尊敬する人の末期ガン
私の人生を変えてくれた私の恩師から、
末期ガンで余命は半年と告知されました。
すでに3ヶ月経過しています。
死ぬのは怖くないらしく、人生に悔いなし
と言っていつも通り何気なく話してました。
いつもと変わらない感じでした。
受け止められません。私の唯一の相談相手
であり、私はあの人に出会ったことが
人生最大の宝物なんです。今の私があるのも
恩師のおかげなんです。
何か私にできることはありますか?
お守りを渡すのは失礼ですか??
治してね!というプレッシャーではなく、
治療がつらいときや不安なときに
何か力になれたらという意味です。
お守りを見て少しでも楽になればと。
少しパニックになりそうです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなた だから、出来ることがあります。
そぅ。。。あなたにとっても、辛い日々ね。
大切な人が、命終えていくのを、見守ることは、大事なことよ。でも、受け入れ難いわねぇ。。。
先生は、今まで あなたを支えてくださったのねぇ。宝物。そう言える人に出遇えるなんて、素晴らしいことよ。そんな先生に、あなたが、あなただから、してあげられることがありますよ。
それはね、先生に 直接 感謝の気持ちを伝えること。照れくさくてもいいの、どれだけ 先生の存在が大きいかを、ちゃんと伝えましょう。何度でも、何度でも。それは、あなたにしか出来ないことよ。
私は、たくさんの人の最期に遇ってきました。皆さん、人生を振り返られます。後悔を口にする人もいれば、どれだけ幸せだったかを喜んでいかれる人も。
誰だって死ぬのは怖い。きっと先生もね。だけど、この命は、生まれてきて良かった。愛し愛された。自分を必要とし、誰かのために存在したんだ っていう納得が、死への苦しみを 負担を、和らげます。穏やかに。生き抜けるのよ。
だから、お守りなんかじゃなく、あなた自身が 安心を与えてあげて。
これはね、先生だけじゃない。あなた自身も、死をちゃんと受け入れて 前を向いて生きていくために、大事なことなんだよ。
それでも、悲しいときは、私がいる。
一緒に、涙しよう。
あなたの大好きな先生の話を、聞かせて。
一緒に、先生を これからも 生き続けさせてあげよう。あなたの中に。それを、私は丸ごと抱きしめてあげる。
だから、先生と最期まで、一緒に過ごして。
あなただから、出来ることだよ。
御釈迦様の最後の説法!「自灯明、法灯明」
身近な人が亡く成る。事の覚悟!自分の死への覚悟!
人は必ず来ると分かっているけれど受け入れがたい「死」は悩み苦しむ事となる為
避けて通ろうとするが例外なく必ず全ての人間はこの世との別れが来ます。
恩師は平常心で死を迎える覚悟がもう出来ておられるようです。
私も二年前に死への覚悟をしなければならない完治しない病を患いました。今でも何時いかなる時にその時が来るか分からない毎日を過ごしていますが私も貴女の恩師と思いは恐らく同じ心「覚悟」が出来ていますだからもう怖い事もないし不安でも無く成られておられるんです。
貴方は何もしてあげなくていいんですよ!ただ見守ってあげるだけでいいんです。
今までも色んな事を教わって来た!今も最後の教え「覚悟」を貴女に教えられているのです。
御釈迦様が涅槃へと赴かれる時、弟子の一人が「御釈迦様がお亡くなりになる事がこんなに悲しく苦しいのであれば今後どのようにして私たちは生きて行けばよいのでしょうか」と問いかけると、お釈迦様は「自灯明、法灯明」を最後の説法を説かれました。
「自己を灯明とし、自己をたよりとして、他人をたよりとせず、法を灯明とし、法を拠り所として、他のものを拠り所としない」
自分の真実の道をしっかり自分自身で切り開き生きる事!もし迷ったり苦しく成ったりしたら私の此れまでの教えを(法)を受け継ぎ只管行きなさい!私のことなど忘れなさい!と説かれました。
今貴女がしてあげる事ではなく、貴女が出来る事を今一度考える時を恩師が教えて下さっているのです。
しっかりと受け止め教えを守り真実を見極め懸命の今の恩師の如く懸命に貴女も生きる事が今の貴方に出来る事です!
この世で終わりではありません!あの世で仏として生まれるのです!
「死ぬる命を生きているのではない、仏と成る命を今生きている」
質問者からのお礼
ありがとうございました。
何度も何度も、お二人のお返事を
読み返し支えにしてきました。
恩師はまだ元気でいてくれています。
年を越すと、余命と言われる時期が
迫っていることをさらに実感しそうで
複雑な気持ちです。
でも、お二人の回答は私にとって、
とても心強く泣きながら何度も読み返し、
その度に元気をもらえました。
また弱音を吐くかもしれません。
そのときは、またよろしくお願いします。
お礼が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。