性格の悪さは治りませんか?
自分の性格の悪さが嫌でたまりません。
会社にいると、自分の嫌な部分がどんどん見えてきてしまいます。
明るくて、愛想がいい同僚を嫌いだと思ってしまいます。
いつも笑っていて、誰からも好かれる人なのに、その人の事を私はどうしても好きになれません。
笑い声を聞くとイライラするし、もっと困ればいいのにと考えてしまいます。
いつも誰かに優しくされていて、それがきっと羨ましいのだと思います。
性格のいい彼女が誰からも大切に思われるのは当然です。
それがわかっていて、なぜ彼女にもっと優しくできないんだろうと思います。
自ら人を突き放すようにしてしまう私は馬鹿だし、子供すぎるのです。
上司も他の人も、私と彼女の関係の悪さに気づいています。その原因が、私だということにも。
会社にも居場所はもうありません。
一人で頑張るしかないですが、自分のせいなので仕方がないです。
私はきっと、今のままでは誰のことも幸せにできません。
それどころか、誰かを傷つけてばかりの人生を送ってしまいそうです。
なんとかしたいのですが、気持ちが不安定になってばかりで、どうすればいいのか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そこまでわかっているならあとはやるだけ
そこまでわかっているなら、人を妬んだり羨んだりすることをやめるのです。
仏教では"自他不二"ということばがあります。
自分とそれ以外のものは二つではないのです。すぐに自他を分けたがるのが、悩める人です。←「分別」あの人と私はここが違う。あの人はいいなあ、私なんて、あの人にこんなことを言われたから私は今悩んでいる・・・等など
そういう思考の癖みたいなものがある。しかし、自他の境を作っていない時、例えば仲のいい子や兄弟の結婚を心から祝福したり、自分の子供の成長を心の底から喜んだり、人の悲しい話を聞いて共感したり、そんな時は一切隔てを作っていないでしょ。あなたにもそんな時があるはずです。
大好きなペットと夢中になって戯れることや頑張ってるなんてことを意識しないで、走ったり泳いだり運動している時、良いも悪いも損も得もなくただ掃除をしている時のように、全く自分も他人もなくその環境にどっぷりと浸りきっている時。
仕事では、その同僚の方を他人として区別している。あなたの頭の中でそう考えているのです。しかし、考え方以外のあなたの体の働きは全てを受け入れてます。その同僚を眼を向ければ見えるでしょ。拒絶したりすることなく、そしてその声も、音があればあなたと一体となり入ってくる。
あなたの体はきちんと相手を受け入れっぱなしです。あなたの考え方、「我(自我)」が邪魔をしているのです。
我を捨てること、こだわりを捨てることが何よりあなたを楽にします。自分自身を認めることにもなるし同時に同僚も認めることになる。周りの方のあなたへの評価も徐々にかわってくるはずです。
考え方や捉え方の方で解決するのではなく、あなたの体に学ぶのです。受け入れている事実に学んでください。
こころゆくまで
拝読させて頂きました。
よろしかったら菩提寺やご近所のお寺や参拝できる観光寺院にお参りなさってゆっくりと御本尊様つまり仏様にお向き合いなさってみてはいかがでしょうか?
今のあなたの様々な思いを仏様はしっかりとご覧になり受け止めて下さいます。
もし可能ならば仏様にずっとお向き合いなさって木魚をたたきながらお念仏おとなえなさって下さいね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
こころゆくまで、気が済むまで目は仏様に向かい、ただひたすらお念仏おとなえなさって下さい。
仏様のお声が必ずあなたの心に届いてきますからね。
あなたの心がしっかりと仏様にお向き合いなさり素直なお気持ちで健やかにお過ごし頂きます様心から仏様にご祈念申し上げます。
質問者からのお礼
邦元様
お言葉をありがとうございます。
仲良くしたい、楽しくやっていきたい。
そう思えば思うほど、汚い気持ちが次々生まれてきてしまうようです。
考えていることと行動がバラバラなんですよね…
Kousyo Kuuyo Azuma 様
お言葉をありがとうございます。
仏様には、とても向き合えそうにはありません。
自分の行動や考えが、恥ずかしくて仕方ないのです。
改めなければならない所が多すぎますね。