のご自身の状況と重ね合わせての事だったのでしょうか。

さて、今回のご質問ですが、僧侶に聞いても一般の方に聞いても「止めておきなさい」と言うでしょう。私も同じく「止めて下さい」と申し上げます。

奥さまとは10〜20年ほどの結婚期間があるのでしょうか。その奥さまを愛していて、お子さんも3人いて、幸せな家庭を築いていらっしゃいますね。
その奥さまとの関係性は、恋人から新婚を経て家族となった。抱いている愛情も、付き合い始めた頃、新婚の頃と比べて、愛情の質が変化をしている。
そんな時に相手の女性と出合い、若い頃の情熱が蘇ってしまったのではないでしょうか。

そのお気持ちそのものは否定出来ないかもしれません。
しかし行為は肯定出来ません。傷つく人が多過ぎます。
どうかどうか勇気をもって、その相手とお別れ下さい。
応援しています。

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おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...
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しあわせは自分の心が決める。

なまんだぶつ。

僧侶の結婚もありますが、僧侶の離婚も少なくないです。
僧侶の再婚もあります。

タイトルは「好きになってしまいました」とありますが、
「好きだけじゃ済まなくなってきた」という心境の方が適切でしょうか。

ルールというのは集団生活を維持するためにあるもので、個人の自己実現を助長するためにつくられたものでは本来なかった気がします。
個人のお気持ちを法で縛るには限度があると考えます。

それでも、好き嫌いに依るのではなく、法に依れと、仏に依れと、仏法から私は教わりました。
これから20年30年、好きでいられる覚悟と自信があるのは妻か人妻か家族か、自分自身なのか。一度考えていただければと思います。
ただ、いづれの存在とも別れのときはあります。
大切なのは何が好きかや、何を選ぶかではなく、別れる覚悟や備えをご自身で持てるかどうかです。

個人の尊さを大事にする立場としては人の妻という表現はあまり好みません。
人の妻だからではなく一人の人間としての尊さを、大事にしていただければ嬉しいです。

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泰庵  一法
「変えるべきは自身ではなく歩む方向」「時間とお金の使い方」「向きが変われば...
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別れるべき

えーちゃんさん、こんにちは。

えーちゃんさんは”自分の愚かしさと後ろめたさでいっぱい”になりながらも、両方ほしいんでしょうか?
彼女との”すべてを忘れること”も得つつ、家庭の幸せもほしい。

ただ・・両方とるのは難しそうですね。なぜかというと、お互いの家族がどう思うか・・です。可能性は・・・何%でしょうか?

彼女を取ったなら、えーちゃんさんと彼女以外の人間はショックを受けるでしょう。ずっと引きずります。なんの準備も出来ないですし、準備できていても・・きついダメージ。
家庭を取ったなら、実生活では何の変化もなし。ただし・・本当に、家庭は気づいていないでしょうか?相手の家族もです。・・そんなにバカじゃないでしょうし、あなたがこれから先 隠しつづけることができるでしょうか。
別れずにいたとしたらですよ。いつかばれる、不倫を理由に訴えられる、離婚&損害賠償でさんざんな人生。は目に見えているようです。。。

ただ・・いろいろな可能性がありそうです。「覚悟」があれば、貫き通すことができるかもしれません。
しかし、よくぞ告白なさってくださいました。
そのなかで、一番貫き通す方法は「別れる」でしょう。
”このままだと身体だけを求める関係になりそうで”と仰っていますが、すでにそうですね。なんのために会っているんでしょう。行為をしなくてもいいわけですよね、若い頃の情熱・活力のためなら理由は「自分」のようです。
家族が辛い思いをするから・・とか理由はなんでもいいですが、『お坊さんが「別れろ」と言っていたから』を信じてほしいと思います。

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おきもち

臨済宗妙心寺派 陽岳寺 住職 1985年生まれ。 東京都江東区深川出身・...
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このままだとあなたに関わる全ての人が不幸になります。

このままこの生活を続けていけば
あなたの愛する奥さんそして可愛い子ども達。
そして相手の家族も全て不幸になってしまいます。
あなたは十分分かっていると思います。
一瞬の快楽を取るか、今後の人生の全てを取るか
考えて下さい。

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50代、妻と娘2人。 若い頃はタイやインドなどアジアを中心に10年程旅行...
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そのときは来ます

えーちゃん様へ

こころがなぜ苦しいのでしょう?
それはある意味自分が一番わかっている部分ではありませんか。
今どういう選択をするべきか
家族を見て、そして相手の女性を見て
その選択をしなければならないときはいつか来ます。

ただ一つ、自分のペースだけで決めていると
他者が多く絡んでいることですので
痛い目にあうこともあることだけは忘れずに。合掌

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鈴木光浄
「人の一生に寄り添うことのできるお寺」を目指しております。さまざまな御縁を...
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えーちゃん様。

先ずは、先日「僧侶の結婚」についてご相談を為さいました方ですね。
其のご質問は、ご自身の現在の状況を鑑みて伺われたのでしょうね。

さて、お答えですが、
誰が何と言おうと「御自身の一時の火遊びですから、即刻お辞めなさい。」ですね。
悪い事をして、其れが悪い事と判っていて、其のときのどきどき感が忘れられずに…なだけですからね。

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色々の悩み事がこの世には沢山有ります。 大学の卒論で密教天文暦法を研究致...
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質問者からのお礼

こんな身勝手な私の質問に
こんなに沢山のお坊様が
真摯に答えていただいてありがとうございました。
お坊様のように自分を律して生きていくことは出来ませんが
自分の置かれている立場をわきまえて
己の心と向き合って結論を出そうと思います。
藤谷住職の「知らんがな」で何かはじけたような気がします。

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