忍耐力のない息子
反抗期もおさまりつつあるこの頃の長男。
高校には相変わらず行きませんが、好きなこと(美容系のこと、バイト、など)は進んでやろうとしています。
…が、バイトに行っても、気に入らないと帰ってきてしまいます。日雇いなので、相手もそう困らないのか、今のところ何も言われません。。
大人としての意見を伝えると、聞いてくれることもあれば、まったく聞く耳を持たないときもあります。
でも、世の中、そう甘くないと思うのです。
気に入らないと、逃げてしまう息子をみていると、これから美容学校に行ったとしても挫折してしまうのではないかと思ってしまいます。
このまま好きなようにやらせてよいものでしようか。
世の中、そう甘くないということをどのように伝えたら良いのでしょうか?
私立高校をやめて、美容学校に通い直し、尚且つ、通信制の高校を受講するとなると、お金もかかります。お金はやる気があるのであれば出してあげたいとは思いますが…。
お金は出さず、自分でやれ、と突き放した方が良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
忍耐力のない息子に忍耐力のないあなたが変われば変わる
子供は親が変われば変わります。
残念ながら親の影響、デカいです。
日常でそういうオーラがでていて、なんとなく安パイだ、安全地帯だ。ここならニートでも食ってけるってことがバレバレだからお子さんもやる気レスなのではないでしょうか。
親子関係において一番勉強するべきことって、本当に嘘だろ?って思うのですが、とにかくうまく言っている家庭を見倣うことが一番です。
「どなたか家庭関係がうまく言っている方はいませんか?」
インドの山奥埼玉県の凡人、凡下は、家庭関係が良くなる人達を見倣おうと、そこらじゅうを探し回ったそうです。
( ˘ω˘ )「え?うち?ニートの息子がいるよ。」
( ˘ω˘ )「え?うちは母親追い出したけど。」
( ˘ω˘ )「え?うちは旦那がDVで。」
( ˘ω˘ )「うちは旦那が拳闘狂いで飲んだくれて、育ててた矢吹さんとかいうボクサーが死んじゃって、出家したよ。」
( ˘ω˘ )「え?うちは仮面夫婦でレス期間もながくて昭和以来いたしておりませぬ。」
( ˘ω˘ )「うちは子供がhasunohaとかいうサイトにハマって100問以上質問しても全然成長しないのよ。」!(゜o゜;)
かくして凡下はいろいろな家庭を回って「ああ、うちの家庭だけじゃないんだ。みんな多かれ少なかれいろいろ問題を抱えているんだ」と気づき、自分の抱えていた問題は、相手の問題じゃなくて自分の問題じゃったわい、と悟ったとな。めでたし、めでたし。
忍とは「刃」の下に「心」。
刃を突き付けられても動じない心のあり様。
それは「わたくし」のない心です。
本当の我慢は、握るものがありません。
気にもならなくなることです。
私にとっては息子はこうなってほしい、こうなってほしいという気持ちが子供にとっては母親だけにオモニだったりします。
「わたしにとって」「わたしにとって」という親目線を一度捨ててから、改めてシラフになって考えてみると良いアイデアが沸くでしょう。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
回答していただいた、お言葉を一つ一つ考え、自分のなかに少しずつ落としていきました。
今後も、頂いたお言葉を振り返り、振り返り、考え方を変えていけたらなと思います。
ありがとうございました。