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尊敬する人の末期ガン

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有り難し有り難し 80

私の人生を変えてくれた私の恩師から、
末期ガンで余命は半年と告知されました。
すでに3ヶ月経過しています。
死ぬのは怖くないらしく、人生に悔いなし
と言っていつも通り何気なく話してました。
いつもと変わらない感じでした。
受け止められません。私の唯一の相談相手
であり、私はあの人に出会ったことが
人生最大の宝物なんです。今の私があるのも
恩師のおかげなんです。
何か私にできることはありますか?
お守りを渡すのは失礼ですか??
治してね!というプレッシャーではなく、
治療がつらいときや不安なときに
何か力になれたらという意味です。
お守りを見て少しでも楽になればと。
少しパニックになりそうです


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなた だから、出来ることがあります。

そぅ。。。あなたにとっても、辛い日々ね。
大切な人が、命終えていくのを、見守ることは、大事なことよ。でも、受け入れ難いわねぇ。。。

先生は、今まで あなたを支えてくださったのねぇ。宝物。そう言える人に出遇えるなんて、素晴らしいことよ。そんな先生に、あなたが、あなただから、してあげられることがありますよ。
それはね、先生に 直接 感謝の気持ちを伝えること。照れくさくてもいいの、どれだけ 先生の存在が大きいかを、ちゃんと伝えましょう。何度でも、何度でも。それは、あなたにしか出来ないことよ。

私は、たくさんの人の最期に遇ってきました。皆さん、人生を振り返られます。後悔を口にする人もいれば、どれだけ幸せだったかを喜んでいかれる人も。
誰だって死ぬのは怖い。きっと先生もね。だけど、この命は、生まれてきて良かった。愛し愛された。自分を必要とし、誰かのために存在したんだ っていう納得が、死への苦しみを 負担を、和らげます。穏やかに。生き抜けるのよ。

だから、お守りなんかじゃなく、あなた自身が 安心を与えてあげて。
これはね、先生だけじゃない。あなた自身も、死をちゃんと受け入れて 前を向いて生きていくために、大事なことなんだよ。

それでも、悲しいときは、私がいる。
一緒に、涙しよう。
あなたの大好きな先生の話を、聞かせて。
一緒に、先生を これからも 生き続けさせてあげよう。あなたの中に。それを、私は丸ごと抱きしめてあげる。
だから、先生と最期まで、一緒に過ごして。
あなただから、出来ることだよ。

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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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御釈迦様の最後の説法!「自灯明、法灯明」

身近な人が亡く成る。事の覚悟!自分の死への覚悟!
人は必ず来ると分かっているけれど受け入れがたい「死」は悩み苦しむ事となる為
避けて通ろうとするが例外なく必ず全ての人間はこの世との別れが来ます。
恩師は平常心で死を迎える覚悟がもう出来ておられるようです。
私も二年前に死への覚悟をしなければならない完治しない病を患いました。今でも何時いかなる時にその時が来るか分からない毎日を過ごしていますが私も貴女の恩師と思いは恐らく同じ心「覚悟」が出来ていますだからもう怖い事もないし不安でも無く成られておられるんです。
貴方は何もしてあげなくていいんですよ!ただ見守ってあげるだけでいいんです。
今までも色んな事を教わって来た!今も最後の教え「覚悟」を貴女に教えられているのです。

御釈迦様が涅槃へと赴かれる時、弟子の一人が「御釈迦様がお亡くなりになる事がこんなに悲しく苦しいのであれば今後どのようにして私たちは生きて行けばよいのでしょうか」と問いかけると、お釈迦様は「自灯明、法灯明」を最後の説法を説かれました。
「自己を灯明とし、自己をたよりとして、他人をたよりとせず、法を灯明とし、法を拠り所として、他のものを拠り所としない」
自分の真実の道をしっかり自分自身で切り開き生きる事!もし迷ったり苦しく成ったりしたら私の此れまでの教えを(法)を受け継ぎ只管行きなさい!私のことなど忘れなさい!と説かれました。

今貴女がしてあげる事ではなく、貴女が出来る事を今一度考える時を恩師が教えて下さっているのです。
しっかりと受け止め教えを守り真実を見極め懸命の今の恩師の如く懸命に貴女も生きる事が今の貴方に出来る事です!

この世で終わりではありません!あの世で仏として生まれるのです!
「死ぬる命を生きているのではない、仏と成る命を今生きている」

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございました。
何度も何度も、お二人のお返事を
読み返し支えにしてきました。
恩師はまだ元気でいてくれています。
年を越すと、余命と言われる時期が
迫っていることをさらに実感しそうで
複雑な気持ちです。
でも、お二人の回答は私にとって、
とても心強く泣きながら何度も読み返し、
その度に元気をもらえました。
また弱音を吐くかもしれません。
そのときは、またよろしくお願いします。
お礼が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

「大切な人が危篤・余命宣告」問答一覧

生きている意味がわからない

夫を亡くして4年です。 長い闘病期間でしたが、話すことも出来なくなった夫に対して、私は側にいる事しか出来ませんでした。 当時、コロナで病院の面会は禁止となり、側にいることすら出来なくなりました。 1人で病室にいた夫がどんな思いで過ごしていたのか、どこが痛くて、どうして欲しいのか、それすらも聞く事が出来ないまま、最期は私の目の前で息を引き取りました。 なぜ、夫だったのか?と今でも思います。 私の家族の誰かから亡くなる人を選ばないといけないなら、私だったら良かったのに…今でも思います。 夫が亡くなった時は学生だった子供も、今では新しい家庭を作りました。 夫が亡くなり、もし私に何かあったら子供が1人になってしまうと必死に生きて来ましたが、その子供が新しい家族を持った今、私はもう全ての役目を終わらせてもいいのでは?と思っています。 自分の人生を自分で終わらせようとは思っていませんが、生きる意味も意欲も全くありません。 人前では平気な顔をしていますが、仲良く過ごす夫婦を見たり、ご主人の悪口を言える幸せに気づいていない奥さん方の話がどんどん私の心を黒く暗くしていきます。 夫が亡くなる直前に実母、夫が亡くなった直後に実父と次々に心から信頼できる家族を失ったことも私が誰にも本当の心を開かなくなった理由かもしれません。 ふと私はこれからずっと1人なんだと気づいた瞬間から絶望しかありません。 もう限界かな、と思っています。

有り難し有り難し 17
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娘の結婚と義母の死去

お読みいただきましてありがとうございます。 私には何度かの流産を乗り越え授かった娘がおります。 小学生の時からパニック発作を抱えていて、断薬の中妊娠・子育てに入り24年。 このたび娘から好きになった彼と結婚が決まりました。 24年間パニックを堪えながらも次第に症状も消え、(娘の前では発作を起こした姿を見せないようにしてきました)旅行もできるほどになりましたが、 先月義母が急逝。今までは身内の葬儀もお骨を拾うことが出来ず休ませてもらっていましたが、今回はお世話になった義母のため最後まで立ち会いました。 葬儀後は、悲しみやパニックにならないよう娘の結婚準備に専念していましたが 持病的なものの再発をきっかけにどんどん体調が悪くなり、強張る体・胃の不快感・不眠症と、パニックも再発しそうな気配です。 仲良しすぎる娘がお嫁に言ってしまう寂しさを言葉に出せず、ずっと秘めていて 苦しくてたまりません。いい母親ぶってせっせと引っ越しを手伝っていますが 娘がいないところでは体調不良で起き上がれない時もあります。 娘の母親ならどなたも体験することかと思いますが、特にパニックを起こさないような心構えがありましたらご教授下さると幸いです。

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回答数回答 1

離別の苦しみに向き合うには

こんにちは。 初めて質問させていただきます。   以前までは人並みに幸せな人生を過ごしていたと思います。 しかし、数年前に愛猫、祖父を亡くし、就職を機に実家を離れました。 孤独や悲しみを背負いながら、日々を生きておりましたが、最近になり両親が大病を患ったという報告を受けました。余命宣告はまだ受けておりませんが、ネット情報の海を潜ると5年生存率が数%しかない現実を突きつけられました。数年前に愛猫を失った記憶がフラッシュバックし、不安に過ごす毎日です。 人や動物はいつか死ぬものと知識としては理解しているのですが、見送るたびに胸が引き裂かれそうな悲しみに駆られます。もう何も失いたくないという思いの反面、また一つ私の大切なものが失われそうな現実を突きつけられ、自分の気持ちが整理できず、混乱しています。   いくつか質問させていただきます。 ① 迫りくる離別の恐怖に対して、これから私はどう向き合えば良いのでしょうか。世間の大人の方々は親を亡くしているにも関わらず気丈にふるまっていますが私にはその自信がありません。何か別れに対する心構えのようなものを頂けますでしょうか。   ② 神様?はなぜ我々に離別の苦しみを与えるのでしょうか。 出会って、愛をもらい、いつかは別れる。私も生を受け、たくさんの愛をもらい、最期には手放して旅立つと思います。法事やお坊さんのインタビューの中で「諸行無常」や「執着はいけない」といったキーワードをよく耳にします。そうであるならば、なぜ神様?は我々に「手放したくない」といった執着の思いをさせるのでしょうか。最初から出会わなければ、生まれなければ、我々は苦しみを感じずに済んでいると思います。   自分の気持ちの整理がついておらず、うまく文章化することができませんでした。 抽象的な質問になりますが、ご意見やアドバイス等頂ければ幸いです。

有り難し有り難し 10
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背中を押してください。

ガン闘病中の主人のことでお話しをきいてください。 一度は死を意識し腹をくくったつもりでしたが、本人の頑張りもあり仕事復帰もしまた日常に戻ることができていました。 誰もが逃れることのできない死まで残された日をカウントダウンするのではなく、これからは1日1日を足して生きていこうと心がけていました。 それでも、元気な姿をみていたらいつしかこのまま治るのではないかと思ってしまっていました。 もっと早く転移箇所の手術をしていたら… もっと私が病気のことに真剣に向かいあって調べていれば… 人間だから必ずお別れの日がくるけれど、主人とは1日でも長く一緒にいたい… たとえお互いに1000年の命があっても満足することはないでしょう。 やり場のない気持ちをどうしていいかもがいている最中にhasunohaにご縁をいただきました。 諸行無常、今目の前のことだけに集中して生きていく… 他の方の問答を拝見させていただき、自分の気持ちに近いものが沢山ありとても助けていただいております。 仏教の智慧も知ることができ、もっと勉強したいです。 おかげさまで落ちついている時間も増えてきました。 手術していたら治っていたかという、生死とは単純なものではないと少しだけ考えれるようになってきました。 それでもどうしようもない悲しみや主人を失う恐怖におそわれてしまいます。 そしてやはり手術に対する後悔と自分の至らなさの懺悔の気持ちにとらわれてしまいます。 そんな時は南無阿弥陀とおとなえすることしかできません。 今は入院しての抗がん剤治療中ですが、もうすぐ帰宅予定です。 本人は淡々と受け入れていくと申していましたが、本当の気持ちは今はみえてきません。 主人の前では笑顔でいたいです。 今までどおり、できる事をしていきたいです。 みえない先の心配は何の意味もないことを教わったつもりですが、目を背けてしまわないよう、逃げてしまわないよう何かお言葉をいただけないでしょうか? このように話を聞いていただける場をご提供いただけたことに改めて感謝申し上げます。 どうぞよろしくお願いいたします。

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大切な人との別れ

私は今海外にいます。婚約者と1年間同棲して、暮らしていました。 3ヶ月前彼女が腹痛を訴え、夜中に嘔吐したので朝病院に連れて行きました。彼女はそのまま救急車搬送された、今の今までに集中治療室にいます。 つい3週間ほど前に医者からもう回復の見込みはないと告げられました。どんなに投薬しても、助かることはできないようです。 彼女には連れ子がおり、私は心からその子を愛し、我が子のように向き合ってきました。 彼女が入院してから、子供は生物学上の父親のもとにいます。この国の法律では僕はどうやっても子供には会えません。 この3ヶ月の間に、全てを奪われてしまった気分です。 精神的にも限界がきてしまい、自殺も考えました。 この先僕の人生は一生苦しみを背負って生きていくしかないのでしょうか。 楽になれる方法はあるのでしょうか。 本心では彼女に回復してまた家族で暮らしたいとそうなって欲しいと願っているものの、それはもう無理だと理解しています。 誰が、何がいつどうやって僕をこの苦しみから解放してくれるのでしょうか。 今は家に落ちているシール一枚や、壊れたおもちゃを見るだけで心が締め付けられるようで、涙が溢れてきます。 彼女も気管切開もされており会話ができず、そもそも本人が苦しまないようと、投薬で眠らされている状況で苦しんでいるのを分かっていて、なんで僕たちだけがこんなに苦しまなきゃいけないんだと、やるせない気持ちでいっぱいです。 めちゃくちゃな文章なのは分かります。ただ僕は今は藁にもすがる思いでハスノハに投稿させていただいています。 魔法のように僕が楽になる方法がないのは分かっています。 昨日も心の相談窓口に問い合わせたけれどもやっぱり僕の心は救われませんでした。 死ぬしかないのか、生きるならこの苦しみを背負っていくしかないのか…そんなふうに考えてしまっています。 どうか、教えてください。僕はどうしたらいいんでしょうか。どうやって生きていけばいいのでしょうか。 生きていかないといけないんでしょうか。僕を引き留めているのは僕のことを心配してくれている家族だけです。 めちゃくちゃな文章ですけど、何卒回答をよろしくお願いいたします。

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母の余命宣告を受けて前に進めません。

1週間前に母の余命宣告を知りました。 3年前に癌の再発が分かり、今まで治療を続けてきました。現在は同居しています。 治ることはないと言われていたのでいつかはこの日が来ることを覚悟していたことですが、実際に宣告を受けた時から毎日、明日が来るのが怖くて泣いてしまいます。 母とは二人暮らしで、私には父兄弟がおらず親しい親戚もいないため、 私がしっかりして、色々と決ねばならない手続きなどを早めに決めて、余生をどう充実させるかに目を向けないと行けないことは分かっています。 しかし心が着いていかず、近い未来独りぼっちになる恐怖に毎日怯え、自分自身が生きることに後ろ向きになってしまっています。 誰しもがいつか迎える状況だとは理解していますが、早すぎる時と抱える事の重さがつらいです。誰かに胸の内を言うこともできず、つらくて書き込みさせていただきました。 こんな世界が本当に嫌で、もし全て終わったら私も消えてしまおうかなと考えることも多いです。 今後の自分の未来にはもう、楽しいことや嬉しいことなんてないのではないかと強く思います。 今はまだ母は日常生活ができる状態ですが 時間はあまりなく、自分がこんな状態でいる場合ではないのに自分のことでいっぱいになってしまっている自分に嫌気がさして余計に消えたくなります。 患者家族は元気な姿を見せ、サポートに徹さないといけないのですが、こんな状態で母にも申し訳ないです。 未来が怖くてたまりません。 どういう考え方をすれば、受け入れて前を向けるのでしょうか?情けなく弱い自分に喝をいただけませんでしょうか。

有り難し有り難し 13
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ